2022年10月11日火曜日

Cooler Master NR200P MAX でPCを組む(組立)

2年ぶり2度目のPC組み.ウキウキで組み立てます.

組立準備

まずはフロント,サイド,トップ,ボトム,PCIスロットパネルを外してしまいます.トップパネルだけプラスチック,他は金属製です.

280mmの簡易水冷システムが組み込み済.140mmファンはなかなかの迫力です.

マザーボード用の電源やケーブル類はある程度タイラップで整理されています.mini-ITXでも迷うことなく組み立てられます.

ここでラジエター用ファンの風向を確認しておきます.よく探すと,フレームの間から矢印が見えます.常識的なラジエター側排気になっていました.

簡易水冷だとマザーボード上の冷却が気になるので,ラジエターはこのまま,底面に吸気でスリムファンを配置します.

電源ユニットのファンも吸気のはずなので,内部は若干正圧になるものと思われます.

また,必要な電源プラグの数を確認し,不要なケーブルは電源ユニットから抜いておきました.電源ユニットのメインスイッチも忘れずにONへ切り替えておきます.

マザーボードの組み込み

マザーボードへのCPU,メモリ,M.2SSD取り付けに困難な点は何もありません.ヒートシンクについている保護ビニールを忘れずに取り外します.

ASUSのROG STRIX Z690-I GAMING WIFIは周辺デバイス用にヒートシンクがそびえ立っているので,CPUはビルに囲まれた広場みたいな感じです.

マザーボードを仮置きしてみると,ラジエターファンとヒートシンクに挟まれた谷間にCPU_FANとAIO_PUMPコネクタがあります.かなり作業しずらいので,これらはマザーボード取り付け前に接続してしまいました.

底面のファンは配線をマザーボード側に出すよう気を付けて取り付けました.付属の分岐ケーブルを使って,PCIeスロット側にあるCHA_FANPに接続します.

Noctuaのファンにはちょっと変わった樹脂製のスナップが付属していますが,NR200は底面にメッシュフィルタが付くので使えません.付属の皿ネジで留めました.

マザーボードの組み込み,水冷ユニットの取り付けでは,フレームの一部も外してしまいました.ネジ止めなので簡単ですが,運用中は緩みがないよう定期的に点検する必要があるかも.

ここまで組んだところで通電テストを行いました.オンボードHDMIでモニタに接続し,電源ボタンを押すと・・・無事にUEFI画面が出て一安心.ファンの風向も確認しておきました.

GPUカードの組み込み

基本機能に問題ないことが確認できたら,GPUカード(グラボ)の組み込みです.

先にライザーケーブルをマザーボードのPCIeスロットに挿し,グラボにはPCIスロットパネルをネジ止めしておいてから,本体へ組み込みました.ネジは緩めにしておきました.

ライザーケーブルは「カード」と呼べそうなほど堅いので,PCIスロットパネル付きグラボをまずライザーケーブルに挿し,その後6か所のネジを順次締めて取り付け完了としました.

その後,ケーブルマネジメント(自称)を施した後,外してあったフレームを戻して完成.

今度はグラボのDisplay Portでモニタを接続し動作を確認した後,Windowsをインストールして完了です.

組んでみて

マザーボードが自由に選べるベアボーンと言っていいくらい,NR200P MAXは組みやすいですね.

筐体がこれぐらいのサイズだと,回したりひっくり返すのも容易で,作業性がとても高いです.

限界の小ささとか究極の性能を目指すのには向いていませんが,仕事に使えるプラモデルといった趣で楽しめました.

(つづく)

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