2023年1月16日月曜日

RAZER Huntsman mini:ハイパーシフト機能上書き

デフォルトでfnキー(ハイパーシフト)とのコンビネーションが割り当てられているキーは,Synapseで機能を変更することはできません.

しかし,そういうキーが多いので,希望の機能割り当て実現での障害になっています.当方もカーソルキーの割り当てを1段下げたくて,方法を探しました.

ここで,Synapseの定義ファイルを書き換えてこれを実現する方法をまとめます.

なお,この方法はこちらのwebを参考に当方が情報をまとめたもので,オフィシャルなものではありません.不具合が発生したり,今後対策されてしまう可能性もお含み下さい.

(追記)Microsoft純正のPowerToysというソフトを使うと,こんなことしなくても(ある程度)同様のことができますね.このソフトはPreview(バージョンがまだ1に到達していない)ですが,キーのScancodeに対して任意のKeycodeを割り当てられるKeyboard Managerという機能があります.

たとえばfn+.キーにカーソル右を割り当てたければ,Huntsman miniがfn+.でinsを出力するので,PowerToysでinsにRight(カーソル右)を割り当てれば,同様のことができます.

たぶんバックライト調整など(fn+Gなど)を上書きしたいときは,本ページの方法が必要になるのだと思います.

This page explains how we assing a hypershift function to a key that has a default hypershift function. Please note the procedure is unofficial, no guarantee. Please consider your own risk if you try.


ここではfn+Kキーにカーソル上(Up)を割り当てる操作を例に説明します.

fn+Kキーにはデフォルトでカーソル下(Down)が割り当てられていて,Synapseでは変更できないと言われてしまいます.

そこでプロファイルを一旦エクスポートし,そのファイルを書き換えて再びインポートすることで,割り当てを変更します.

I. 準備

  1. Synapseで新しいプロファイルを作成する.
  2. そのプロファイルをエクスポートする.
  3. エクスポートしたファイルは.synapse3という拡張子だが,これを.zipに書き換える.実はZIPファイルなのです.
  4. ZIPファイルを開きFeaturesフォルダを開く.
  5. 中にUUID名のフォルダがあるので開く.
  6. 5つのUUID名のxmlファイルがあるので,762555eb...というxmlファイルを作業用フォルダにコピーする.

II. 書き換え

  1. 次節の表1から目的とするキーのHID_Idを確認する.Kの場合は14.
  2. 先ほどのxmlファイルをエディタで開く.<Mapping>~</Mapping>に各キーの割り当てが定義されている.<HID_Id>が4から順番に標準状態でのキー設定が書かれていて,一巡すると今度は<IsHyperShift>true</IsHypserShift>が先頭に書かれたハイパーシフトでの定義が書かれている.
  3. ハイパーシフト定義のあるHID_Idが14の項目を探し出す.
  4. 下図青枠のように記載を変更する.具体的には次の3項目を変更する.
    • 先頭に<IsDefault>false</IsDefault>を挿入.
    • <KeyAssignment>~</KeyAssignment>の間を変更する.ここでScancode=72はUp,そのKeycode=38である(表2).
    • </KeyAssignment>の次行に<UIMappingType>Navigation</UIMappingType>を挿入する.
  5. ファイルをセーブし,ZIPファイルの元のフォルダに戻す(上書きする).
  6. ZIPファイルの拡張子を.synapse3に戻す.

III. インポート

  1. (任意)先ほど作ったプロファイルを一旦消去する.※消去しなくても大丈夫だが,どうせ元のプロファイルは使わないので.
  2. Synapseのインポートで先ほど書き換えた.synapse3ファイルを指定し,お目当てのプロファイルをインポートする.
  3. Synaposeの画面上でキーの書き換えがなされていることを確認する.相変わらず「割り当てできません」と言われるが,該当キーはユーザーによる変更がなされているオレンジ色に変わっていて,実際に機能も書き換えられている(はず).
  4. 念のためPCを再起動する.

スキャンコード・キーコード

HID_IdというのがHmmでの物理キーを指定しているような気がしております(教えて偉い人).なぜか4から始まります.

ScancodeってのがキーボードからPCへ伝えられる入力だと思います.KeycodeがそのScancodeに応じて実際に現れる文字コードなんでしょうたぶん.

バックスラッシュ(\)は2つのHID_Idが同じKeycodeを指してますね.逆に,物理的に同じキーのはずのESCと`は別のHID_Idになってます.

