2022年10月18日火曜日

ライトアップしちゃった

やっぱりガラスに反射して中がよく見えないので・・・えへへ.

今まで光モノとは距離をとり,先日NR200P MAXで組んだPCにも光るパーツは一切使わなかったのですが,ガラスパネルの魅力には抗しがたいものがありますね.

いえ,ピカピカがいいというわけじゃなくて,部屋が明るいとせっかくのガラスパネルが,ね.

そんな出来心で,LEDテープに手を出してしまいました.Amazonにて,ARGB対応の最も安いヤツ,1500円弱でした.

堂々と「フルキット」と書かれたコンパクトなパッケージを開けると,リールに巻かれたヨレヨレが出てきます.

幅10mmほどのフィルム基盤にLEDがポチポチ付いたものに,厚みのある両面テープが張り付けられています.

当方が購入したものは50cmの2本組です.片方は両面テープが比較的きれいに貼られていたのですが,もう1つはかなりテキトウで,フィルム基盤が波打っておりました.

それでもつなげばちゃんと点灯します.デジタル万歳!

マグネットが仕込まれている製品もあるようなのですが,当方が購入したものにはナシ.

1つひとつのLEDの間にはカットラインらしきものが描かれていて,好みの長さに切ってOKです. 当方も切って使ってみました.問題なく光ります.

この製品はARGB(アドレッサブルRGB, 5V)用ですが,そっくりな姿でRGB用(4ピン,12V)もあります.購入の際はご注意下さい.尤も,ROG STRIX Z690-Iは両方に対応していました.

取り付けは両面テープで適当に貼ればいいのですが,問題はどこに貼るか,です.

パーツそのものは光らないので,ライトアップするような形になります.このとき,LEDのツブツブが見えてしまうとちょっと興ざめな気分.

PCはおおよそ斜め前からしか見ません.ので,直接見えない上辺・手前・下辺に「コの字」で貼ることにしました.

50cmの長さで上辺~手前までカバーできるので,両面テープがキレイに貼られていたほうをそれにあてがい,グネグネしていた方は下辺の長さ程度に切って貼りました.

点灯モードは,純正ソフトのarmoury crateでいろいろ変えられます.起動直後はレインボーです.

一通り試して,オレンジでゆっくり明滅させるパターンにしました.なんかこう・・・アメリカの夜の都市みたいなイメージで.

すぐに飽きそうな気もしますけど,お手軽なので,まあいいじゃないかと思います.

(追記)

光るパターンで「ミュージック」があるのですが,Zoomの音声にも応答するので,退屈な会議のときはピカピカやってます.

2022年10月12日水曜日

Cooler Master NR200P MAX でPCを組む(よもやま)

ベンチマーク取ってみた

初めての第12世代Intelマシンなので,Cinebench R23を走らせてみました.

さすがデスクトップ機,すべてデフォルト設定のままでも余裕で20,000ptsを超えてきます.3000pts台だった我がSurface Pro 8 LTEは一体・・・

発熱等については今後チェックしていきたいと思います.CPUやGPUよりSSDが心配です.

外づけアンテナ

ASUSのROG STRIX Z690-I GAMING WIFIは背面にアンテナ端子があり,WiFi用アンテナが添付されています.

Windowsをインストールする際,このアンテナをつながなくても良好にWiFiが使えたので,そのまま使っておりました.

さてネット会議だ,とBluetoothヘッドセットを使おうとすると,ペアリングはできるものの音声が来ません.

バッテリの寿命か?突然の故障か?と思いましたが,ノートPCに接続すると問題なし.

まさか,と思いながらこのWiFi用アンテナをつないでみると・・・バッチリ音声来る!

このアンテナ,案外お役立ち品なのでしょうかね.なお,底面にマグネットが仕込まれているので,ケースの背面にパチッと付けております.

オンボードUSB-Cは?

ROG STRIX Z690-I GAMING WIFIはオンボードでThunderbolt4ポートを2つも持っていて,4Kディスプレイを2機接続可能と書かれていました.

