ロルバーンノートがすっかり気に入り,ミニサイズもメモ帳として買いました.
正確にはロルバーンポケット付きメモミニ,という名称だそうですが,サイズが105mm×82mmとポケットに容易に収まり,かつしっかりした表紙のリングノートで立ったままメモが取れます.気軽にページをちぎって他人に渡すこともできて,非常に重宝しています.
これに合わせるペン,何かいいものはないか・・・というのが今回の話題.このメモは飛行機の機内にも持ち込むので万年筆はNG.ついでに税関申告書などを書くことも考え,ボールペンで探すことにしました.
リングに挿して縦105mmに収まるようなペンがあるとベストなのですが,凝ったギミックのあるペンは生産中止になりやすいようです.かといって非常に細身の「手帳用ペン」は握りにくい.できればポケットの中でペン先が容易には露出しない仕組みになっていてほしい.
そんな思いでAmazon(ネット)と世界堂(実店舗)を徘徊し,2本のボールペンを買いました.
1本はぺんてるの「スリッチ手帳用」.その筋?では有名なペンです.ペン先は0.3mmと少々神経質な感じですがゲルインクです.0.5mmで形状が良く似た「手帳用ボールペン」もあります.ペン立てに大量に入って売られていました.定価は500円+税.
カラーバリエーションが豊富なのも特徴ですが,黒とか茶といった色はありません.なので思い切ってオレンジにしてみました.ごく普通のノック式ボールペンで,長さは105mm です.細身ではありますが極細ではない,という微妙な軸.
早速ロルバーンのミニに挿してみると・・・すんなり収まりますが,ちょうどノック部分が飛び出すような形になります.バネが強めなのでそう簡単にはペン先が露出することはなさそうな感じですが,ちょっと心配です.
もう1本はパイロットの「タイムライン」シリーズ.ペン先だけでなく先端部を格納できる2段階式のボールペンです.万年筆のように松(先端部が木製,7000円+税)竹(金属,5000円+税)梅(樹脂,3000円+税)がありまして,当方はもちろん梅を購入.なかなか未来的でカッコイイのですが,長さは120mmあります.その代わり十分な太さがあり,書き心地は快適です.0.7mmのボールなのでメモを書きなぐるような用途にピッタリ.
ペン先を出すには先端部をヒネるのですが,2段階にクリックが設定されており,なおかつ戻す方向にバネが仕込まれているので,ペン先が知らずに露出することはまずないと思います.これはポイントが高い.ただし,すぐメモを取ろうとするときには少々まどろっこしいかも.
ロルバーンのミニと合わせてみると,さすがにちょっと長い.でも握りやすさ・書きやすさはスリッチよりだいぶ上です.
長さが105mmのタイムラインがあればいいのに・・・と夢想しても始まらないので,とりあえず交互に使ってみて組み合わせるペンを決めようと思います.