HyperShiftのところもおおよそ同じようなScancodeが書いてあるのですが,一部違っています.かといって(デフォルトの場合)そのScancodeが入力されている様子もないのです.デフォルトだとfnキー押下時の動作は別なんでしょうかね.

表1:HID_Idが割り当てられているScancode
HID_IdScancodeKeycodeHID_IdScancodeKeycode
430A3576
548B3687
646C3798
732D38109
818E39110
933F4028Enter
1034G411Esc
1135H4214Backspace
1223I4315Tab
1336J4457space
1437K4512-
1538L4613=
1650M4726[
1749N4827]
1824O4943\
1925P5043\
2016Q5139;
2119R5240'
2231S5341`
2320T5451,
2422U5552.
2547V5653/
2617W5758CapsLock
2745X10086
2821Y10193
2944Z22429LCtrl
302122542LShift
313222656LAlt
324322829LCtrl
335422954RShift
346523056LAlt

表2:HID_Idのない(実体キーのない)Scancode
ScancodeKeyFunctionKeycode
59F1112
60F2113
61F3114
62F4115
63F5116
64F6117
65F7118
66F8119
67F9120
68F10121
69NumLock144
70ScrollLock145
71KP-7Home36
72KP-8Up38
73KP-9PgUp33
75KP-4Left37
76KP-5
77KP-6Right39
79KP-1End35
80KP-2Down40
81KP-3PgDn34
82KP-0Insert45
83KP-.Delete46

2023年1月14日土曜日

Happy Hacking Keyboard から RAZER Huntsman mini へ

キーボードを更新してみました.RAZERのHuntsman miniです.

置き換え前は25年間Happy Hacking Keyboard (HHK)を使っておりまして,メインに2017年モデルのProfessional2 type-s(ホワイト),サブに2005年と2018年のProfessional/2(ブラック)の合計3台という構成でした.これを一気に全て置き換えました.

US配列が選べることも含め,かつてコンパクトなキーボードといえばHHK一択という状況でしたが,近年は60%キーボードと称してUS配列はもちろん,打鍵感を決めるキースイッチもいろいろ選べるようになりました.

HHK Professionalはtype-sと比較するとやや打鍵感が劣ります.type-sに買い替えようかとも思ったのですが,高価なんですよね.

そこで,サイズ感が近くブランドがそれなりに著名なRAZERのキーボード,Huntsman mini(以下Hmm)にしてみたのです.HHK type-s1台分のお金で3台買えます!


打鍵感の違い

Hmmのキースイッチには「紫」光学クリッキー,「赤」光学リニア,「黒」アナログの3種類があります.気分一新でクリッキーなものが欲しかったので,紫をメインに白黒1台ずつ,残りの1台は比較してみようと赤を選びました.

クリッキー

「紫」を打ってみると,ノリの良いクリック音がしますが,クリック感はさほどでもありません.むしろ,クリック感自体はHHK type-sのほうが感じます.また打鍵音ですが,押し込んでクリックしたときよりもキーが戻ってきて上端に当たるときのほうが大きな音が出ているようにも感じます.

なんとなくですが,打鍵音がハッキリすると軽く打てる(力を抜くタイミングが早くなった)ような気がします.高級感は圧倒的にHHK type-sが上だと思いますが,感触はとても気に入りました.

リニア

静音型とされる「赤」を打ってみると,リニアの名の通りほぼクリック感はありません.ただ,しばらく打ってみると,それなりに「紫」と共通する打鍵感に思われてきました.良くチューニングされているという印象です.

それでも,若干押下力が強めの設定となっており,底打ちするような打鍵になりがちではあります.悪くはないけど,クリッキーのほうに魅力を感じます.

なお,HHKは押しはじめにちょっとした力のピークがあり,「赤」よりはクリック感があります.

驚いたことに,静音性能はかなり高く,HHKのProfessional (type-sでないヤツ)よりも静かだと感じました.「紫」でウルサイと苦情を受けた方も「赤」ならまず大丈夫でしょう.


筐体の違い

HHKとHmmを並べてみると,横幅はほぼ同じ.奥行は,ベゼル的な部分がある分HHKのほうが少しだけ大きいです.背側のベゼルが薄いとキーボード全体がかなり小さく見えます.

机に座ってキーボードに正対すると,後ろ側のフチがキーに隠れて見えないので,キーだけが浮いているように見えるのです.

