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2022年6月13日月曜日

3本目のコクーン

PILOTの万年筆,Cocoonを買いました.中字,3本目です.色はホワイト.

この万年筆は鉄ペンですが,すごくインクフローと書き味が良く,日常使いに最適です.

嵌合キャップなので高級感はありませんが,パチンとやるだけで開閉できるのはとても便利.

価格は2500円前後です.


当方はエーデルシュタインのタンザナイトを入れており,ソフトなインクをたっぷり流しながらクッキリの文字を書かせてくれます.

金ペンとはフィーリングが異なりますが,タッチは軟らかく快適です.


ただ,数年使っているとだんだんフローが緩くなるというか,乾燥が早くなるというか・・・正確なことは分からないのですが,新品時の性能を保てなくなるようです.

当方の筆圧が高いのかな?クリップも油断すると錆びるので,そもそも耐久性重視な設計ではなさそう.


ま,海外ブランドの高級万年筆と比べれば1/10以下の価格なので,調子が悪いと感じたら買い替えてしまうことにしています.

パーツだけ売ってくれるとちょっとエコかもしれない・・・けど,カラーバリエーションが豊富なので,買い替える度に色も変えて気分一新しています.

2022年3月24日木曜日

遠沈管スタンド

プラ遠沈管と簡易スタンドで万年筆インクを使い切るぞ!


当方,万年筆にインクを入れて筆記具として使っております.最近は署名か赤入れにしかペンを使わないので,趣味っぽい運用でも何とかなっております.

インクはやわらかい(流れの良い)ペリカンのエーデルシュタインを愛用しております.ボトルのデザインはカッコイイのですが,残り1/4ぐらいからインクが吸いにくくなります.

さすがにそれではモッタイナイので,スポイトで遠沈管へ移し替えてペンに吸わせております.


遠沈管は化学・生物実験に使われるような小さなボトルで,先端が尖った形状をしています.プラ製のものはAmazon等で格安に買えるのですが,このままだと自立しません.

スタンドを買っても良いのですが,なんとなく釣り合わないような気がして・・・紙コップで工作しました.

紙コップのフチを15mmぐらい切ってひっくり返し,底に十字の切れ目を入れて,遠沈管をブスっと挿すだけ.機能はバッチリです.


なお,遠沈管は様々なサイズがありますが,10mlのものがちょうど良い感じです.15mlだと長さもあって,遠沈管の底のほうのインクを吸うときに万年筆の胴軸を押さえられず,吸い上げ操作ができません.

2021年10月17日日曜日

パラレルペン

パラレルペンなるものを買いました.

パイロットが出しているカリグラフィ用のペンで,混色が可能な専用インクカートリッジと合わせて使い,太幅の文字を書くためのペンです.

ペン先が2枚の板を平行に合わせたような形をしているのが名前の由来だそうです.ペン先の幅は各種あるのですが,当方は3.8mmを選んでみました.

当方,カリグラフィをやるためではなく,ラインマーカーとして使いたくて買ってみました.パイロットの製品らしく,同社の万年筆用コンバーターが使えると聞いたのです.

以前,ペリカンのハイライターというBBニブの極太ペンをハイライターインクとセットで買って使っていたのですが,いかにBBとはいえ文字を覆うような用途には細すぎます.

キャップが緩みやすいというペリカンにありがちな弱点もあって1年ほどで使わなくなり,インクだけ残っておりました.

さっそくコンバーターを装着して,ハイライターインクを吸い上げてみました.

コンバーター自体はきっちり嵌るのですが,ペン先もしくはペン軸先端部の機密構造が万年筆とは違うようで,インクの吸い上げには少々手間取りました.結局,ペン軸を大胆にインクへ浸してみたところ,それなりに吸い上げられました.

ラインマーカーとして使ってみると,それなりにハイライトできます.パラレルなペン先をきっちり紙に沿わせるには,少し練習が必要でしょう.

またハイライターインクと紙(やトナー)の相性があるようで,多少インクをまだらに弾いてしまうことがありました.

それでも,自分の好きなインクでラインマーカーを使える,というのは魅力的だな,と思います.ペリカンのハイライターペンよりはるかに安価なので,気楽に試せるのがいいですね.