ものは試しと,それまでノートPCを接続していたディスプレイにUSB-Cで接続したのですが・・・何も画面は出ず,マザーボード上の「VGA異常」を示すLEDが点灯しました.

GPUカードが刺さっているとダメなのか?と思い,そのままオンボードHDMIで接続すると,今度はちゃんと画面が出ます.デバイスマネージャーにも「基本ディスプレイアダプター」が現れます(GPUからの接続だと出ない).

ならば,USBハブ機能だけでも使えないかな?とGPUからのDisplay PortとオンボードのUSB-Cを同時にディスプレイへつないでみましたが,機能しないようでした.

UEFIの設定ミスやディスプレイとの相性があるのかもしれませんが,基本的にGPUがあるならそれ使えよ,ということなのでしょう.

デスクトップ機への切り替え

コロナ前からずっと,メインPCをノートPCにして,いつも持ち歩いておりました.

オフィスでは,RAZER CORE X Chroma(外付けGPUボックス)を使ったりもしていたのですが,ふと「これってほとんどPCサイズじゃね?」と思ったんです.写真の黒いヤツがそれです.

既製品でもRAZER CORE X Chromaより小さい「ミニPC」はたくさんありますが,中身がノートPC用部品だと置き換えるモチベーションが湧きません.

ここは自分でパーツをセレクトして自作したいな,と趣味を正当化した次第です.

(おわり)

2022年10月11日火曜日

Cooler Master NR200P MAX でPCを組む(組立)

2年ぶり2度目のPC組み.ウキウキで組み立てます.

組立準備

まずはフロント,サイド,トップ,ボトム,PCIスロットパネルを外してしまいます.トップパネルだけプラスチック,他は金属製です.

280mmの簡易水冷システムが組み込み済.140mmファンはなかなかの迫力です.

マザーボード用の電源やケーブル類はある程度タイラップで整理されています.mini-ITXでも迷うことなく組み立てられます.

ここでラジエター用ファンの風向を確認しておきます.よく探すと,フレームの間から矢印が見えます.常識的なラジエター側排気になっていました.

簡易水冷だとマザーボード上の冷却が気になるので,ラジエターはこのまま,底面に吸気でスリムファンを配置します.

電源ユニットのファンも吸気のはずなので,内部は若干正圧になるものと思われます.

また,必要な電源プラグの数を確認し,不要なケーブルは電源ユニットから抜いておきました.電源ユニットのメインスイッチも忘れずにONへ切り替えておきます.

マザーボードの組み込み

マザーボードへのCPU,メモリ,M.2SSD取り付けに困難な点は何もありません.ヒートシンクについている保護ビニールを忘れずに取り外します.

ASUSのROG STRIX Z690-I GAMING WIFIは周辺デバイス用にヒートシンクがそびえ立っているので,CPUはビルに囲まれた広場みたいな感じです.

マザーボードを仮置きしてみると,ラジエターファンとヒートシンクに挟まれた谷間にCPU_FANとAIO_PUMPコネクタがあります.かなり作業しずらいので,これらはマザーボード取り付け前に接続してしまいました.

底面のファンは配線をマザーボード側に出すよう気を付けて取り付けました.付属の分岐ケーブルを使って,PCIeスロット側にあるCHA_FANPに接続します.

Noctuaのファンにはちょっと変わった樹脂製のスナップが付属していますが,NR200は底面にメッシュフィルタが付くので使えません.付属の皿ネジで留めました.

マザーボードの組み込み,水冷ユニットの取り付けでは,フレームの一部も外してしまいました.ネジ止めなので簡単ですが,運用中は緩みがないよう定期的に点検する必要があるかも.

ここまで組んだところで通電テストを行いました.オンボードHDMIでモニタに接続し,電源ボタンを押すと・・・無事にUEFI画面が出て一安心.ファンの風向も確認しておきました.

