ゴルフクラブを収納・運搬するキャディバッグ(ゴルフバッグ)を買いました.le coq GOLFのQQBNJJ07というヤツです.
呼びサイズは9インチ,重量は3kg,口枠は6分割です.ポリエステル主体の廉価なモデルではありますが,赤い挿し色の入ったネイビー(NV00)がスポーツ用品としてちょうどいい派手さに思えたので選びました.
ショルダーベルト側を「前側」と呼ぶことにすると,このモデルは後側にはあまり収納がありません.プックリ膨らんだ部分はサイドからアクセスするようになっていて,左右どちらのファスナーからもアクセスできるのですが,あまり使い勝手が良いようには思えません.とりあえず雨具を押し込んであります.その上には横向きにファスナーがあるのですが,小さな袋状になっているだけ.ニワトリ印の裏側がデッドスペースになってしまうのが残念です.
ゴルフバッグを実際に手にした方はご存知だと思いますが,口枠は全てが下まで仕切られているわけではありません.このモデルを含む多くの場合,横向きの桟にはセパレータと呼ばれる仕切り布が下まで付けられていますが,縦の桟はただの棒です.口枠全てがセパレータ付きとなるのは,かなりの高級モデルに限られるようです.
ゴルフクラブやシューズと違って,キャディバッグは好みだけで選べますから,かなり楽しい買い物ですよね.ただ,初心者にとってはどういうモノを選べばいいのか不安でもあります.
キャディバッグにはカート型とスタンド型がありますが,日本の普通のゴルフ場でラウンドする限りカート型が適していると思います.スタンド型は軽快でカッコイイのですが,ゴルフ場でも練習場でもわざわざスタンドを使って立てるシーンは皆無に近いと思います.
特に休日は多数のゴルフバッグが林立する状態ですから,スタンドを出してバッグを置くのは場所塞ぎにしかなりませんし,そういう機会もありません.もちろん,スタンドを畳んだまま使えばいいのですが,スタンドの意味がないですよね・・・それより,安定して垂直に立たないと問題です.
パブリックコースや海外コースなどで担ぎプレイをする予定のある方でなければ,カート型を選ぶのが間違いないと思います.
さて,キャディバッグを買うとき,大きさの目安が「○型」という表示です.これはゴルフクラブを入れる筒状部分の直径をインチ単位で表している,とされていますが,その口枠は多くの場合正円ではありません.Webサイトでは「口枠の長径を表している」などと書かれていますが,そうなんでしょうか?購入したものを実測してみました.
呼びサイズ:9型 | 製品実測 | |
---|---|---|
mm | inch | |
口枠長径 | 235 | 9.25 | 口枠短径 | 200 | 7.87 | 台座直径 | 230 | 9.06 |
このキャディバッグの口枠は縦長です.長径を基準にすると,実測値を見るに9インチと9.5インチの中間,ということになってしまいます.一方,短径(幅)は8インチにも満ちません.このような縦長口枠は一般的だと思いますが,14分割口枠などでは横幅のほうが広いモデルもあるようです.
キャディバッグの構造を考えると,円筒形の芯材が台座に刺さっているはず.それならばと台座の直径を測ってみると,見事に9インチでした.
全てがそうなのかは分かりませんが,カート型キャディバッグは円形の台座を持つものがほとんどですので,実質的にこのサイズが「○型」と書かれている,と理解するのが手っ取り早いように思いました.
なら,9型と9.5型では12mmぐらいしか変わらないのかな・・・とも思うのですが,サイズが大きくなるとポケットの数や膨らみも大きくなる傾向にあるようで,全体的な印象ではより大きくなるようです.「○型」だけでなく幅・奥行・高さをmm表示してほしいところです.
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