2021年4月15日木曜日

次期オーガナイザー選定の悩み

ペン,ノートに小物,名刺やちょっとした資料をひとまとめにして持ちあるけるオーガナイザー.

当方はアシュフォード(Ashford)のノマドA5,型番8169という革製品を愛用しております.既に丸5年が経過していますが,たまにラナパーを塗る程度のメンテナンスで現在も健在です.ただ,大型ポケットの端が少しだけ裂けてきているのに先日気づきました.

現時点で機能的な問題は全くないものの,製品寿命が無限であるはずもなく,次期製品をネットで探し始めたのです.

で,探してもコレに類似するような製品はほとんどなく,困ったなと思った次第.いまのコイツを大切に使っていかないといけないのかな.


アシュフォード的には「ダイアリーカバー」とよぶカテゴリの製品,なんだか最近はあまり活発に製品が投入されていないようです.他社のものも,ホントに「カバー」という製品が多く,8169に類似したものは無いんです.

当方が8169を気に入っている理由はいくつもあるのですが,大きいのは「ペンホルダーが2か所ある」ことと「A4収納ポケットがある」という点です.

この8169に特徴的なのは,よくある長辺に沿ったペンホルダーに加えて,上側の短辺にも収納式のペンホルダーがあることです.2本ペンが挿せるので,暗色インクのペンに加えて赤ペンなどをオーガナイザーに収納することができるのです.

また,長辺側のペンホルダーはフラップでくるまれる形になるのですが,短辺側は露出するので,すぐに取り出すことができます.

こういう形でペンホルダーを2か所に設けるのは難しいことだとは思えないのですが,他の製品で採用しているものが皆無なのは残念です.アシュフォードの製品でも,8169の後継に8225というのがあったのですが,ペンホルダーはシングルでした.

もう1点のA4収納ポケット.このオーガナイザーはA5サイズですが,展開すると背側全体が薄いポケットになっていて,A4の書類を収めることができます.曲がり癖は付いてしまいますが,折ることなく収納できます.

このご時世に対面で渡される書類は,人目につくのがよろしくないものも多く,完全に収納して運べるのはとてもありがたいのです.この機能は,現行品のアシュフォード・ディープ・ダイアリーカバーA5,型番8236にもありますね.

このほか,名刺&カードポケット,iPad miniが入る大型ポケット,フラップ型のカードポケットなど,考えうる機能を満載しているのがこの8169なんです.


現在でも,システム手帳(リングバインダー付きのもの)は面白い形のものもあるようですが,当方はノートを頻繁に差し替えて使うので,リングバインダーは不要なのです.スケジュールはとうの昔にGoogle先生へ頼りっきりですし・・・数年先のイベントも入れておけるのはデジタルの圧倒的な長所ですね.

アシュフォードさん,8169を再生産してくれないかな・・・

2018年11月9日金曜日

プラスチック遠沈管購入

万年筆のボトルインクをできるだけ使い切ろうと,プラスチック遠沈管を買いました.

当方の手元にも,いつのまにかボトルインクが何本かあります.いずれもリザーバーはついていないタイプなので,インクの水位が下がると万年筆へ吸い上げられなくなります.

赤ペン用に使っていたパイロット色彩雫のミニボトルがだいぶ減り,いよいよ吸い上げられなくなったので,この対策にプラスチック遠沈管を買ったのです.

正確な名称や分類はよくわからないのですが,先端が尖った形状をしているプラスチック製の試験管です.ネジ込み式のキャップも付いていますから,コレに少なくなったボトルインクを移し替えれば,リザーバー相当の吸引補助と残インク保管が同時にできちゃう!と思ったのです.


実際にやってみました.ペンはパイロットのカスタムヘリテイジ92です.色彩雫ミニボトルはこのあたりまで減ると吸引できません.傾けるともう少しいけそうですが,瓶の口径が小さめでペンがあまり中で動きません.

コレを遠沈管に移してペンを入れますとこんな感じ.3ml程度の残量でしたが,しっかり吸えました.ミニボトルは15ml入りで売られているので,オリジナルボトルのままだと10~15%は吸えないのかな?という印象です.

