2017年10月22日日曜日

縦グリ付きα7IIとカメラバッグ

ピークデザインのエブリデイバックパック,20L版を買いました.

バンクーバーへ行った際「便利ズーム持っていけばよかったかも」と感じて以来,海外出張の友にできるようなバッグを探しました.

エコノミークラスに収まることの多い当方,足元(前席の下)に滑り込ませることができるサイズで,カメラ以外のちょっとした物も便利に収納できるような,そういうバッグが望ましい.できればスーツにもギリギリセーフぐらいのデザインで,と思っていろいろ探したところ,このPeak Design Everyday Backpackになりました.

このバックパック,サイズは20Lと30L,色がチャコール(濃いグレー),アッシュ(明るいグレー),ヘリテージタンと3色あります.扱いやすさを考えて,サイズは20Lにしました.カラーはアッシュが魅力的に思えたのですが,スーツ姿でギリギリ許されるとすればチャコールだろうな,ということでこちらにしました.


既に多くのレビューが上がっているとおり,オリガミ的に変形できる仕切りを使って立体的な収納が可能なのが,このバックパックの特長です.少し堅めの素材で出来ていて,両サイドが大きく開き,下方に収納したものも楽に取り出せます.

当方最大の組み合わせ,縦位置グリップ付きα7IIにSEL24240を装着した状態でも,余裕で片サイドに収まります.仕切りを立てれば,反対側は別の物を入れられます.

さらに表面に他の物を留められるストラップなどが付いています.購入時はサイドポケットに入っていましたが,当方は日常的にはこれらを使うことはなさそうなので,昔ANAでもらったコンパクトなポーチに入れて,バックパックの一番下に敷いています.

このポーチには,後述する弱点を補うため,薄手のエコバックも畳んで入れています.


このバックパック,すっきりとしたデザインと隅々まで行き届いたデザインが魅力なわけですが,ビジネスバッグの価格帯に近いお値段になります.当方,普段はパスファインダーの3ウェイバッグ,PF6810を使っていまして,価格も大きさも似ているかな,と思います.

エブリディバックパックのほうが縦長で,狭いところへの収まりが良く,また背負ったときの印象は,さすがに3ウェイバックより良好です.

ただし,エブリディバックパック最大の弱点は,書類や書籍など薄くて底面積のある物の収容でしょう.もちろん,それを主眼に開発された訳では無いので当然なのですが,背面のノートPC入れはノートPCでほぼ一杯になってしまいます.

例えば,1泊の出張で替えのワイシャツを入れていく,といった使い方をしようとすると,仕切りをほとんど外すことになります.サイドアクセス可能なバックパックと割り切れば,そのような使い方も可能ですが,単なるバックパックとしてはかなり高価なので,少し悩ましいところです.

やはり,スーツやメインの荷物はスーツケースに入れ,預け入れできないカメラを忍ばせて出かけるようなシーンに向いているのかもしれません.

カメラバッグとして優れていることに変わりはないし,もう買っちゃったので,考えながらいろいろなシーンに使ってみようと思っています.

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