GPUカードの組み込み

基本機能に問題ないことが確認できたら,GPUカード(グラボ)の組み込みです.

先にライザーケーブルをマザーボードのPCIeスロットに挿し,グラボにはPCIスロットパネルをネジ止めしておいてから,本体へ組み込みました.ネジは緩めにしておきました.

ライザーケーブルは「カード」と呼べそうなほど堅いので,PCIスロットパネル付きグラボをまずライザーケーブルに挿し,その後6か所のネジを順次締めて取り付け完了としました.

その後,ケーブルマネジメント(自称)を施した後,外してあったフレームを戻して完成.

今度はグラボのDisplay Portでモニタを接続し動作を確認した後,Windowsをインストールして完了です.

組んでみて

マザーボードが自由に選べるベアボーンと言っていいくらい,NR200P MAXは組みやすいですね.

筐体がこれぐらいのサイズだと,回したりひっくり返すのも容易で,作業性がとても高いです.

限界の小ささとか究極の性能を目指すのには向いていませんが,仕事に使えるプラモデルといった趣で楽しめました.

(つづく)

2022年10月10日月曜日

Cooler Master NR200P MAX でPCを組む(準備)

久々のデスクトップPCを導入しました.

mini-ITXフォームファクタで,Cooler Masterのケース NR200P MAXを使って自作しました.

仕事用なので光る部品は一切ありませんが,コンパクトなボディにガラスパネルで中身が見える.自己満足感サイコーです.

メーカーブランド機より割高になっちゃうけど・・・

Cooler Master NR200P MAX

コンパクトなデスクトップPCとなると,フォームファクタはmini-ITXで決まりです.

できるだけ確実に,面倒なく組み上げたいな・・・とWebを漁ると,コンパクトな筐体に電源と簡易水冷を組み込み済の製品があるじゃないですか!

NR200P MAXがそれなわけですが,ベースとなっているケース NR200Pというものもあります.ただ,水冷組み込みのために細かいところが変わっているようです.

特に,電源とマザーボードの位置が,天面に来るラジエター&ファンを避けるために下げられていて,それに伴って違いが生じています.

具体的には,GPUカード(グラボ)は必ずライザーケーブルを介した取り付けになり,マザーボードのPCIeスロットへの直接挿入はできません.

CPU取り付け面がマザーボード・ライザーケーブル・グラボに囲まれるような形になるので,マザーボード上のパーツを積極的に冷やしたい方には向かないかもしれません.

パーツ選定

CPUは平凡にi7-12700としました.私には十分かと.

自動的にマザーボードはLGA1700対応品になります.WiFiとBluetoothをオンボードで持つメジャーなメーカーのもの,という基準でASUSのROG STRIX Z690-I GAMING WIFIにしました.

このマザーボードはDDR5メモリが必要なので,KingstonのDDR5-5200 16GB×2を選びました.

ストレージはM.2SSDの1TBにしました.Western DigitalのWD_BLACK SN850です.

せっかくのデスクトップPCですから,GPUカードも積みます.RTX 3060Tiで十分かな,と考え,価格と納期を見ながらMSIのGeForce RTX 3060 Ti VENTUS 2X 8G OCV1 LHRにしました.

さて,NR200P MAXのインストール動画をいろいろ予習すると「ガラスパネルを使うなら底面ファンを付けたほうがいい」という理解に至りました.

ここも安易に有名どころのNoctua NF-A12x15 PWMを2個買いました.値段に驚きましたが・・・静粛性大事!ということで.

なお,NR200P MAXの底面ファンは「薄型」でなくてはいけません.

写真は組み立て後の様子ですが,ライザーケーブルと薄型ファン(15mm)との間隔は10mmあるかないかです.

25mm厚ぐらいの一般的なファンではライザーケーブルと干渉する可能性が高いので要注意です.

最後にWindows11Proリテール版.ダウンロードしてメディア作るの面倒だな・・・と思っていたら,あるんですねUSB版.

(つづく)