2018年4月27日金曜日

足尾に鉄とり

少し前の休みに,足尾に行ってきました.銅じゃなくて鉄とりです.

当方の腕前(とα7II)では動体を狙うのは厳しい・・・ので,のんびり系のところに出かけてきました.レンズはSEL24240です.

失礼ながらもっと人里離れたところかと思っていましたが,人家が途切れることはほとんど無いのですね.川沿いは昔から開けていたのでしょう.


まずは足尾駅に寄ってみました.わたらせ渓谷鉄道(旧足尾線)は足尾が終点かと思ってました.

古いディーゼルカーが,なぜかクリスマスの飾りつけを施されたまま置かれていました.尾灯の上にゆきだるまが載ってます.カワイイというより,ちょっと痛々しい・・

作業用の小型ディーゼル機関車でしょうか.現役なのかな?

海抜640米の表示があります.高尾山頂より高い場所にあるんですね.

足尾の次,終点の間藤に行く途中に鉄橋があります.ちょうど列車が来るタイミングだったので,構えて待ちました.お顔は逆光ですね・・・

間藤駅.立派な建物がありますが,無人駅とのこと.運転士さんが出発準備中ですが,乗客はありませんでした.

2018年4月20日金曜日

気になるSUV

ゴルフ Mk7がいつのまにか5年目に突入してます.

ついつい次の車を夢想してしまう今日この頃.ワゴンもいいけど,SUVはどうかしら?いや,買いませんよ.買えないんですけどね.

で,クルマの幅広問題.今に始まったことではないのですが,どうにも拡幅傾向が止まらないですよね.

ボルボ XC40はカッコイイと思うものの,例によって挑戦的な幅ですよね・・・一応,CセグSUVを表にしてみました.全長順で並んでいます.

名称 全長 全幅 全高 軸距 スタート価格
1JEEP Regenade42601805172525702,990,000
2MINI CROSSOVER43151820159526703,350,000
3AUDI Q344001830161526053,690,000
4VOLVO XC4044251875166027003,890,000
5MB GLA44301805150527004,060,000
6BMW X144551820161026704,170,000
7VW TIGAN45001840167526753,636,000
8SUBARU FORESTER4625181517302670-
9LEXUS NX46401845164526604,400,000

わかりにくいのでグラフにしてみました.横軸に全長,縦軸に全幅を取ってます.1800mmのゴルフでもおっかなびっくりだったのに,全てがこれを超えてるんですよね・・・

スバルは日本車らしく全長に対して全幅が控えめですね.伝統的にメルセデスベンツもスリムです.BMW X1はあえてそうしているのか,今だけなのか,1820mmは受け入れられそう.

面白いことに,1-2-3-7-9のクルマたちが対数関数を描くかのように幅1850mmに向かって緩やかな曲線を描いています.全長の伸びに対して幅の広がりはゆるやかであり,CセグSUVはなんとなく幅1850mm以下という不文律があるようです.1台の例外を除いて.

ボルボXC40はホントに幅広ですね.ボルボらしいといえばそうですが,XC40のデザインが幅広でないと成立しないのか?かなり疑問です.ドアポケットが大きいって言っても,全幅も大きいんだから当然じゃないか・・・

明らかに新世代のデザインであるXC40はアメリカと中国マーケットを向いているんでしょうかね.北欧も田舎は広いですけど都市は過密なんじゃないかと思うんですが.

ま,買えないので妄想するだけなんですけどね.

2018年4月15日日曜日

春のサンフランシスコ

久しぶりにサンフランシスコへ行ったので,カメラを持ってウロウロしました.

ロサンゼルスの記憶から「暖かい」イメージがあったのですが,サンフランシスコは結構寒いですね.晴れていれば良いのですが,雨が降ると特に.

IT景気のおかげか,ずいぶん以前と変わっているようですが,ベイエリアはやはり良いですね.

2018年4月10日火曜日

サンフランシスコ北方のワイナリー

在米の友人と,週末にサンフランシスコ北方のワイナリーを巡ってきました.

当方はワインに詳しくはないのですが,友人の案内で出かけてみました.テイスティングといっても有料です.1日で3か所巡りました.


