テレワークという金科玉条を掲げてネックスピーカーを買いました. Pioneer C9wireless neck speaker SE-C9NSというヤツです.色は黒.
当方の会議や,子供のオンライン授業では,結構長い時間ヘッドフォンを使うことがあるのですが,耳にはめ込むタイプだと痛みを感じるようになりました.
ヘッドフォンだと音漏れはとても少ないですが,家族の呼びかけにも応答しずらいです.かといってスピーカーで音量を上げるのも,家族が同時にテレワークをしていると憚られます.
そんな中,耳元で音を鳴らしてくれるネックスピーカーに理想を求めたわけです.
ネックスピーカーのブームは2年前ぐらいのようで,枯れた感じの製品が目に付いたのですが,このパイオニアブランドのモデルは2019年後半の発売と新しめです.
結構太いのかな?と思っていましたが,スピーカーやボタン,バッテリを内蔵する手前側の部分が太く,背側は細くなっていて,ちょうどよいサイズ感です.
重量は100gとのことで,ほぼ気になりません.海外市場を想定しているのか,首回りはゆったりしていて,会議や授業には向きますがスポーツ中の装着は難しいかも.
マイクを内蔵しているので,遠隔会議にもバッチリです.実際に使ってみたところ,従前のマイクと差異は無いようでした.
比較的新しい製品とあって,Bluetooth 5.0対応で充電はUSB-Cです.付属のUSBケーブルはUSB-A - USB-Cのタイプで,従前のUSB充電器でも大丈夫.その代わり,USB-C充電器を使うなら別途ケーブルが必要です.なお,USB-C充電口には防水キャップがあるのですが,これは早々にダメになりそうな感じです.
ボタンは全て物理ボタン.好みはあると思いますが,手探りで操作できるので当方は気に入っています.防水コーティングがなされていて,安っぽさは感じません(安くないですけど).
スペック上残念なのは,対応コーデックがSBCとAACしかないこと.AptX系に対応しないので,据え置きオーディオで音楽を聴くとかテレビ音声を転送してゲームを楽しむといった目的にはあんまり向かないように思います.
そもそも小型スピーカーを外向きに付けているものなので,音質に期待してもしょうがないでしょ・・・ということなんでしょうが,低遅延性能はあっても良かったんじゃないかと思います.
遠隔会議で使ってみると,とっても快適です.音漏れは当然ありますが,音量を上げる必要がないので最低限で済みます.耳も痛くなりませんし,周囲の音も自然に聞こえます.
首にスピーカーとマイクがくっついていますので,離席して別のことをしながらでも会議に参加できます.ベッドに寝転がったままでもイケました・・・
ここまでくると,マイクミュートのON/OFFや「手を挙げる」操作も手許でできればいいんですが!スマホ通話用のボタンがあるのですが,Zoomで使用中に押してみても何も起こりませんでした・・・