講演会に参加するため,ミラノに行ってきました.
パドヴァから直通特急で2時間ほどで,北イタリアの大都会,ミラノに着きます.荘厳なミラノ中央駅から出ると,大都市.ヴィチェンツァ・パドヴァ・ベネチアなどと比べると,ミラノは本当に大都市です.高い建物が並び,ちょっと緊張します.
講演会自体は,郊外にあるRHO Fieraというイタリア版ビッグサイトみたいなところで開催されたので,ミラノ市街に出たのはそれほど長時間ではないのですが,車と人の多さにビックリします.
意外だったのは,ミラノにはまだたくさんのトラム(路面電車)が走っていたこと.有名なドゥオーモを中心に,バス・地下鉄と協調しながら郊外へ路線が伸びています.ミラノの公共交通機関は,共通の一日券4.5ユーロで乗り放題になります.トラムの車窓を眺めながら,あちこち移動するのはなかなか楽しい体験です.バスと違って停留所がはっきりしているので,安心して移動できるのが良いですね.
パドヴァやビチェンツァではなかなかお目にかかれない日本人観光客の団体もみかけました.ミラノは大都市なので,スリなどに対して緊張していましたから,日本人観光客がいると少し安心します.実際にはトラブルは何もなかったのですが.
レストランも多種多様に揃っているのですが,やはり物価は高い印象が強いです.ヴィチェンツァからパドヴァに来たときも,少し高いな,と思ったのですが,ミラノはさらに高い.まあ,大都市はどこもそうなのでしょう.
それなりに楽しかったのですが,一つだけ後味の悪い体験がありました.パドヴァに帰る際,ミラノ中央駅で列車の切符を買うときのこと.中央駅東側から駅に入ってすぐのところに,列車の切符「も」売る窓口があったので,そこで切符を頼んだのですが,その窓口は単なる旅行代理店で,手数料を7%(5ユーロ)も取られました.手数料の説明など事前になく,私はFSの窓口だとばかり思っていたので面喰いました.少し進めば自動券売機やFSの窓口もありますので,皆様は無駄な支出をなさらないよう,ご用心下さい.
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