エーデルシュタインのインク瓶とかカッコイイけど,どれぐらいまで吸えるんだろうか・・・

ちょっと失敗だったのは,当方が15mlの遠沈管を買ってしまったことです.キャップをしたままの万年筆を眺めて「大丈夫だろ」とAmazonでポチったのですが,ちょっと長すぎました.ペン先を管の先まで沈めてしまうと,胴軸が支えられず尾栓が回せません.

インク残量としてはもう1回分ありそうですが,その際は管を切らないとダメかも.安いので切ればいいんですけど,インクの保存は(別の管に移さないと)できなくなっちゃいます.

さっきAmazonを見たら10mlタイプもあるようなので,そちらも注文することにしました.

2018年10月27日土曜日

カスタムヘリテイジ92透明ブラック

インクを貰ったらペンが生えてきた・・・

先日頂戴したエーデルシュタインのタンザナイト,喜び勇んで入れております.このインク,フローが良いというか緩いので,当方の鉄ペン軍団でもたっぷり出て良いのですが,その分結構な勢いで減ります.

容量の小さいCON-40を使っていると,インクが充分に残っているか心配になります.

パイロットの鉄ペン,特にコクーンの書き味は当方とても気に入っているのですが,胴軸を外さないと中身を確認できません.国産万年筆って,インク窓を備えた製品があんまりないですよね・・・

そんなわけで,半透明ボディでインクタンク大きめのパイロット・カスタムヘリテイジ92を購入しました.太字(Bニブ)の透明オレンジに続いて2本目です.

今回も主力ペンとして中字(Mニブ)を選びました.当方の常用ペンはみな中字なのですが,細いカヴァリエはやっぱりペン先が硬いです.

カスタムヘリテイジ92の書き味はコクーンと似ていますが,そこは金ペン,ニブが柔軟にしなる印象があります.なんというか,コクーンはニブ全体が力を受け止めている感じなのですが,コレはもう少し各部が独立した動きをしているような,そんな柔らかさがあります.

中細字(FM)も選べるのですが,くっきり太い字で書きたいのでMで良かったと思っています.

カスタムヘリテイジ92はノンカラー(透明)が人気のようなのですが,インナーキャップや尾栓が透明グレーで,正直なところ透明感が弱めです.そんなわけで透明ブラックを選びました.派手さは皆無なので,会議に持っていくのも安心です.

目立たないものの,尾栓の色は本体の透明ブラックとは違います.ペリカンの透明軸モデルは尾栓まで同じ色なので,やっぱりキレイ.値段が違うとはいえ,パイロットももう少しこだわって欲しいところです.

肝心のインク残量については・・・エーデルシュタインのタンザナイトを入れた限りにおいては,あんまりよく分かりません.透明度の問題というより,タンク内壁に付着している分と液体の部分がうまく見分けられないというか・・・かなり減ってくれば分かるはず,と思っています.

2018年10月20日土曜日

エーデルシュタインのインク

先日ペリカンのインクを買ったところなのですが,プレゼントでエーデルシュタインのタンザナイトを頂きました.

いわば贈答用インクという感じで,綺麗なガラス瓶に収められていますね.容量は4001ブルーブラックより若干少ないのですが,ボトルは大きく存在感があります.キャップのペリカンロゴがシルバーですね.

このボトル,4001ブルーブラックよりわずかに背が高いのですが,当方の机の引き出しにギリギリ収まります.尤も,このボトルなら机上に出しておいてもいいですが.

さっそくペンに入れてみますと,フローが良いというか緩いというか,よく流れるインクだな,という印象です.

筆圧を掛けずに太い線が書ける,というのは当方の好みなので良いのですが,紙を選ぶというか,一部にじむ紙もあるようです.当方の手元ではロルバーンノートとの相性はバッチリですが,会議で出てきたコピー用紙(ブランド不明)ではちょっとにじむことがありました.

2018年9月25日火曜日

Perikanのインク

万年筆用のボトルインク,Pelikan 4001 ブルーブラックを買ってみました.

当方,Pilotの鉄ペンを愛用しており,ずっとカートリッジ派だったのですが,以前は一箱12本入りだったカートリッジが5本入りになり,少々割高感というか,ストックの面倒さを感じるようになりました.3本のペンで使っていると,結構すぐなくなるんです.

