2024年1月29日月曜日

SELP1635G

35mmが狭く感じるなんて.

3年前に購入したSEL20F18Gは瑞々しい写りと373gという軽さで気に入っているのですが,やはり20mm固定となると他に交換レンズの準備が前提になります.

そんな中,(あくまで比較として)低価格・小型のSELP1635Gが登場したので購入しました.

16mmという焦点距離に興味があったのと,35mmまでカバーできる万能性がコンパクトにまとまっている,という点に惹かれました.

レビューではよくコンパクトだと書かれるこのレンズですが,イメージしていたSEL20F18Gよりは一回り大きいです.フィルタ径も67mmに対して72mmです.ただ,重量は353gとむしろ軽いことには驚かされます.

なお,20mmから70mmまでカバーするSEL2070Gもありますが,当方どうにも50mm~70mmに意識が向かないので,より広角をとりました.

さらなる広角ならSEL1224Gがありますが,高価なのと12mmは難しそうなので考えませんでした.

モデル名焦点距離[mm]重量[g]最大径[mm]長さ[mm]フィルタ径
SELP1635G16-35353818872mm
SEL20F18G20373748567mm
SEL2070G20-70488799972mm
SEL1224G12-2456587117装着不可

ズーム操作については,リングとレバーが両方備わります.

ズームの操作性についてはいろいろ言われるところですが,確かにワンテンポ遅れて動作する印象は否めないですね.せっかく電動ズームなのですから,16mm, 20mm, 24mm, 28mmといった定番焦点距離に移動する,みたいな機能が欲しいです.


機能とは全く関係ありませんが,SONYレンズは型番標記がまちまちです.SELP1635Gは無印SEL24240と同じ単純な印刷になっておりました.

手許のレンズを見てみると,SEL20F18G, SEL24105Gは立体文字の銘板,SEL35F28Zは掘り込みにインクを流してありました.SEL50F25Gは印刷ですが,インクが盛り上がって少し立体感があります.

フォントも微妙に違えば,初期のSEL35F28Zは小数点がピリオドではなくカンマ(欧州式?)ですね.

SONY的には,銘板で飾り立てるのはやめよう,という方向性なのでしょうかね.絞りリングやカスタムボタン,AF/MFや絞りクリックの切り替えスイッチなど,鏡筒上のアイテムが多くなってきているせいかもしれません.

2024年1月25日木曜日

分割型キーボードとペン型マウス

またキーボード買ってるよこの人・・・

どうにも昨年末から右手手首の痛みがあり,なんとかしたいと思う今日この頃です.

もしかして,キーボードやマウスを扱う際に,手首を不自然に捻るのがよくないのかも・・・などと例によって物欲方面に思考が流れた結果,キーボードとマウスを変えてみました.

分割型キーボード

古来エルゴノミックなキーボードは多数ありますが,今回は左右分割型を選んでみました.

具体的には,FILCO Majestouch Xacro M10SP US配列 Cherry MX 青軸,にしました.

US配列で左右分割,というだけでなく,中央部に縦2列,10個ものマクロキーを備えるのが特徴です.

DIPスイッチによるキー配置切り替えとマクロ機能によるキー置換が可能な,多才なキーボードです.早速,CAPSと左CTRLを入れ替えたうえで,CAPSをFnキー(修飾キー)に設定しました.交換用キーキャップも付属しています.

カーソルキーはRAZER Huntsman miniと同じくFn+IJKLなので,ほぼ同様な感覚で打鍵できます.

中央のマクロキー下段(スペースキーの並び)は,オフィシャルページから別のファームウェアをダウンロードすることでFnキーに変えることもできます.逆に言うと,Fnキーの自由な増設はできません(ここはRAZERがすごいところ).

当方は右Windowsキーと右CTRLキーをマクロでM5, M10に割り当てて,さらにPower toysでこれらにIME-Convert/Non-convertを割り当てることで,USキーボード上で変換・無変換キーを作っています.

