2021年11月3日水曜日

OneDrive (1TB) を契約

Microsoftのクラウドサービス,OneDriveのプレミアム版(1TB)を契約しました.

コロナ禍で出張が皆無となり,出勤自体も減っていた状況がこれから変わりそう,ということで,可能な範囲でクラウドベースのファイル管理に移行しておこうと思い立ちました.

もう少し具体的には,OneDriveの「ファイルオンデマンド」が結構使える印象で,ストレージが少ないSurface Goでも活用できると判断して移行しました.


そうは言っても,オッサンの当方はクラウドを100%信用はできません.通信トラブルによる損傷も心配ですし,ランサムウェア等の被害を受けたら全面的に波及するのは怖いです.

そこで,暇を出されていたPCも引っ張り出し,図のような構成にしてみました.半分趣味ですね.

要するに,持ち運びはSurface Go2のみにして,メインPCは自宅やオフィスに置きっぱなしにする,という作戦です.

Surface Go2のみストレージが128GBで,メイン&サブPCは1TBのSSDを備えています.

Surface Go2は当然として,メインPCもファイルオンデマンドを活用して,アプリの容量を確保します.

また,NASのクラウド同期機能を使い,データの取捨選択と保存を行います.NASはRAID1で4TBあるので,終了プロジェクトのデータなどはOneDriveと同期しないフォルダへ移行して,OneDriveの容量を節約します.

一方,サブPCはOS機能以外のアプリは全て削除してできるだけ容量を空け,ファイルオンデマンドをOFFにして実体ファイルを格納します.これに定期的に外付けSSDを接続し,内容をオフラインでバックアップします.

NASから直接バックアップしないのは,データ転送でネットワークを占有しないためです.


クレジットカードで決済すると,すぐに容量が1029GBに増えます.さっそく400GBほどデータを放り込むのですが・・・当然ながら同期のための通信は一定レベルに制限されるので,すぐに全てのファイルがOneDriveに上がるわけではなく,また他のPC等に同期が行われるわけでもありません.

当方はあらかじめ外付けSSDにデータを全てコピーしておいてから,週末に各PCを立ち上げっぱなしにしてファイルを同期させました.

OneDriveのファイルやフォルダは内部扱いになるので,移動させると元のフォルダからは消えます.ちょっとドキッとしますよね.

感覚的に,ですが,OneDriveの同期は遅いというか鈍いです.仕事帰りにPCをシャットダウンする・・・のを少し待たないと,肝心のファイルを出先で使えないかもしれません.もしかして,このあたりの制約が最大1TBと小さい容量に留まる原因なのかもしれません.