2018年10月13日土曜日

α6000とSEL24105G

せっかく買ったSEL24105Gなので,α6000にも付けてみました.これが案外いい具合です.

大きさに関するアンバランスは予想していましたが,SEL24105Gの短さが効いているのか,意外と悪くありません.明確にレンズ側へ重心が寄っているので,左手で捧げ持つようにしてカメラ側を振るような気持ちで持てば,さほど違和感がありません.SEL24240もほぼ同じはずなんですが,SEL24105Gとの組み合わせのほうがしっくりきます.120gの差が効いてるんでしょうか.

さっそく曇天の調布飛行場に持ち出してみました.

調布飛行場は小さいのですが,被写体となる飛行機も小さいので,105mm(FF換算150mm強)はちょっとキツいですね,当然ですが.目の前を横切る飛行機以外は,トリミングというより「切り出し」です.城南島に行った方がよかったな・・・

感覚的な違いでしかありませんが,SEL24240との組み合わせと比べAFがよく働いているように思います.特に,動いている被写体の追従やフォーカスを外してしまった後の復帰でそれを感じます.明るさなのか,技術の進歩なのか,Gレンズゆえなのか,細かいことは分かりませんが,撮影していて快適です.

高額な買い物ゆえのブラセボ効果かもしれませんが・・・「寄れる」ことと合わせて,このレンズはAPS-Cにも価値アリだな,と感じました.


SONY Eマウントは,このAPS-Cと35mmフルフレームの共通性がポイントですよね.価格はともかく,SEL28F20, SEL35F28Z,SEL55F18Z, SEL50M28あたりはコンパクトなので,APS-C機につけても快適に使えます.APS-C機のコンパクトさを失わないように決められたEマウントの技術的限界はありますが,素人ユーザーとしては楽しいマウントです.

業界の雄キヤノンは両者を明確に分ける戦略に出ましたね.キヤノンほどのマーケットシェアがあれば,別個のラインとして展開しても何ら問題ないのかも.キットレンズのみで過ごすユーザーには何の問題もないでしょうけど・・・今日はEOS 7Dの連射能力などを生かしたいなあ,というような行き来ができないのはちょっと残念なんじゃないでしょうか.想像ですけど.

価格帯は全然違いますが,ライカは「ライカ版」生みの親だけあって,そもそもAPS-C用という考え方が無いようですね.ライカのカメラを買えるような方は日系のAPS-Cフルセットを丸ごと買うのも(財力的に)問題ないと思うので,どれほどユーザーのニーズにマッチしているのかは分かりませんが・・・ハイブランドゆえの余裕,でしょうか.

それで,Nikonはどうするんでしょうね・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