そこで,ここいらでボトルインクを使ってみることにしました.コンバーターは当然Pilot製を選ぶわけですが,インクはどうしよう?Pilotからは「色彩雫」というシリーズで微妙な色合いのインクが発売されています.当方もミニボトル3本組を買ったことがあります.

でも,今回はペリカンを選びました.その理由は・・・ボトルの物理的な高さにあります.

当方が使っている年代物のデスク,引き出しの高さが低いのです.色彩雫はミニボトルでも引っかかって入りません.ペリカンのボトルはギリギリOKなんです!並べてみると,ほんの数ミリですが.

そんなわけで,Pelikanに切り替えました.Pilot純正インクもカートリッジとボトルで微妙に違う,と噂に聞きますが,鈍い私にとってこのペリカン君は「おおよそ同じ」という印象です.

62.5ml 入りですので,1年以上持つんじゃないかと思います.

2018年3月12日月曜日

ロルバーン2題

またロルバーンのダイアリーとノートを買ってしまいました.ま,ノートは消耗品だし・・・

2018-2019・3月始まりのダイアリーが店頭に並びましたが,渋いオリーブ色に一目ぼれ.昨年は通常のグリーンを使いましたが,ちょうどその代替にピッタリです.文字はゴールド,リングは黒,バンドはブルーのLサイズです.

もう1つは成田空港限定デザイン.こういうのがあるって知りませんでした.数種類あるのですが,一番のお気に入りはこの成田空港そのものが描かれたもの.そもそもRollbahnは滑走路って意味なのですよね?これはダイアリーではなく通常のLサイズノートです.その分,価格も安い.久しぶりの成田は遠かったけど,思わぬ収穫がありました.

2018年2月8日木曜日

ロルバーン ダイアリー ドッグL レッド

ロルバーンのダイアリー・Lサイズを買いました.

例によって単なる「リング大きめ・ページ数多め」のノートとして使います.

鮮烈な朱色に,今年の干支である犬.閃光のように目に飛び込んできて,思わず手にとってしまいました.

東洋的な犬種ではありませんが・・・

2017年10月30日月曜日

ロルバーンの木目調ダイアリー

2018年のダイアリーが並ぶ季節になりました.

来年1月始まりの業務が決まったので,早速ダイアリーを購入しました.シルエットがA5に収まるLサイズです.

ロルバーンにすることは決めていて,文具店に行ってみると,木目調のヤツがあるじゃないですか!色決めではいつも迷うのですが,コレは分かりやすいと思って即決しました.

そういえば,ロルバーンのノートには,ベージュっぽいグレーはありますが茶系の色は無いですね.

当方が購入したのは明るい木目に白文字の「ライトブラウン」.濃い木目に金文字の「ダークブラウン」もありましたたが,それはまた今度に.白リングにグレーのバンドが新鮮な印象です.

スケジュール管理はGoogle先生に全てお願いしているので,ダイアリーらしく使うことはありません.でも,ノートと比べてダイアリーはページ数が多くリングも大きいので,こちらを購入しています.もう少し価格差が縮まるといいんですけどね.

2017年3月24日金曜日

ロルバーンノート・ミニとペン

ロルバーンノートがすっかり気に入り,ミニサイズもメモ帳として買いました.

正確にはロルバーンポケット付きメモミニ,という名称だそうですが,サイズが105mm×82mmとポケットに容易に収まり,かつしっかりした表紙のリングノートで立ったままメモが取れます.気軽にページをちぎって他人に渡すこともできて,非常に重宝しています.

これに合わせるペン,何かいいものはないか・・・というのが今回の話題.このメモは飛行機の機内にも持ち込むので万年筆はNG.ついでに税関申告書などを書くことも考え,ボールペンで探すことにしました.

リングに挿して縦105mmに収まるようなペンがあるとベストなのですが,凝ったギミックのあるペンは生産中止になりやすいようです.かといって非常に細身の「手帳用ペン」は握りにくい.できればポケットの中でペン先が容易には露出しない仕組みになっていてほしい.

そんな思いでAmazon(ネット)と世界堂(実店舗)を徘徊し,2本のボールペンを買いました.

