しつこくテレビドアホンの話.
テレビドアホンは本体だけでは役に立たないわけで,玄関子機や室内子機を一緒に使うことになります.本体には複数の子機を増設できる場合がほとんどなのですが,それら子機の互換性が気になる,という話です.
こういう製品は後方互換性を確保するものかと思っていましたが,最近専用化が進んでいるようで不安です.
アイホン,パナソニックの互換表は一生懸命探すと以下のURLにあります.
アイホンの場合,玄関子機の互換性がほぼ無いのには驚きます.モデルサイクルは比較的長いようなのですが,玄関子機はどの程度市場に出してくれるのでしょうか.
室内子機は,WJ-4WDという機種が比較的多くの親機で共通に使えるようです.登録できる親機が多いと製品供給も期待できそうだな,と思います.ただ,当方が購入候補に挙げたWM-14AはWM-1Wという室内子機型番で,表によるとWJ-4WDとは互換性がありません.
WM-14Aは2017年3月発売と比較的新しいので,今後の室内子機はWM-1Wになるのかな?と思ったのですが,より新しいWP-24Aは再びWJ-4WDに戻っています.最廉価機だけ子機が違うんですね.WJ-4WDを登録可能にしておいてくれればいいのに.
パナの場合,玄関子機はけっこう互換性があります.一方,以前はある程度室内子機の互換性があり,WD612, WD622といった端末はそれなりに多くの親機に対応していますし,逆にSWD303シリーズは結構多くの室内子機に対応しています.
しかし,より新しいSWZ300ほか,現行機はほぼ室内子機が専用化されており,互換性がありません.見た目は全く区別できませんが・・・理由はあるのでしょうが「最新の室内子機を買えば大丈夫」としてほしいのがユーザーの希望だと確信しています.
また,流通の問題なのでしょうが,セット販売品に比べと単品販売品の価格に驚きます.子機が故障したら,互換表を見ながら最廉価のセット品を買うほうが安いようです.
このため,通販サイトでは型番が明記されていなかったり,正規の箱に入っていない「新品」の出品が目につきます.おそらくセット購入して余った部材を売っているのだと思いますが,新品保証などは効かないでしょう.
個人販売よりも住宅建材マーケットのほうが大きいのでしょうが,少々ゆがんだ市場だな,という印象を持たざるを得ないのが残念です.
かつては一般的だった,音声通話のみの子機.パナソニック製なんですが,現在の親機で対応しているものは無いようでした.
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