少々の後ろめたさを感じつつ,SEL35F28Zを買ってしまいました・・・エイプリルフールじゃないですよ.
便利ズームを抱えていても,35mmをよく使うなあ,という実感があり,もう少し性能を感じるレンズが欲しいなあ,と思っておりました.
とはいえ,元々はオールドレンズ母艦として購入したα.日本光学の3.5cmがあるというのに,旭光学の28mmがあるというのに,ソニーの35mmを買っていいものか・・・しばらく悩みました.
一時期,かなりSEL24105Gに惹かれていたのですが,その価格とSEL24240との被りにどうも決断ができず,モンモンとしていたところ,気づいたらポチッておりました.
ソニーFEレンズとしてはかなり小型ではありますが,大先輩のニッコール3.5cmと比べると少し太く長いです.明るさでは大先輩がF2.5と若干上回りますが,新入りは自動でピントが合うんです!
マウント外径と鏡筒外径が合わせてあるので,α6000につけてもスッキリ・コンパクト.換算焦点距離も50mmちょっとで,標準レンズとして使えます.自分への言い訳がひとつ増えました.
ま,相変わらず何を撮りたいのかよくわかってない自分は変わらないわけですが.
さて,SEL35F28Zといえば,寄れない問題とフード問題.α6000との組み合わせでは,余計な出っ張りのないフジツボ型はベストマッチに思えますが,バッテリーグリップ付きのα7IIではいまいち物足りない・・・そこで手持ちのPENTAXフードを引っ張り出してみました.ペンタックスの主要レンズはフィルタ径が49mmでSEL35F28Zと同じなのです.
まずはPENTAX FA43mm に付属の金属フード.MH-RA49という型番ですね.コンパクトですが厚みがあっていい感じ・・・ではありますが,フード外径が鏡筒より小さく,見た目の迫力はイマイチかな.ケラレることはありませんが.
次いで,Takumar 50mm用 の金属フード.古くて簡素なフードですが,案外イケてるんじゃないでしょうか.やっぱりフードはこれぐらいの大きさがあったほうがサマになるような気がします.50mm用ですが,ケラレはありませんでした.なお,材質はプラになりますがPH-RA49というよく似た形状のフードが今も入手可能なようです.
なお,SEL35F28Zは内周に49mm径のフィルタネジが切ってあり,その外周に付属フードを取り付けるためのバヨネットがあります.なので,フィルタだけつけると独特の顔になります.この上から被せるようにして付属フードを付けることもできます.
それにしても,ソニーのサイトから純正フードの情報を得るのが非常に難しいのは困ったものです.ストアの正面から入って行っても少ししか表示されないけど,検索で入ると出るとか,それでも細かい情報は全然ないとか.それぞれのレンズ専用部品という考え方なんでしょうけれども.
SEL35F28ZはAFも速くて(SEL50M28比)使いやすいのですが,少々高いですよね.SEL35F14Zが飛び切り高価なので,選択の余地がないわけですが,50mmや85mmのようにf=1.8程度で入手しやすいモデルを出してほしいですね.
あ,もう買っちゃったから,やっぱり出さなくていいです.
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