1本はぺんてるの「スリッチ手帳用」.その筋?では有名なペンです.ペン先は0.3mmと少々神経質な感じですがゲルインクです.0.5mmで形状が良く似た「手帳用ボールペン」もあります.ペン立てに大量に入って売られていました.定価は500円+税.

カラーバリエーションが豊富なのも特徴ですが,黒とか茶といった色はありません.なので思い切ってオレンジにしてみました.ごく普通のノック式ボールペンで,長さは105mm です.細身ではありますが極細ではない,という微妙な軸.

早速ロルバーンのミニに挿してみると・・・すんなり収まりますが,ちょうどノック部分が飛び出すような形になります.バネが強めなのでそう簡単にはペン先が露出することはなさそうな感じですが,ちょっと心配です.

もう1本はパイロットの「タイムライン」シリーズ.ペン先だけでなく先端部を格納できる2段階式のボールペンです.万年筆のように松(先端部が木製,7000円+税)竹(金属,5000円+税)梅(樹脂,3000円+税)がありまして,当方はもちろん梅を購入.なかなか未来的でカッコイイのですが,長さは120mmあります.その代わり十分な太さがあり,書き心地は快適です.0.7mmのボールなのでメモを書きなぐるような用途にピッタリ.

ペン先を出すには先端部をヒネるのですが,2段階にクリックが設定されており,なおかつ戻す方向にバネが仕込まれているので,ペン先が知らずに露出することはまずないと思います.これはポイントが高い.ただし,すぐメモを取ろうとするときには少々まどろっこしいかも.

ロルバーンのミニと合わせてみると,さすがにちょっと長い.でも握りやすさ・書きやすさはスリッチよりだいぶ上です.

長さが105mmのタイムラインがあればいいのに・・・と夢想しても始まらないので,とりあえず交互に使ってみて組み合わせるペンを決めようと思います.

2017年3月11日土曜日

カスタムヘリテイジ92透明オレンジ

透明オレンジ色の万年筆なんて買うヤツはいない.そんな風に考えていた時期が俺にもありました.

このところの文具散財の最後を飾るべく当方の手許にやってきた万年筆,PILOT Custum Heritage 92.なんといっても強烈な透明オレンジが身上です.今は手許にあったパイロット・色彩雫の「紅葉」を入れております.

今回の万年筆は赤インク用に探しました.近年は添削というと文章だけでなくパワーポイントプレゼンテーションもよく対象になるので,図や大きな文字に負けないクッキリした太字を書ける赤ペンを欲していたのです.

これまではLAMYのBニブを使っておりましたが,いかにもペン先が硬いのです.正しい角度で適切な紙に当てたときの太い線は素晴らしいのですが,スウィートスポットから外れると途端にかすれたり引っかかりを感じたり.要するところ,当方との相性がイマイチだったのです.

そういうわけで,国産ブランド万年筆のBニブを探すことにしました.LAMYのBと同等の太さとなると,国産ブランドではBBが近いとは思うのですが,少し細目を試してみることにしたのです.

そしてもう1つ,インク残量が見えることを条件にしました.太字で書くとインクの減りが早いですから.しかし日本メーカーの万年筆はLAMYにあるような「のぞき穴」がお好みではないようなので,いわゆる「透明軸」で探しました.

さて,似た者(キワモノ?)仲間のPelikan M205DUOと並べてみると,カスタムヘリテイジ92のほうがかなり長いですが,雰囲気は案外似ています.お尻のところが,ペリカンは本体と同色なのにパイロットはスモークグレーなんですよね.メーカーWebを見ているときは気になりませんでしたが,並べてみるとちょっと残念.ここもオレンジにしてほしかった.

ニブは14Kではありますが,ロジウム仕上げで銀色です.クリップもシンプルな形なので,気取ることなく使えそう.鉄ペンばかり使っている当方は多少柔らかいタッチを期待していたのですが,太字(B)ということもあってか,かなりガッシリした書き味です.

LAMYのB, Pelikan BB(ハイライター), そしてPilot Bで線を引いて比べてみました.やはり海外メーカーのBよりは細いですが,予想よりもしっかり太い線が書けます.これから赤入れに活躍してもらう予定です.


オレンジ色に行きつくまで

いざ探してみると,日本メーカーで太字をラインナップするシリーズは意外と少数です.透明軸,という条件まで加えると,次表ぐらいしか見つけられませんでした.

