2022年2月25日金曜日

HIRSCHのストラップ付けてみた

SEIKO SBEC009にHIRSCHのストラップを付けてみました.オーストリアの歴史あるブランド・・・だそうです.

不満な点もあるSBEC009ですが,我が物になったのですからストラップを変えて楽しみます.

盤面の色に合わせて,今回はARNEという製品のグレーを選びました.

帆布のようなエンボスが施されていますが,カーフレザーです.

SBEC009にはステンレスの重たい(約100g)ブレスレットが付いていましたが,コイツは15gと軽量です.ヘッドの重さはいかんともしがたいですが,装着物としてはかなり軽くなりました.

この製品,肌に触れる裏面が凹凸のあるゴムになっているんです.

汗かきの自分には合っているかな?装着感はしなやかです.表面素材と色のコンビネーションも楽しめます.

ばね棒はクイックリリースでした.

ただ,サイズ(長さ)はL (80mm+120mm)しか選べませんでした.私がピッタリ装着しようとすると,2番目の小穴でした.剣先側がぐるっと手首を回ります.


ラグ幅とストラップの選択肢

腕時計のストラップ装着部分の幅をラグ幅と言いますよね.普通mm表記だと思います.

このラグ幅が奇数だと,選択肢が非常に限られます.

数もさることながら,選べる製品がかなり偏ります.おそらく金型の要否だと思うのですが,ARNEのように裏面がゴムとなっている製品はほぼ選べません.

ケース径40mm~42mmの腕時計では,デザイン上のバランスからラグ幅21mmって結構あるんですよね.確かにカッコイイのですが,ストラップ遊びはやりにくいです.

SBEC009がラグ幅20mmなのは,長所に数えていいかな.

2022年2月19日土曜日

ペダル変えました

Vektronのペダルを変えました.三ヶ島製作所のSYLVAN TOURING NEXT Ezy Superiorです.

Vektronは折りたたむと右ペダルが突出する形になります.なので,当初から取り外し式の三ヶ島「Ezy」ペダルが付いています.

樹脂製で軽いのはイイのですが,取り外しの際には写真に黄色く写っているストッパーをまず外す必要があります.コレが取りにくい!手も汚れます.

ストッパーを外したままだとペダルがすっ飛びますよ,と納車時に注意を受けていたので,正直困っておりました.

で,三ヶ島には「Ezy Superior」というシリーズがあり,コイツはストッパーが不要なのです.代わりに,アダプターをねじる動作が必要ですが,ストッパー外しに比べたらずっとマシ.さっそくサイズが近い上記の製品を選んだのです.

ペダルって想像より高価だな・・・とは思いましたが,ベアリングが良いのか元のペダルと比べて回転がとても滑らか.金属製なので重くはなりましたが,そこはVektron君のアシストで補っていく感じで.

ところで,Vektronの左ペダルは取り外しできないフツーのペダルが付いています.折りたたみに支障は無いのですが,左右でペダルが違うのもアレだし,せっかく高価なペダルを買ったのだから交換しよう・・・と思いますよね.

で,これがどういうわけか固く留まっていて,ペダルと一緒に購入した三ヶ島の簡易レンチでは全く歯が立ちません.まさか,左側も正ネジか?と思ったぐらいです.

体重をかけてウンウンやっているうちに,レンチが若干変形してしまいました.

これでは埒が明かないので,Amazonにてもうちょっと丈夫そうなペダルレンチを購入.届くまでの間に潤滑剤をスプレーしておき,改めてチャレンジして外せました.

ただ,追加購入したレンチは幅が広く,Ezy Superorを取り付ける際はやっぱり三ヶ島のレンチが必要でした.

とりあえず,ペダルが左右揃って良かった.この後,外したペダルから反射板を移しておきました.

2022年2月10日木曜日

ゼンマイ腕時計を買う

リベンジ消費ってやつですかね・・・経済回してるということで.

ゼンマイ腕時計を買いました.日本ブランドSEIKOのSBEC009というヤツです.

セイコーの複雑なラインナップの中,Prospexというスポーツ系シリーズに唐突に加わった,ゼンマイ式クロノグラフです. 左右2眼のサブダイアルがちょっとクラシカルにスポーティ.写真では分かりにくいのですが,グレーの文字盤にアップライトインデックスがキラキラします.

泣き所は重さと厚さ.直径42.5mmはまあいいとして,ダイバーでもないのに15mmは厚すぎる.海外ブランドのライバルは13mmぐらいなので,セイコーの技術力なら薄くできないはずは無いんじゃないかと.

ステンレスなので結構重く,ヘッドだけで100gあります.ここをチタンにすると,グランドセイコー価格になっちゃうのかな.

背面はグラスバックなんですが,中のムーブメントは特段の装飾なし.メタルバックでいいから1mm薄くしてほしかった.

重く大きいから腕にピッタリ巻きたくて,手持ちのシリコンストラップを付けています.ラグ幅20mmは選択肢が多くて幸せなので,もうちょっといいストラップをおごってやりたいところです.


自転車通勤の友として

自転車通勤では毎回時間を測っておりまして,Skagen Falster(初代)のストップウォッチ機能を使っていたのですが,丸4年を迎えて電池の持ちが怪しくなってきました.寒風に吹かれるせいか帰宅時にシャットダウンしていることがあるのです.

そこでクロノグラフ(ストップウォッチ機能)付きの腕時計を探すことにしたのです.これも自転車出費の一環?

プッシャー(ボタン)は硬めの感触ですが,グローブをしていても迷わず押せるので実用的です.

また,計時中も時刻が分かる,というのが地味に便利.Falsterだとストップウォッチ動作中は時刻が表示されないんです.ソフト(アプリ)の問題ですけど.

ただ,右サブダイヤルが秒針,左が30分積算計なので,袖口から経過時間をチラ見しづらいです(右利き・左腕装着).これは逆にしてほしかった.スモセコ見てどうするんだよ,と.

ゼンマイ時計で計時なんて,実際にはしないでしょ?と言われているかのような.そういうことじゃないんだよ・・・


SEIKOの腕時計選び

セイコーのシリーズは分かりにくい.価格も機能もムーブメントも入り乱れている感じ.

そもそもクロノグラフがマイナーなところで,2眼はProspex,3眼はPresageなのか?と思いきや,限定モデルだけどSBEC005は3眼でProspex.一方,現行PresageのクロノグラフはSARK013しか無いみたい.かつてはスプリングドライブのProspex, SBDB017なんてのもあったようで.

またProspexのXマークは正直無いほうがいいんじゃないかと.目に付く割にエレガントじゃないというか.しかもクロノグラフの場合,秒計針は通常直立しているので,カウンターウエイトがXマークと被っちゃう.

価格帯10万円~20万円でクオーツも揃えるProspexに,限定とはいえ突然60万円超のモデルをぶち込んだりするのもどうかと思うし,PresageをPrestige LineとBasic Lineに分けるのもあからさますぎる.

個人的には,Prospexはクオーツというかスマートウォッチ化して,精度・耐久性・実用性を徹底追及するライン(G-Shock的な)にして,ゼンマイスポーツ腕時計はPresageとも違う新しいラインにしたらいいんじゃないかと思います.

セイコーの商売はそれでうまくいっているのだろうか?世界に冠たるマニファクチュールであるSEIKOには,もう少し上手にユーザーの見栄もくすぐってほしいところです.

洋モノブランドに対抗するのはグランドセイコーということなんでしょうけど,スポーツモデルは大型で保守的なモデルばかりなんですよね(価格も)・・・