Hmmはキースイッチが露出しているデザインなので,一見HHKよりキートップが低いような印象を受けますが,比べてみるとむしろ高いです.デフォルトのカーソルキーが2段目のJKLと3段目のIを0段目(最下段)にあるfnと同時押しさせるようになっていることを考えると,「手の大きな人種向けだな」という印象を受けます.

手の小さな当方でも通常のキーを打つのに支障はありませんが,fnキーはシフトキーと同列(1段目)に置いてほしかったな.


HHKの思い出

HHKの良さは外形が小さいことだけでなく,ホームポジションからできるだけ手を動かさずに完結させられるよう配慮された点にあります.カーソルキーが変な位置にあるような気がしますが,右手を横にスライドさせるだけなので慣れると違和感ありません.

また,Hmmと比べると,手の小さめな(日本人に適した)キー配置を追求しているようにも感じました.

現在でも機能的に劣ることは何もないと思うのですが,当方が使っているタイプはWindowsキーが無いとか,Windowsでは機能しないキーがあるとか,ちょっと古い印象が否めなくなってきました.

また,キーの押下力はやや重めで,歳をとってくるともう少し軽いのがいいな,とも感じます.いまやキースイッチを選べる時代なので,HHKもバリエーションが欲しいです.

とはいえ,type-sを3台買うとなると10万円を超えちゃうので,そもそも客層が違うのでしょうけれども.


追記

Amazonのレビューに「Fnキーが起動しないと効かないのでBIOSに入れない」といったものがありましたが,当方が試したところオリジナルのFnキーを使ってコンビネーションを押す限りはちゃんとDELも入力できてBIOS (UEFI)に入れました.別のキーボードはなくても大丈夫そうです.

2023年1月10日火曜日

冬の自転車通勤にサイクルオーバーグローブ

冬の自転車通勤通勤のためにMont-bellのサイクルオーバーグローブを購入しました.

これまではウインドストッパーサイクルグローブを使ってきたのですが,やっぱり冬は寒いです.左手の小指が動かなくなるぐらい冷えるので,使い捨てカイロをニギニギしながら走っていましたが,快適とは言えません.

そこで一段防寒性能の高いグローブを探しました.

同じモンベルだとウインドストッパーインシュレーテッドサイクルグローブというのがあって,コレかな・・・と思って手にとると,すぐ隣にサイクルオーバーグローブという重ね付け用のグローブがありました.

どっちがいいのか?と店員さんに尋ねると,少し考えてから「僕ならオーバーグローブにしますね.暑ければ外してインナーグローブだけにできますし」とのお答えだったので,オーバーグローブを購入しました.

このオーバーグローブ,薄手でヘロヘロな感じなので「安いのかな?」と思ったら全く逆.ごついウインドストッパーインシュレーテッドグローブ(7,150円税込)より高価で9,350円(税込)もします.マジか!

ちなみにサイズですが,内部に着けるグローブのサイズを選べばOKとのことでした.つまり,インナーグローブがSサイズならオーバーグローブもSで,とのことです.実際,それでちゃんと装着できています.

内側のグローブは,当初ウインドストッパーサイクルグローブを着けていたのですが,パッド入りだし重ね付けだと感触がよくありません.Amazonを適当に漁って,ミズノのブレスサーモグローブを購入しました.

重ね付けしてみると,決して暖かくはないものの小指がかじかんでどうにも,という状況にはならないので,それなりに効果があるようです.

ただ,操作感はかなり下がります.ブレーキングやギアチェンジは問題ないのですが,ヘルメットひもの着脱が難しい.慣れもあると思うのですが,指先の感覚が効かなくなるのがちょっとツライ.スマホ対応の指先なので,スマホの操作は可能です.

来シーズンはまた別のグローブを探しちゃうかも.

2022年11月20日日曜日

SBEC009を修理に出す

暑い季節が過ぎたので,革ベルトに変えてみました.

ほぼ毎日使っていたゼンマイ時計,SEIKO SBEC009を修理に出しました.

理由は単純で,派手に進んだかと思うと止まってしまったりするようになったためです.

保証期間中なので無償でしたが,2週間ほどお店に預けることになりました.


修理から戻ってきて伝票を見ると,意外なことにトラブルの原因は「帯磁」とありました.

