Surface Go 2を買うとき,さんざん悩んだんですよ,iPad mini (gen 6)と.PCでないなら,あの軽快さがほしい.
当方愛用のロルバーン・ポケット付きメモのLサイズと似たサイズで,重量もLサイズダイアリーとほぼ同じなのです,gen 6は.
でも,iPadユーザーからの「手書きだと狭すぎるよ」大合唱で止めました.
入力するなら大きめを,見るだけなら小さくてOK,と頭ではわかっているのですが,ちょっと数値的にまとめてみました.
デバイス | 呼びインチ | 紙表示 | 縦横比 |
---|---|---|---|
A4用紙 | 14.3 | 14.3 | √2:1 (1.4:1) |
Boox max lumi | 13.3 | 13.0 | 4:3 (1.3:1) |
iPad pro 12.9in | 12.9 | 12.6 | 4:3 (1.3:1) |
iPad pro 11in | 11.0 | 10.9 | 1.4:1 |
Rollbahn A5 | 10.2 | 10.1 | 1.4:1 |
Surface Go 2 | 10.5 | 10.1 | 3:2 (1.5:1) |
Rollbahn L | 8.5 | 8.32 | 1.5:1 |
iPad mini (gen6) | 8.3 | 7.89 | 1.5:1 |
Google Pixel 4 | 5.7 | 4.23 | 21:10 (2.1:1) |
Rollbahn mini | 4.7 | 4.09 | 1.7:1 |
表はA4サイズ(縦横比√2:1)を基準として,対角線を「呼びインチサイズ」とみて整理したものです.1インチ=25.4mmで換算すると,A4の紙は14.3インチなんですね.
表は上から,右から二番目の「ディスプレイに√2:1の紙を表示した場合の対角線長(インチ)」が大きい順に並んでいます.この値が大きいほど紙のアスペクト比の画像(PDFとか)を大きく表示できる,ということになります.
荒っぽくみると,12インチ級,10インチ級,8インチ級, 4インチ級といったところでしょうか.iPhone Max系やGalaxy noteが6インチ級とすると,おおよそ2インチ刻みですね.
スマホ(Pixel 4)は極端だとしても,呼び径が小さくなるほど縦横比が正方形から遠ざかる(細長くなる)ようですね.
意外だったのは,iPadもモデルによってアスペクト比が異なるということ(ピクセル数から換算).特にiPad mini (gen 6)は細いのですね.
iPad mini (gen 6)はロルバーンノートのLサイズに近い,ということは,入力するなら1サイズ上の10インチ,となりますかね.
読むほうはどうか.ロルバーンLサイズの手書きページをスキャンして読み込むと,Pixel 4でも十分くっきり読めます.表示サイズはロルバーンのミニぐらいなので,紙同士で比べると全然サイズが違うのですけれども,手書きなら密度が低いので余裕です.
読むだけなら,2サイズ下でも大丈夫そうです.
逆に,iPad miniで快適に入力できるのは,ロルバーンノートだとMサイズってことになりますかね.Mサイズを愛用している方ならminiでも大丈夫でしょう,たぶん.