2019年8月31日土曜日

ヨークに行く

ロンドンとエジンバラの中間にあるヨーク(York)へ行きました.

ヨークは古い町で,城壁内の中心部は昔の面影を残していて,見どころが多いです.チョコレート菓子のキットカット発祥の地と言われていて,お菓子屋さんやカフェも数多く軒を並べています.現代的なロンドンより,かなり脳内ヨーロッパ的です.

ヨークといえばヨークミンスター.最近,改修工事がほぼ終わり,高名なステンドグラスを見ることができるようになりました.結構写実的ですよね.入場料がかかります.

ヨークミンスターの前庭は綺麗に芝が張られているのですが,樹の廻りの低い囲いにはなんだかファンキーな彫り物がしてありました.


ヨークの町はこじんまりとしていますが洒落ていて,ウインドウを見ているだけでも楽しめます.買い物の誘惑も多いかも.

なぜかカタカタで「エドウィン」

ビューティーサロンの窓

夏はエビがイケてるのか?

2019年8月28日水曜日

フォース橋に行く

エジンバラ近郊にある巨大な鉄橋,フォース橋.

スコットランドはエジンバラへ旅行に行ったので,カメラを抱えて有名な鉄橋を訪問.湾にかかる巨大な鉄道橋で,これ以前の橋が強風で破損してしまったため,意地になって頑健かつ巨大な橋をかけたそうな.

既に完成から100年以上が経過していますが,迫力ある姿は健在.列車と比べると,その威容が分かります.

当初,橋の北側にある North Queensferry 駅に行き,橋の廻りを散策したり駅で撮り鉄したりしていたのですが,遊覧船乗り場がありません.

ネットを調べなおしてみると,遊覧船は橋の南側から出るとのこと.慌てて電車に乗り,Dalmeny駅で下車します.このあたりは頻繁に(20分に1本ぐらい)普通列車が来るため,さほど苦労なく移動できます.ただ,特定の時間の船を狙っている方は,どうぞお間違いなく.

Dalmeny駅からは獣道のようなところを抜けて海岸へ出ます.ボート乗り場はすぐに分かりますが,周囲にはあまり店などはなく,出航時間までは手持ち無沙汰です.我々もThe Railbridge Bistroというカフェ的なビストロに寄って,橋を眺めながら早めの昼食を取りました.

遊覧船は橋を見るだけでなく,フォース湾の東にあるInchcolm島にも寄ります.上陸コースと遊覧のみのコースがあるのですが,大半の乗客は上陸コースを選んでいました.教会(の廃墟?)と海鳥の繁殖地があるような小さな島ですが,イギリス人の心に響くものがあるのでしょう.上陸コースは3時間かかる(次の便の船で帰る)とのことなので,せっかちな日本人は90分で戻ってくる遊覧コースを選びました.

好天に恵まれ,眺めを満喫したのですが,海風が強く当たると寒く,直射日光にさらされると暑い,という少々過酷な環境です.乗船される方は,サングラス・帽子・風よけの上着をお忘れなく.

2019年8月27日火曜日

ミリタリータトゥーを見に行く

夏の家族旅行は,思い切ってイギリスに行きました.

スコットランド・エジンバラの夏祭りシーズンとちょうど合致したので,ミリタリータトゥーという軍楽隊ショーを見に行きました.

正確にはRoyal Edinburgh Military Tattooというそうです.タトゥーというのは入れ墨ではなく帰営のことだそうで,スコットランドを中心に外国からの参加も含めて様々な行進・ダンス・音楽が繰り広げられます.広大とはいえないエジンバラ城の前庭で行われるため,大規模な夏祭りという感じでしょうか.2017年には自衛隊の楽隊も参加したそうです.

開始早々に冷たい雨が降り,多少の雨対策はしていたものの傘をさすことはできませんので,これはガマン.でもショーを演じている方々は全く臆することなくジャンプしたり駆けまわったりして,熱演が続きます.

エジンバラ城の壁面を利用したプロジェクションマッピングが全面的に活用されていて,かなり現代的なショーとなるパートもあります.マイク・スピーカーも使用されます.

それでも,やっぱり,スコットランド・バグパイプ楽隊の行進が一番良かった・・・当然生演奏なので,楽隊がこっちに行進してくると音が大きくなり,離れていくと小さくなるのです.そんな当然のことも,現代ではなかなか体験できないなあ,と思いました.

最後は日本で「蛍の光」として知られるスコットランド民謡を合唱し(意味は違うらしい),花火が上がって閉幕.夜の回なので日付が変わっていましたが,雨も上がってすがすがしい気持ちでホテルに帰りました.


