2017年10月14日土曜日

ニコンの35mmで京都

α7IIにニコンSの35mm, W-NIKKOR C 1:2.5 f=3.5cmをつけて京都に持っていきました.

このレンズは60年以上前のものですが,開放F値は2.5とまずまずの明るさがあります.例によって「35mm本来の画角」を使ってみたくて,出張の合間,夕方にカメラを持ってウロウロしました.

開放F値では少し軟調な印象なので,ちょっと絞ってF=2.8にセットし,ISO感度~800にした上でシャッター速度で露出を決めました.

曇天の上に夕方~夜だったのですが,金属のフードを付けて行きました.このフード付きの姿が当方のお気に入りだ,というのが大きいのですが,もう1つ,このレンズの絞り操作も理由です.一見すると絞り環がないこのレンズ,フィルター取り付け部を回転させてF値を変えます.そのままでは非常に回しにくいので,フードを捻じ込んで絞り環代わりに使っています.

α6000で使ったときはシャープな印象が強かったのですが,35mmフルサイズでの絞り開放付近ですと周辺は結構甘いようですね.当方のピント合わせが良く無いのかもしれませんが.

レンジファインダー用レンズらしく,繊細な絞り羽数を持っています.逆光には強い印象があります.

街中で写真を撮っていると「自動で焦点合わせしてくれないかな」と思うことがないわけではありません.SEL35F28Zは84,000円か・・・ゴクリ.


最近の京都は古い建物を改修したオシャレなお店が増えていますね.なんだか外国の観光地みたい.街ゆく人々も外国からの来訪者が多数.その分,カメラを手に持ってウロウロしていても違和感がないのはいいですね.

京都の夜は,東京より暗いように思います.そこに趣があるのかも.狭い路地に車が突っ込んでくるのはちょっと怖いですけど.

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