2021年5月19日水曜日

テレビドアホン,迷うよね.

テレビドアホンの更新にあたって,機種選定に悩んだので備忘録的にメモしておきます.

カメラ付きインターホン(パナ流ではテレビドアホン)は,パナソニックとアイホンがほぼ独占していて,2社の製品ラインから選ぶことになります.

モニター付きワイヤレス子機(以下「室内子機」)を前提に品定めすると,両社ともおおよそ次のようなグレード構成でした.

  1. 本体モニタ小,玄関子機ノーマルレンズ
  2. 本体モニタ小,玄関子機ワイドレンズ
  3. 本体モニタ中,スマホ対応
  4. 本体モニタ大,全部入り

全体としてアイホンのほうが安いのですが,ちょっとラインナップ更新が遅れているようなイメージもあります.全部入り機も案外手頃な実売価格なのですが,取り付け金具がコンセントボックス3個分と大きく,既存機を外してからの加工が手間そうなので止めました.

アイホンなら,値段の安さを生かして最廉価機であるWM-14A(ROCOポータブル)を選ぶのがよさそうだな,と思いました.

パナは安価な方から200,300,500,700番台となっています.値段はアイホンよりも高い印象です.200と300番台は2020年11月に新機種となっていますね.

200番台は室内子機1台まで,300番台からは急に最大6台になります.割り切った設計でトラブルを避けているのでしょう.

アイホンと比べ価格的メリットが無いので,パナ機を選ぶなら中級機以上でしょう.具体的にはVL-SWD505KFかな.


ではどちらにするか?2021年5月初旬,Amazon価格ではWM-14AとVL-SWD505KFには約2万円の開きがあります.

ここで考えたのが,増設用室内子機の入手性です.室内子機は後から増設できますが,その子機の汎用性が低く専用品を入手しなければなりません.

数年使ってみて「増設しよう!」と思っても,既に対応子機が廃盤になっていたり,著しく入手先が限られて高価だったり,ということが予想されます.現時点でAmazon検索してみても,子機単品は低価格のセット品と変わらないような価格で販売されています.

WM-14AとVL-SWD505KFの差額を考えると,使うかどうかによらずWM-14Aの2台目室内子機を買ってしまう,ということも考えられますが,ワイドカメラ,画面サイズやネット対応などの機能差がありながら価格差を生かせない,という印象もあります.

VL-SWD505KFはWiFi機能を有していて,スマホを室内子機のようにできます.この性能については「おまけ程度」というレビューもあり期待しすぎてはいけませんが,家庭内ネットであれば何とか使えそうだ,というのが当方の印象です.

つまり,VL-SWD505KFを選んでおけば,後から室内子機を増やしたいと思ったとき,(多少のガマンは必要として)スマホで代用できるのでは?と思ったのです.

そんな理由でVL-SWD505KFを選んだ次第です.

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