インクを貰ったらペンが生えてきた・・・
先日頂戴したエーデルシュタインのタンザナイト,喜び勇んで入れております.このインク,フローが良いというか緩いので,当方の鉄ペン軍団でもたっぷり出て良いのですが,その分結構な勢いで減ります.
容量の小さいCON-40を使っていると,インクが充分に残っているか心配になります.
パイロットの鉄ペン,特にコクーンの書き味は当方とても気に入っているのですが,胴軸を外さないと中身を確認できません.国産万年筆って,インク窓を備えた製品があんまりないですよね・・・
そんなわけで,半透明ボディでインクタンク大きめのパイロット・カスタムヘリテイジ92を購入しました.太字(Bニブ)の透明オレンジに続いて2本目です.
今回も主力ペンとして中字(Mニブ)を選びました.当方の常用ペンはみな中字なのですが,細いカヴァリエはやっぱりペン先が硬いです.
カスタムヘリテイジ92の書き味はコクーンと似ていますが,そこは金ペン,ニブが柔軟にしなる印象があります.なんというか,コクーンはニブ全体が力を受け止めている感じなのですが,コレはもう少し各部が独立した動きをしているような,そんな柔らかさがあります.
中細字(FM)も選べるのですが,くっきり太い字で書きたいのでMで良かったと思っています.
カスタムヘリテイジ92はノンカラー(透明)が人気のようなのですが,インナーキャップや尾栓が透明グレーで,正直なところ透明感が弱めです.そんなわけで透明ブラックを選びました.派手さは皆無なので,会議に持っていくのも安心です.
目立たないものの,尾栓の色は本体の透明ブラックとは違います.ペリカンの透明軸モデルは尾栓まで同じ色なので,やっぱりキレイ.値段が違うとはいえ,パイロットももう少しこだわって欲しいところです.
肝心のインク残量については・・・エーデルシュタインのタンザナイトを入れた限りにおいては,あんまりよく分かりません.透明度の問題というより,タンク内壁に付着している分と液体の部分がうまく見分けられないというか・・・かなり減ってくれば分かるはず,と思っています.