2018年5月1日火曜日

*ist D から妄想ミラーレスへ

私のデジタル一眼デビューはPENTAXの*ist Dでした.

久しぶりに手にとってみると,意外なほど完成された姿をしているな,と思います.背面の液晶モニタが固定式な上にすごく小さいですが,まだ一眼はフィルムが一般的だった時代ですから,あまり細かいことにはこだわらなかったように思います.「ライブビュー」というものもありませんでしたし.

いま思うとAFが弱かったなあ,ですが,当時はレンズを交換して,露出を変えて,その結果が即確認できる,というのはすごく面白くワクワクしました.PENTAXの交換レンズは比較的安価でしたし.

1999年にNikon D1が登場してコンシューマ向けデジタル一眼の時代が始まり,当時はCANON EOS Kiss Digital,Nikon D100,それにこの*ist Dが手の届くデジタル一眼だったと記憶しています.なぜキヤノンやニコンにしなかったのか,正確には覚えていませんが,*ist DにPENTAXの本気を感じた,ということだったと思います.

PENTAXはK-01でミラーレスに挑戦しましたが,今はありません.AFの不安がなってくれれば,いまあるレンズを再活用したいなあ,と思ったりしますが,どうなんでしょう.どこかSONY EマウントでPENTAXのAFが効くマウントアダプタとか出してくれないでしょうか.


キヤノン・フルサイズミラーレス妄想

キヤノンやニコンはいつ35mmフルフレーム(フルサイズ)ミラーレスを出すか,というのがいつも噂されますよね.当方にとって,キヤノンのはちょっと気になります.大成功してSONYがαシリーズから撤退したらやだなあ,という意味で.

さて,キヤノンがフルサイズ用に新マウントを採用するのか否か問題.妄想が捗りますね.

当方,キヤノンの本命フルサイズミラーレスにEFマウントの採用は無い,と思います.理由は「EFレンズはオールドレンズだから」です.

EFレンズが光学的・物理的な性能に問題を抱えているということでは全くありません.通信プロトコル(暗号化やセキュリティ制御)が古く,互換レンズやマウントアダプタの市場をキヤノンが制御できない,という意味で「オールド」だ,ということです.

キヤノンは他社製品やオールドレンズとの混用に興味がない(排除したい)でしょうから,AF/AE制御通信のセキュリティをガッチリ固めた次の世代に行きたいに違いありません.

物理的にEFマウントのまま通信規格だけ変える,というのは,膨大な顧客を抱えるキヤノンにとってクレームのリスクが高いでしょう.

よって順当に考えれば,EFマウント並みに大口径で,純正マウントアダプタのためにフランジバックがEFより短くEF-Mより長い,新マウントが登場すると思います.

ただ・・・もしかしたらEF-Mマウントを使うかも,と当方思います.

「フルフレーム入らないよ」と言われているのは分かります.しかし,キヤノンはAPS-Cで他社より一回り小さい(縦横が約6%短い)素子を使い続けてます.

マウント(とレンズ)を一新するわけですから,厳密な135サイズ(36mm×24mm,対角線長43.3mm)に拘らなくてもいいでしょう.縦横で3%縮めて34.9mm×23.3mmにすれば,対角線長は42.0mmとなり,EF-Mにも収まるんじゃないでしょうかね.

きっと1年以内には答が見えてくるのでしょう.楽しみですね.

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