太字(B)ニブ+(半)透明軸がある日本メーカー万年筆
メーカー製品名透明軸ニブ税別価格Amazon参考
プラチナ#3776センチュリー△14K10,0006,499
パイロットカスタムヘリテイジ92○14K15,00010,500
セーラープロフェッショナルギア・スリム○14K-12,000
プラチナ#3776センチュリーニース○14K20,00014,550
パイロットカスタム823△14K30,00021,051
セーラープロフェッショナルギア銀○21K60,00049,372

今回の条件を満たす最も安価な製品は,プラチナの3776センチュリーとなりそうです.赤インクを入れるとなればボルドー軸ですね.コンバーターを入れても7,000円前後で買えそうです.逆に言うと,鉄ペンのように3,000円以下で選び放題,というのは無理ですね.

しかしながら,どうにも保守的なデザインですよね,3776.そこが良い,という方も多いとは思うのですが,これまで鉄ペンばかり買ってきた身からすると,せっかく価格帯を上げるならもう少しこうグッとくるヤツは無いかな,などと欲がでます.

同じ3776センチュリーでも「ニース」と名付けられたもの,透明軸にピンクゴールドの金具を備えた製品がまた魅力的なんですよね・・・値段は倍になってしまいますが.

その次に安価なヤツを探すと,もう1万円を超えてしまいますがパイロットのカスタムヘリテイジ92があがってきます.これはラインナップ全色が透明系で,無色はもちろんスモーキーな黒,青,そしてオレンジがあります.

当方も最初にこの製品を知ったとき「オレンジは無いよな」と思いましたよ.ボルドーでもコハクでもなく鮮やかなオレンジ.定価15,000円の金ペンで透明オレンジ.常識的には無色か黒でしょう.

しかし,なぜか印象に強く残ったんですよね・・・オレンジ.

これまで使ってきたLAMYは透明軸で,赤インクを入れれば赤い(印象の)ペンになります.ただ,細いコンバーターに収まったインクがそんなに綺麗に見えるかというとそうでもないし,ラフに使っているとキャップに赤インクが付着したり.「面白い」けど「美しい」わけでもないんです.

そう考えると,(赤インクを入れるので)暖色系の色が付いているほうがいいんじゃないか,そんな風に思いなおしました.尤も,そこから常識的に導き出される結論は,価格面でも汚れの目立たなさを考えても「プラチナ 3776 センチュリー ボルドー」でしょう.そう分かっているのに,何故か忘れられないんですよ,オレンジ.

結局,しばし逡巡した後,オレンジにしました.

2017年3月3日金曜日

ロルバーン・ノートとダイアリーの違い

ロルバーンのノートがいい感じなので,Lサイズのダイアリーも買い増しました.

ロルバーンのダイアリーは冒頭にカレンダーが付いているだけなので,どうせならノートでなくてダイアリのほうが便利かな?と思ったのです.

それにしても同じLサイズなのに値段が違うなー,とノートとダイアリーを重ねてみると,実際に違います.

まずダイアリーのほうが厚い.ノートにカレンダーが付いているんだから当然なのですが,それ以外のメモページやPPポケットも増量されていて,リングも大きくなっていました.何より手に取った感触がかなり違います.

製品呼称 価格 メモ PPポケット
ポケット付メモL 464円 140ページ 5枚
ダイアリーL 1080円 165ページ 12枚

ダイアリーのリングが大きいのは良い面もあり,差し込めるペンの選択肢がかなり広がります.PILOTの丸っこい鉄ペン,Cocoonもすんなり収まりました.

一方,ダイアリーカバーやノートカバーへの収まりはキツくなるでしょうし,ノートに比べて軽快感は失われます.

もちろん好みに合わせて選べばいいわけですが,細かく作り分けているんだなあ,と感心した次第です.やる気さえあれば,ノートにダイアリーのカレンダー部を移植したりもできそうですが・・・

2017年2月25日土曜日

ロルバーンノートのサイズ

前から使ってみたかったロルバーンのリングノート,3月始まりダイアリーの販売が始まったこともあり買ってみました.

