2021年8月5日木曜日

LG 32UN880-Bを導入

PC用モニタを買い替えました.LGの32UN880-Bです.

これまで同じLGの27UD88-Wをサンワサプライのモニタアームに取り付けて使ってきたのですが,隅のほうから光が漏れるようになってしまい買い替えました.

モニタアームは継続利用しても良かったのですが,動きがイマイチ渋かったことと,32UN880-B付属のアームスタンドに興味があったので丸ごと変えてしまいました.

32UN880-BはいつものLGクオリティで,4Kのディスプレイパネルには何の不満もありません.LG Japan銘ですがMade in Chinaです.


このモニタに興味を持つ方は,おそらくアームスタンドに興味があるのだと思います.

そのエルゴなスタンド,期待に違わずとても使いやすいです.8.8kgあるモニタ本体を支えるためにかなりゴツイ作りですが,フットプリント自体は大きくありません.グロメット式の取り付けにも対応していて,値段だけのことはあるな,と思います.

このアームスタンドの白眉は,水平回転・垂直移動・水平面内のアーム移動,が分離されていることです.動かしやすいだけでなくて,充分な稼働範囲を確保しながらアームが圧倒的に短いのです.

普通のシリアルリンク型?モニタアームですと,アームの「ひじ」が突き出すような姿勢になってしまうことがありますが,このアームスタンドではその飛び出し量が最小限です.

一方,円柱状の部分からあまり遠くにモニタを離すことはできません.尤も,大型モニタでそのような姿勢を取らせると,よほど頑丈なアームでないとキータイプの振動で画面が揺れてしまいますから,実用上は問題ないと思います.

さて,このアームでどこまでモニタ位置を下げられるか(表示面と反対側にどれぐらい奥まって設置させされるか)が気になっていたのですが,下の写真が限界でした.

ディスプレイを支えるピボット部分の振り角と支柱の回転角がコレで限界なので,これより下がりません.購入前は,モニタが支柱とぶつかるまで下げられるのかな?と思っていたのですが,そこまでは無理でした.

それでも,シリアルリンク型と比べて「ひじ」を気にせずモニタを動かせますから,壁際に置きたいとか向かい合わせのデスクに設置したいといった用途には最適だと思います.


残念な点があるとすれば,このアームを採用しているモニタが少ないことです.

この31.5インチのほか,34インチウルトラワイドの34WP88C-Bしか採用例がありません.個人的には37.5インチ高解像度ウルトラワイドの38WP85C-Wに採用されていたらソレを買いたいのですが,普通のスタンドだけですね.

また,より小さいサイズのモニタにも設定がないので,重量バランスがシビアなんでしょうか.

類似の構造で24~27インチのモニタが登場するか,モニタアームだけ(DELLみたいに)売ってくれるといいのにな,と思っています.

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