最初はプレミアムなワイナリーとして有名なOpus Oneです.元々は寄らない予定だったのですが,飛び込んでみたら「偶然空きがあるからどうぞ」とのこと.おっかなびっくり入りました.

これまた有名な,シャトーを現代風に表現したような,ある意味新興宗教のような,ワイナリーの建屋.高価なワインを扱うだけあって,内装もスタッフも洗練されています.

飲むのはもちろんOpus One.2012年と2014年を開けてもらいました.試飲で1グラス50ドル+税ですよ.

飲んでみると,確かにおいしい.欧州ではライトなワインが流行と聞きますが,こちらはしっかりとしたボディ.さっぱりしているのに飲みごたえがある,そんな感じ.2012年と2014年も結構キャラクターが違っていて楽しいです.


次に向かったのは,Opus Oneのすぐ近くにあるFar Niente.英語でいえばFor Nothingという名前の,伝統あるワイナリーです.

車で敷地に入ると門があり,予約していないと中に入れません.こじんまりとして見える建物は創業当時のもので,とても重厚感があります.Opus Oneと好対照ですね.

ここでは,ガイド付きテイスティングを頼みました.カーブツアー&ワイン4種+αに,ワインに合わせてたチーズやパンなどが供されて,1人80ドル.

カーブは傾斜地の地下にあり,整然としていますがどことなく神秘的な雰囲気.赤ワインの樽は胴が赤いとか,縦にされているのは空樽など,ちょっとしたウンチクも学べます.カーブの奥には最古のワインも保存されています.

テイスティングでは,赤・白のほか,デザートワインも味わうことができました.ドルチェワインと呼ばれています.アイスワインのようなものか?と聞いてみると,似ているけど少し違うよ,というお答え.甘いけどさっぱりして,結構いけます.価格リスト&注文票もいただけますが,金銭感覚がマヒしそう.ドルチェワイン1本だけ買って帰りました.

なお,納屋には立派なカーコレクションが.気軽にのぞき込める場所には美しいジャガーEタイプが置かれていました.この他に,フェラーリのコレクションもあるそうな.


3件目はEHLERS Estate.歴史は長いのですが,21世紀になってから復興されたブランドです.先の2件と比べると,価格帯はだいぶリーズナブル.それでも,ふだん当方が買うような価格帯ではありませんが.

こじんまりとした建物は創建当時のものだそうで,元々醸造設備があったのですが現在はラウンジに改装されています.この奥に別の建屋があり,現在の醸造設備はそちらに設置されています.

神殿のようなOpus One,重厚なFar Nienteと対象的に,素朴な感じのする部屋でテイスティングできます.

このワイナリーは心臓血管疾患医療をサポートする非営利団体が運営しているということで,ロゴに横向きのハートマークが組み入れられています.

ここは友人が会員であることもあり,いろいろなワインを試させてもらいました.ただ,当方は既にかなりヨッパライで,後半はチェイサーばかり飲んでいました.もちろんおいしいのですが,先の2件と比べると若々しいというか,粗削りな感じもします.フラッグシップの1886というワインは一頭地抜けていると思います.

建物のまわりはブドウ畑が広がっています.古いシボレーのピックアップが置いてありました.


カリフォルニアワインも100年を超える伝統を紡ぎ,いろんな個性があるのだなあ,と改めて感じました.ただ,シリコンバレー経済のせいか,それとも洗練を極めたためか,価格帯は結構高くて驚きました.また,当方レベルの舌では,正直に価格と味はおおよそ比例しているようにも思われました.ワインを極めるのは大変そうですね・・・

2018年4月6日金曜日

成田で飛行機撮ってみる

先日,久しぶりに成田発で米国へ行く機会があり,α7IIとSEL24240を持っていきました.

成田空港へ早めについたら・・・もちろんカメラを抱えて展望デッキですね.

いままで調布飛行場でしか撮ったことがなかった身としては,大型機が次々来る成田は楽しいです.展望デッキの金網にはところどころ四角い窓が開けてあって,撮影に好都合です.

例によって必死にカメラを振り回しているだけなんですが,記録がてら並べてみたいと思います.