日本製なのになぜかドイツ語標記なんですよね.色はイエロー.ルフトハンザっぽい?A5サイズのダイアリーとLサイズのノートです.

ロルバーンのダイアリーは冒頭にカレンダーが付いているだけで,後はノート.その自由さが素晴らしい.


ロルバーンノートのサイズ問題

さて,ロルバーンノートを眺めて悩むのが,サイズ感が掴みにくいこと.A・B系列よりちょっと横に広く,手に持ったときのバランスは良いのですが.

まずはどんなサイズがあるのか表にしてみました.価格(税込)はWEBショップのものですが,XL サイズのダイアリーはもう売ってないみたいです.

サイズ呼称 縦x横[mm] ノート価格 ダイアリー価格
XL 207x260 918 (2180)
A5 163x216 756 1296
L 138x180 464 1080
Slim 90x165 378 -
Mini 76x105 270 810
Micro 48x65 345 -

この表を見て,A5を基準に大きさを想像すればいいんじゃないか・・・と当方も思ったのですが,いざ店頭でA5版を手に取ってみると「なんだか大きい」のです.

規格としてのA5サイズは148x210[mm]であることは頭で分かってはいるのですが,リングノートとして常識的なサイズなのか?それを超えて大きいのか?気になるので具体的に比べてみました.

青いA5の紙を用意し,ロルバーンA5,L,そして手持ちのマルマン・ニーモシネA5(Mnemosyne 182)に当てがってみたのが次の写真です.

ロルバーンA5とA5青紙
ロルバーンLとA5青紙
ニーモシネA5とA5青紙

見てお分かりのとおり,ロルバーンA5はA5青紙より一回り大きいサイズです.縦方向はもちろん,横方向にもリングの分以上に大きく,手に取ってA5と感じるサイズを超えています.中のノートはミシン目から切り離せるのですが,その切り離せる部分がほぼA5サイズ,ということのようです.末尾にあるクリアポケットには,A5青紙がピッタリ収まりました.

一方,ロルバーンLはA5サイズより明らかに小さく,A5青紙にすっぽり収まる大きさです.特に縦方向が小さいのですが,リングまで含めるとほぼA5の横幅になっています.なお,LはA5よりゴムバンドも細いものが使われていました.

ニーモシネのA5は明快にA5です.リングの半分弱がオーバーしますが,まあ「A5リングノート」と言われてイメージするサイズと合致しているのではないでしょうか.

別にサイズが規格と異なろうが,使用感が良ければOKなわけですし,厚手の表紙にゴムバンドを備えるロルバーンノートは単独で出撃することを前提としているとは思うのですが,敢えてノートカバー(オーガナイザー)への収まりも見てみました.

当方愛用のAshford 8169というA5用ダイアリーカバーを引き合いに出してみます.なお,ニーモシネA5はちょうどいい感じで収まります.

小さいほうのロルバーンLから試してみます.もちろん収まりますが,上下の隙間が少し開きます.その余裕が,ゴムバンドごと背表紙をスリットに押し込む際の余裕にもつながっています.横方向はニーモシネA5とリングの分だけ変わる,という感じですね.これはアリかも.

一方,ロルバーンのA5はその名称とは裏腹に,このダイアリーカバーとおおよそ同じ大きさです.表紙・背表紙を差し込むスリットには,そもそも縦方向がオーバーして入りません.スリットへ差し込まずに置いてダイアリーカバーを閉じようとしてもスナップボタンが締まりませんでした.要するところ,ロルバーンのA5はA5オーガナイザーのサイズ,ということなのですね.


ロルバーンノートのリング

さて,ついでにロルバーンノートのリングについても確認しました.写真(真ん中はニーモシネ)を見てお分かりの通り,A5とLではリングの大きさがかなり違います(値段もかなり違いますけど).

太いA5のリングなら,大抵のペンを挿すことができると思います.当方の鉄ペン,PILOT Cocoonもすんなり収まりました.スリムなCavalierなら余裕です.

一方,Lのほうだと,それなりにペンを選ぶようです.Cavalierはギリギリ収まりませんでした.同じくPILOTの2+1 Slim(最大径8.7mm)という3色ペンは収まりましたので,この程度の太さまでが限界のようです.尤も,この3色ペンはクリップの取り付け位置が低めで,リングの外へ大きくはみ出してしまいますが.