ミリタリータトゥー鑑賞についての備忘録

  • チケット
  • ミリタリータトゥーは国際的に人気がある・・・と聞かされていた当方.チケットの発売は前年の12月に始まっているとのことで,旅行の計画を立てた4月初旬にはチケットを購入・予約しました.

    ただ,その後の様子を見ていると,特に指定の鑑賞席がある場合などを除けば,かなり後になっても購入・入場は可能なようでした.もちろん,旅程が決まっているなら早めの購入に越したことはありません.

    チケット購入時,チケットを郵送してもらうか,現地オフィスでピックアップするかの選択肢があります.時間に余裕があるなら,郵送してもらったほうが手間がかからず良いと思います.夏祭りシーズンのエジンバラ旧市街はすごい人出なので,動き回るのはタイヘンです.

  • 座席
  • 鑑賞位置によって席の値段が違います.

    エジンバラ城に正対する屋根付き席が最も良い,のは当然なのですが,ここは食事つきの高価なチケット購入者の席で,ドレスコードがあります.その下,屋根の届かないところは庶民でも買えるはずですが,結構高価です.

    我が家は正面席の隣,カーブしている部分を購入したのですが,正直イマイチでした.演目の種類にもよるとは思いますが,必ずしも楽隊や演者が正面席の近くまで来るわけでもなく,中途半端な感じでした.

    エジンバラ城へのプロジェクションマッピングが見どころの1つであり,またエジンバラ城に向かって右側から花火が上がること,出演者がエジンバラ城のほうから入場することが多い,といったことを考えると,エジンバラ城に向かって左手の中央部分,13番・14番あたりが良かったかな,と思いました.

  • 入場
  • チケットは購入代表者の写真付きIDと一緒でなければ無効・・・といった物々しい注意書きがありましたが,実態としてはごく普通のチケット確認しかありませんでした.開場前に集まった人数を考えれば,まあそうだよね,というところです.

    当方が鑑賞した土曜日は19:30開始と22:30開始のダブルヘッダーで,入場前には結構並ばされます.ただ,入場が始まれば一気に進みますので,心配は不要です.ただ,直前に行くとショーの開始に間に合わないかもしれません.

  • 鑑賞
  • 入場してしまえば楽しむだけなのですが,雨と寒さには対策が必要です.

    我が家は8月初旬に鑑賞しましたが,さすがスコットランド,夜は寒いです.プラスチックの仮設座席で鑑賞しますので,そのままではお尻がヒエヒエ&痛くなること請け合いです.

    入場ゲート付近で,プラスチック製?の座布団のようなものを1つ1ポンドで貸してくれます.こんなのが有料かよ!と最初思いましたが,あると無いとでは大違い.かなり断熱性が高く,お尻がポカポカします.絶対借りた方がいいです.

    また,突然の雨も頻繁にあります.我が家も天気予報では大丈夫なはずが,しっかり雨が降りました.スキー場で頭からかぶるような,全身を雨から守れる雨ガッパを持っていくことを強くお勧めします(会場でも売っているようですが).カメラをお持ちの方は,防滴対策を忘れずに.

  • 終了後
  • 夜の部の終了後は真夜中ですが,一応バスは動いているようでした.ただ,みんな一斉にゾロゾロ出てきますので,かなり混雑していたようです.旅行者は素直にエジンバラ城から徒歩圏のホテルに宿泊するべきでしょう.一部のパブは夜中でも空いていましたので,温かい食事をとりたい場合も何とかなると思います.

2019年8月26日月曜日

屋内ドアのラッチ交換

子供から「部屋のドアが開かない」との報告.

行ってみると,ドアノブを回してもラッチが動いていません.手荒に扱われ続けて十余年,ラッチが壊れてしまったようです.ペラい屋内ドアといえども,開かないのは結構困ります.

早速ネット検索すると,チューブラッチというものを交換すればいいようです.早速アマゾンで注文.交換作業を行いました.

世の中のラッチはおおよそ標準化されているようなのですが,バックセット(ドア端からドアノブの回転軸までの距離)が合致していないと,うまく元のドアに収まりません.

ネットで調べた手順でドアノブ等を外していけば,交換作業にさほど難しいことはありません.ただ,電気工事のときも感じたのですが,元の組み立てがガサツでがっかりします.木ネジが多く使われているのですが,やっつけな感じが多く,まっすぐ入っているのは稀でした.慎重にドライバを当てないと,ネジ山をナメてしまいます.

ドアノブ外しが終わると,ドア端側でチューブラッチを留めているネジ2本を取れば,簡単に引き抜いて交換できます.チューブラッチ本体の上に,化粧プレートが乗っているということを初めて知りました.

購入したチューブラッチにも何枚か化粧プレートが付いていましたが,ドアの形状にぴったりフィットする元々のものを使いました.

後は逆順に組み立てて完成.ドアノブの反発力が強く感じるのは,新しいからかな?