鮮やかな尾翼のフィリピン航空のA321がやってきました.ちょっと後ろから見るお顔は,ホッペがプクッと膨らんでいるみたいでカワイイですね.

お馴染みのANA B787が離陸するところ.ちょっと遠いのでコントラストが下がり気味です.Lightroomでキチッとレタッチすれば変わるのかな?勉強しないといけないことが多いですね・・・

中国国際航空のA320でしょうか.驚くほど急角度で上昇していきました.パイロットは空軍出身か?ちょっと逆光がキツイです.

エバー航空のサンリオキャラクター機が上昇していきます.ファニーなキャラクターとキーンな航空機との対比がシュールですね.


搭乗する飛行機は決まっているので,時間帯が選べないのは残念なところ.ちょっと逆光ぎみです.この条件では,α7II+SEL24240はしばしばピントを大外しし,その後なかなか復帰しません.思いきってMFモードにして,着陸機を指標にピントを固定しました.

α7IIIはAF性能が大幅に上がっているらしいですね・・・ゴクリ.

2018年4月1日日曜日

SEL35F28Z 買ってしまった

少々の後ろめたさを感じつつ,SEL35F28Zを買ってしまいました・・・エイプリルフールじゃないですよ.

便利ズームを抱えていても,35mmをよく使うなあ,という実感があり,もう少し性能を感じるレンズが欲しいなあ,と思っておりました.

とはいえ,元々はオールドレンズ母艦として購入したα.日本光学の3.5cmがあるというのに,旭光学の28mmがあるというのに,ソニーの35mmを買っていいものか・・・しばらく悩みました.

一時期,かなりSEL24105Gに惹かれていたのですが,その価格とSEL24240との被りにどうも決断ができず,モンモンとしていたところ,気づいたらポチッておりました.

ソニーFEレンズとしてはかなり小型ではありますが,大先輩のニッコール3.5cmと比べると少し太く長いです.明るさでは大先輩がF2.5と若干上回りますが,新入りは自動でピントが合うんです!

マウント外径と鏡筒外径が合わせてあるので,α6000につけてもスッキリ・コンパクト.換算焦点距離も50mmちょっとで,標準レンズとして使えます.自分への言い訳がひとつ増えました.

ま,相変わらず何を撮りたいのかよくわかってない自分は変わらないわけですが.


さて,SEL35F28Zといえば,寄れない問題とフード問題.α6000との組み合わせでは,余計な出っ張りのないフジツボ型はベストマッチに思えますが,バッテリーグリップ付きのα7IIではいまいち物足りない・・・そこで手持ちのPENTAXフードを引っ張り出してみました.ペンタックスの主要レンズはフィルタ径が49mmでSEL35F28Zと同じなのです.

まずはPENTAX FA43mm に付属の金属フード.MH-RA49という型番ですね.コンパクトですが厚みがあっていい感じ・・・ではありますが,フード外径が鏡筒より小さく,見た目の迫力はイマイチかな.ケラレることはありませんが.

次いで,Takumar 50mm用 の金属フード.古くて簡素なフードですが,案外イケてるんじゃないでしょうか.やっぱりフードはこれぐらいの大きさがあったほうがサマになるような気がします.50mm用ですが,ケラレはありませんでした.なお,材質はプラになりますがPH-RA49というよく似た形状のフードが今も入手可能なようです.

なお,SEL35F28Zは内周に49mm径のフィルタネジが切ってあり,その外周に付属フードを取り付けるためのバヨネットがあります.なので,フィルタだけつけると独特の顔になります.この上から被せるようにして付属フードを付けることもできます.

それにしても,ソニーのサイトから純正フードの情報を得るのが非常に難しいのは困ったものです.ストアの正面から入って行っても少ししか表示されないけど,検索で入ると出るとか,それでも細かい情報は全然ないとか.それぞれのレンズ専用部品という考え方なんでしょうけれども.


SEL35F28ZはAFも速くて(SEL50M28比)使いやすいのですが,少々高いですよね.SEL35F14Zが飛び切り高価なので,選択の余地がないわけですが,50mmや85mmのようにf=1.8程度で入手しやすいモデルを出してほしいですね.

あ,もう買っちゃったから,やっぱり出さなくていいです.