以上,長々とロルバーンノートのサイズについて考察しました.当方,Webショップのみならず店頭でも「これって・・・」と悩んだので,何かの参考になれば幸いです.

2017年2月18日土曜日

PILOT万年筆 Cavalier

細身の万年筆,パイロットのカヴァリエを買いました.黒軸・中字(M)です.

当方,筆圧をかけずにクッキリ字が書けるということで,万年筆を常用しています.スキャンやキャプチャの時代,鉛筆(シャープペン)よりも記録を残しやすい気がします.

万年筆とは言っても,懐のさみしい当方は鉄ペン派.めんどくさがりなのでカートリッジを愛用しています.

今回は,先般購入したノートパッドカバーと一緒に持ち歩くためのペンを買いました.件のolivettiにはペンホルダが無いため,どこか隙間に挟み込んでおく目論見で,スリムなペンを探しました.

カートリッジが兼用できるようパイロットから探したところ,カヴァリエ(Cavalier:騎士)という細さがウリのシリーズが用意されていました.色(と名前)からして,女性向けを意識しているようですね.

選んだのは黒軸.カヴァリエには単色とマーブル模様の2シリーズがあり,後者のほうが高価です.「コハク」も綺麗だなと思いましたが,実用のための鉄ペン,と思い直して単色の黒を選びました.

この黒,ラメが混じった少し淡い感じの黒で,チャコールグレーの濃いヤツ,という雰囲気.写真で見るよりずっとキレイで,期待していなかっただけに気に入りました.

同じパイロットの鉄ペン仲間,Cocoonと並べてみますと,そのスリムさが良く分かります.どちらも嵌合型のキャップですが,カヴァリエのほうはお尻にもカチっと小気味よく嵌ります.コクーンは丸っこいデザインなので,キャップをお尻に付けるのは諦めています.

カヴァリエのニブは金色ですが金ではありません.コクーンのような装飾もなく,素っ気ないペン先です.細身なので,コクーンよりさらに硬い印象です.どちらも中字(M)ですが,カヴァリエのほうが太いような気がしています.個体差かもしれませんが.

細いことが最大の特徴であるカヴァリエは,期待通りノートパッドフォルダの隙間にちんまり収まります.ニーモシネやロルバーンのリングノートのリング部にもすんなり入りますので,今後の活躍に期待です.ただ,やはりコクーンぐらい太いほうが,角度をつけて使うことの多い万年筆では持ちやすですね.

2017年2月15日水曜日

ノートパッドフォルダに中身を入れる

先般購入したolivettiノートパッドフォルダに入れる中身が揃いました.

まずはノートパッド.いわゆるA4サイズのリーガルパッドなら何でもいいのですが,ELCOという会社のヤツにしてみました.方眼,糊止め,ミシン目入り,表紙無し.ちょっと贅沢にも思いましたが,最初なので・・・使い方が分かってきたら,格安ノートパッドに切り替えたいと思います.

RHODIAのドットパッドにも惹かれるものがありましたが,フォルダに入れるのに表紙付きだと面倒に思えて止めました.いずれにせよ,当社比かなりの贅沢です.

そしてもう1つ,ミドリのカレンダーリフィル.実は当初よりノートパッドとこのカレンダーを組み合わせたくてノートパッドフォルダを選んだのです.

このカレンダーリフィル,何が良いって潔く「カレンダーしかない」こと.年次カレンダーに続いて見開き,つまりA3サイズの月カレンダーが12か月分続くと,終了.余計な記録部分は全く無く,装飾も全く無く,スリム.ノートバッドと組み合わせるのにこれ以上のものはありません.

なお,当方スケジュール管理は完全にGoogle先生へお願いしているので,このカレンダーには〆切やイベントのみを書いておく予定です.

当然ながら全く無理なくフォルダに収まりますが,A4サイズはやはり大きいですね.厚み・重量は組み合わせるノートパッド次第ではありますが,気軽にカバンに入れて,という雰囲気ではありません.ペンホルダが無いこともあり,基本的に社内の会議での記録や,手帳からの整理転記に活躍してもらう計画です.

それにつけてもペンホルダがあればなあ・・・ペン共々これから探します.