軸はいくつか選べるようですが,当方はクリッキーな青軸を選びました.Huntsuman miniの紫軸(光学式クリッキー)と比べると,より打撃的なクリック感がありますね.

機能的には文句ないキーボードなのですが,ちょっと悩ましい問題点があります.それは,起動時にケーブルを抜き差ししないと認識しない,という問題です.

当方のPCですと,起動時にBIOS画面で「No keyboard detected」と表示され,放っておくとWindowsが起動するもののキーボードは認識していません.左右をつなぐケーブルを挿しなおすとすぐに認識するので,そんなに重大な問題か?と問われると悩むのですが,気分のよいことではありません.

オフィシャルページにも「(キーボードが認識されないときは)ケーブルを挿しなおしてください」とあって,認知はされているようなのですが.

なお,左右のキーボードを結ぶケーブルはUSB-C形状ですが専用品だそうです.

ペン型マウス

マウスの操作も手首によろしくないのではないか・・・と思ってペン型マウスを買ってみました.

以前,同様の理由から縦型マウスを買ってみたのですが,垂直加重が大きいのか滑りがイマイチで微妙な操作が難しく,結局使わなくなってしまいました.そこで今回はペン型に希望をつないでみたのです.

当方が購入したのはサンワサプライの製品です.電池版と充電版があったのですが,電池版のほうが圧倒的に安かったのでそちらにしました.Bluetoothでペアリングします.

使ってみてどうか・・・というと,まあ,それなりに使える,という印象です.

縦型マウスとは逆に摩擦抵抗がすごく少ないので,しっかり持って位置決めしてやる必要があります.ペンというより筆のように立て気味に持つと良いように感じています.

左クリックボタンは良い位置にあるのですが,そこに指を合わせるとホイールを回すのに苦労します.ダブルクリックは慣れないと位置がずれてしまうので,練習が必要です.

慣れこそ最高のインターフェイス,だそうなので,もう少し練習してみます.

2024年1月16日火曜日

窓ふきロボット買いました

Tosima W2という窓ふきロボットを買いました.Amazonで2万円台半ばでした.

当方の自宅にはベランダのない2階の窓が複数ありまして,ガラス磨きの鬼門となっておりました.

長脚立でも届かないので,いつも窓から決死の覚悟で半身を乗り出しておりましたが,無理な姿勢でワイパーを動かしても拭き跡が残ってしまい,割に合わない作業だなと感じておりました.

数年前から窓ふきロボットは各種ありますが,比較的高価だったので躊躇しておりましたが,Amazonで比較的評判がよく価格もまあ妥協できるこの製品を見つけて,さっそく買ってみた次第です.

結論から言って,十分に使える製品だな,と感じました.

モーターが生み出す負圧で窓に張り付くのですが,ちょっとやそっとでは?がれない強さがあり安心できそうです.

上下の円形パッドを回転させながら移動するのですが,案外上手に窓を拭いてくれます.

事前にしっかり窓の汚れを落としておき,フレッシュなパッドを使う限りにおいて望外に役立ちます.

使い方のコツ?

このロボット,クリーニングパッドを2枚(上下)に装着して使用するのですが,このパッドが12枚(6組)も入っていて「太っ腹だなぁ」と当初思ったのですが,使ってみるとこれぐら必要だな,と感じました.

パッドが完全に濡れてしまい,ペタッと張り付くような状態になると,移動するときにビビり音がするようになり,サッシの角と誤認して途中で清掃をやめてしまうことがありました.

また,清掃を途中で中断しない場合でも,清掃後に取り外す際,明瞭に円形のパッド跡が残ってしまうようでした.

当方の印象では,掃き出し窓2面分を清掃したらパッド交換,という感じでパッドをフレッシュな状態に保つとキレイかつ完全に動作してくれるように思いました.

なので,一度に(パッドを洗濯&乾燥させることなく)作業できるのは掃き出し窓12面分ぐらいかな,と思います.

それでも,安全な場所や手の届きやすい場所は人間が拭き,それ以外の場所をロボットに任せることで負荷を半減させることができました.

耐久性はまだ分かりませんが,かなり満足しています.