新しいM1プロセッサを搭載したMacBook Pro (2021)が発表されて,界隈がにぎわっていますね.
当方,Macを買うことはなくてもデザイン性や市場の方向性へのインパクトから注目しています.
CPUの進化は当然だと思うのですが,それ以外の点,特に入出力ポートを増やした(復活させた)ことについては不思議に思うとともに心配しています.
Appleはノート型Macの入出力ポートをUSB-C (Thunderbolt)に限定してきました.これはカッコイイだけでなく,市場の進化を促す意味で大変良かった,と当方は思っています.
当方のDell XPS13 (9310)もThunderbolt4が2つとヘッドホンジャックのみですが,特に困ったことはありません.
むしろUSB-C対応機器が増え,USB-PDに対応した充電器やモバイルバッテリが増え,スマホやタブレット,デジカメ等とも共有できるようになって大変便利になったと思っていますし,USB-C対応ディスプレイで電力も映像も外部機器も一括して接続できるようになってとても幸せです.
MacBookも,ポートが増えたからといってUSB-Cの機能を削減するようなことは無いと思うのですが,市場のUSB-C化にブレーキをかけるような気がして心配です.
MagSafeの復活,これが本音かな,と当方思います.
ざっと検索すると,速報系メディアはポート増もMagSafe復活も歓迎する論調のようです.
でも,信号と電力の一体化を目指してきた方向性と矛盾するMagSafe復活は,ちょっと変だと思いますしMacBook Proユーザーが歓迎するのか?と不思議に感じます.
MacBook Pro (2021)はすべからく重く,それはバッテリ容量により正当化されると見られています.
不思議なのは,そうやって長時間バッテリーが持つようにしたのに,Webメディアが「カフェで電源コードをひっかけられても安心」という不思議な理由でMagSafe復活を正当化していることです.
バッテリが長時間持つなら,カフェで充電する必要性自体が減っているはず.
ごく単純に,USB-Cでの充電では間に合わないほど大きいバッテリを積んだので,専用充電系が必要になった,それだけではないかと.
M1はパフォーマンスを上げると急に電力効率が悪化するのかも.
Mac暗黒時代を思い出すと・・・Macがデザインの優先度を下げるとろくなことになりません.
側面が穴だらけのMacBookは美しくない!
コモディティ化にCPU+GPUパワーだけで突進していくのは,PowerMacの挫折を繰り返すことにならないでしょうか.
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