2018年11月23日金曜日

ウォークマン NW-WS623 買いました

ウォークマン NW-WS623を買いました.Bluetoothヘッドホンでもあり音楽再生機でもある,というヤツです.通勤用です.

水泳を含むスポーツシーンでの使用を強く打ち出しているこの製品.左右のヘッドユニットが弾性のあるネックバンドで結ばれた形をしています.毎日満員電車に乗る当方にとって,スマホから延びるヘッドフォンのコードが引っかからないことや,外れて落下する可能性が極めて低そうなことから,あえてこの製品を選びました.

極めてそっけない箱に入ってやってくる本製品,さらに通勤用なので地味な色にしました.現在は,ネックバンドがない完全左右独立型の製品も多数登場していますが,本製品は頭を挟み込むような感じで装着するので,外れない安心感は他の追従を許しません.

イヤーピースは4サイズ×2種(通常用と水中用)が付属しています.当方,カナル型ヘッドホンでは小さめのイヤーピースを付けて深めに耳へ入れるのが好みだったのですが,イヤーピースにテンションがかかる本製品の場合,外耳の特定箇所が押されるようでしっくりきませんでした.

逆に少し大きめのイヤーピースにすると,遮音性がより高まっていい感じではあるものの,動くうちに耳へグググッと入ってくるような感じで,これも外すときに痛みを感じました.結果として,当初から装着されていた標準サイズ(接合部が緑色)に落ち着いています.この製品,モノが適度にヤレて,耳のほうも慣れてくるまでは最適セッティングを探るしかないように思います.

音質については,まあ,それなりという感じだと思います.低音も出ますが,キレイに鳴ってる,という印象は残念ながらありません.スポーツや通勤に使う分には十分だと思います.

注目の外音取り込み機能ですが,風切り音やエアコンファンなどによるノイズには弱い(不快な取り込みになる)ように思います.当方は,街を歩いているときはオン,電車内に入ったらオフにしています.

操作性については,当方けっこう気に入っております.コンパクトさをあまり追及していないおかげでボタンが多数あり,ダイレクトな操作が可能です.ボタン配置はすぐに覚えられると思います.願わくば,PCなどからデフォルト設定(電源ON時は常にBluetoothヘッドフォンモードになる)の変更ができると良いなあ,と思います.

BluetoothによりスマホやPCとペアリングするわけですが,複数のペアリング情報を記憶しておけるようです.Skype用ヘッドセットとしても使ってみようと思っています.

Skagenのスマートウオッチと併せて使うと,リモコンが付いたような形になります.便利といえば便利ですが,通勤電車内で曲名が表示されちゃいますね・・・

電話がかかってきたらどうなるのか?ですが,ヘッドフォンモードは当然として,ウォークマンモードであっても(ペアリングがされていれば)音楽が止まって着信音が鳴ります.当方は便利だと思いますが,邪魔だと思う方もおられるかも.

同じ外観で少し高価な16GMメモリタイプもありますが,曲の検索がやりにくい(アルバム単位とかプレイリスト単位とか,要するにフォルダ単位)ので,あまり多数の曲を入れておいても意味が無いかな,と思います.上述のとおり,操作性には特段の問題がないので,リモコンも要らないなあ,と思います.

通勤野郎はスマホが常に傍にありますから,原則としてBluetoothヘッドフォンとして使うことが想定されているように感じますが,満員電車では電波が干渉するのか,音が途切れとぎれになることがあります.そういうとき,ウォークマンモードが心強いですね.

総じて,通勤ユーザーにも非常に適合する好製品だと思います.

2018年11月9日金曜日

プラスチック遠沈管購入

万年筆のボトルインクをできるだけ使い切ろうと,プラスチック遠沈管を買いました.

当方の手元にも,いつのまにかボトルインクが何本かあります.いずれもリザーバーはついていないタイプなので,インクの水位が下がると万年筆へ吸い上げられなくなります.

赤ペン用に使っていたパイロット色彩雫のミニボトルがだいぶ減り,いよいよ吸い上げられなくなったので,この対策にプラスチック遠沈管を買ったのです.

正確な名称や分類はよくわからないのですが,先端が尖った形状をしているプラスチック製の試験管です.ネジ込み式のキャップも付いていますから,コレに少なくなったボトルインクを移し替えれば,リザーバー相当の吸引補助と残インク保管が同時にできちゃう!と思ったのです.


実際にやってみました.ペンはパイロットのカスタムヘリテイジ92です.色彩雫ミニボトルはこのあたりまで減ると吸引できません.傾けるともう少しいけそうですが,瓶の口径が小さめでペンがあまり中で動きません.

コレを遠沈管に移してペンを入れますとこんな感じ.3ml程度の残量でしたが,しっかり吸えました.ミニボトルは15ml入りで売られているので,オリジナルボトルのままだと10~15%は吸えないのかな?という印象です.

エーデルシュタインのインク瓶とかカッコイイけど,どれぐらいまで吸えるんだろうか・・・

ちょっと失敗だったのは,当方が15mlの遠沈管を買ってしまったことです.キャップをしたままの万年筆を眺めて「大丈夫だろ」とAmazonでポチったのですが,ちょっと長すぎました.ペン先を管の先まで沈めてしまうと,胴軸が支えられず尾栓が回せません.

インク残量としてはもう1回分ありそうですが,その際は管を切らないとダメかも.安いので切ればいいんですけど,インクの保存は(別の管に移さないと)できなくなっちゃいます.

さっきAmazonを見たら10mlタイプもあるようなので,そちらも注文することにしました.