Surface Pro 8 LTE は体感的に非常にバッテリー消費が早いです.
Go 2 LTEも早いと感じていたので,Surface LTEモデルに共通する傾向なのかもしれません.
オフィシャルサイトを見れば,「通常のデバイス使用」でSurface Pro 8 の非LTEモデル(evoモデル)は最長16時間,LTEモデル(非evo)は最長14時間などとバッテリ駆動時間が書いてありますが,当然ながら一般ユーザーが普通に使っているとこんなに持ちません.
半分持たせるだけでも相当なバッテリ節約設定をしないと難しいな,と感じています.
在宅勤務の際,家族が出かけているとダイニングに持ち出して作業するのですが,ウチのSurface Pro 8 LTEは30分あたり12%ぐらいバッテリが減ります.
LTEはアクティブだが自宅WiFi(光回線)に接続し,WordとExcelおよびChrome(メール読み)で仕事をしておりますと,2h+15mで50%になってました.
ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzであることは確認しています.
これでは,午前中で安心して作業できる時間が終わってしまいます.「午前中マシン」ですね.
困ったことに,充電にも高出力(あるいは専用の?)充電器を要求するんですよ.付属充電器は65Wなんで,他社製の45Wや60W USB-PD充電器を接続すると「低速」って言われちゃう.
Dell XPS 13 (9310)もバッテリ持ちは自慢できるレベルじゃなかったけど,45W充電器で十分イケました.
タッチパネルに高解像度ディスプレイで消費電力が大きいのはわかるけど,もう少し公称との差を減らしてほしいです.
設定できる電源プロファイルは?
ところで,Webを検索すると,Windows11で選べる電力設定は
- 最適なパフォーマンス(電力消費大)
- バランス(中)
- トップクラスの電力効率(小)
- おすすめ
- 高パフォーマンス
- 最適なパフォーマンス
確かにディスプレイを消すまでの時間は長めに設定していますけど,省電力っぽい設定は出てきません.
「おすすめ」がそうなのかもしれませんが,R23ベンチマークで衝撃の3150ptsをたたき出しているので,さすがにちょっと・・・
Microsoft純正品のわりに,設定が分かりにくいのは何とかしてほしいです.
Evoじゃない原因なのか?
オフィシャルサイトを見てスペック(技術仕様)を比べても,カタログを眺めても,非LTEモデルとLTEモデルの差異は(i) LTEモデムの有無,(ii) バッテリ持続時間の差異,しかありません.
具体的にどのEvo条件に抵触しているのか?と本家Intelのサイトに行くと,非常にわかりにくく読みにくい説明があります(しかも個別条件で異なりますみたいな言い逃ればかり).
正直,Evo戦略は失敗だろ・・・と思いますが,頑張って読んでみますと,バッテリ駆動時間自体は「カタログスペック」と比べてそんなに長い時間が求められているわけではありません.
2.8Kディスプレイで7.5時間なので,Surface Pro 8 非LTEモデルならカタログスペックの半分でクリアになります.
もしかして,Intel基準ではではMS基準の半分しかバッテリが持たない,ということなんでしょうかね.そうだとすると,LTEモデルはぎりぎりアウトです.
もう1つ気になるのは,30分充電で4時間バッテリが持つ(FHDの場合),という基準.
LTEモデルはこれがダメとか・・・しかし2.8Kなら緩和されそうな気もしますが,それでもダメなのか.
メーカーが公開していない以上なにも分かりませんが,微妙なところでセーフとアウトが分かれているのでしょうか.
どなたかEvoモデルのSurface Pro 8をお持ちの方,バッテリの持ちを教えて下さい・・・
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