このSBEC009は絶妙にパワーリザーブが持たず,頻繁に手で巻き上げていたので,てっきり歯車のかみ合わせを悪くしてしまったか?と思ったのですがそうではないようです.

しかしながら,当方もさすがにゼンマイ時計を電子機器の上に置いたりはしていないので,正直「ホントかな?」と思わなくもありません.

2020年代に新発売された,十分な大きさと厚みを持ったケースに収納されている時計なのですから,簡単に帯磁してトラブルを起こすのはいかがなものか?と,それなりに高価なこともあって思います.

2022年11月14日月曜日

NASのファンを交換する

NASのケースファンを交換しました.

交換作業についての自己満足記録と,交換時にNASの構造を見て思うところあったので書き残しておきたいと思います.


NASのファンがうるさい!

当方,IO Data社のLAN DISK HDL2-H8というNASをスモールなオフィスに導入しております.

この機種はすでに生産終了品ですが,よく似た姿の製品が現行機種にもあります.

で,うるさいんですよファンの音が.

スマホの音量メーターで測るとさほどではないのですが,筐体にファンの音(風切り音)が共鳴して,コォォォォォ……というノイズを響かせるのです.これがすごく気に障るんです.

これまでの2年強は在宅勤務が多かったので,まあいいか,という感じだったのですが,オフィス滞在時間が戻ってくると耐え難い騒音なんです.

Admin画面から設定を探してもファン制御に関する項目がないので,それならファンを静音モデルに交換してしまえ!というわけです.

ファンのスペック

このNASは背面に排気用ファンが1基だけ設けられています.

プラスチック製のハウジングに収められていて,ネジ1本で交換できます.

ファン自体のサイズは80mm角×25mm厚の一般的なものです.

ちなみに,このハウジング付きファンは補修部品として販売されていたようで(現在は生産終了),交換手順も掲載されています.

元々付いていたファンはADDA社のAD0812XB-A7BGPという12VのPWMファンです.定格4500RPMとのこと.

いくらHDDが冷えても人間が壊れては元も子もないので,いわゆる静音ファンに交換しちゃいます.定番のnoctuaから同じサイズのNF-A8を用意しました.

ちなみに,両者のスペックを比較すると下表のような感じです.noctuaは消費エネルギーやパワーが少ない分,騒音レベルはかなり下がります.

名称定格出力定格回転数羽枚数排気量最大静圧騒音
m^3/hmmAqdB(A)
ADDA AD0812XB-A7BGP4.2W4500RPM7104.48.0547.0
noctua NF-A8 PWM0.96W2200RPM755.52.3717.7

ファンの交換

元のファンはゴム(シリコン?)のペグでケースに留まっているので,慎重に引き抜き,noctuaと交換します.ペグを通しにくかったので,四隅についていた防振パッドは外しました.

サイズが同じなので,当然ながらピッタリ収まります.なお,元のファンが排気方向だったので,同様に取り付けました.

コネクタが標準的なケースファンのものと違うので,noctuaに同梱されていた延長ケーブルを切って元のファンと同じタイプのコネクタをつけました.2.54mmピッチ・プリント基板用コネクタ・XH-4Aというタイプです.

なお,4本のケーブルは(-, +, FG, PWM)ですが,ADDAが(黒, 赤, 白, 青),noctuaが(黒, 黄, 緑, 青)でした.


取り付けてスイッチを入れると,無事にファンは回りました.完全無音ではありませんが,格段に静かです.

なにより耳障りな共鳴音が非常に小さくなったので,かなり満足しています.

起動後しばらくして管理画面からシステム情報を見ると,ファンは1300~1600RPMぐらいで回転しているようでした.まだ定格まで余裕があるようです.


NASのエアフローって・・・

ファン交換にあたってこのNASの設計にかなり疑問を感じたので,書き留めておこうと思います.

ファンをハウジングごと外すと,正面に緑の基盤が立ちはだかります.思わず「えっ」って声が出ました.

この基盤の向こうにHDDが2基並んで入っています.つまり,基盤に開けられた小さな穴から,ファンは必死に空気を吸っていたのです.

ケースを外して真横からみるとこんな感じ.いわゆる「ファン窒息」の状態です.

この基盤は写真の奥側にあるメイン基板から垂直に立ち上がっているので,メイン基板の熱気もかなり苦労してファンのところまでやってくることが想像できます.

さらにケース左右には前方にスリットがあり,主に空気は脇(写真の手前側)の空洞を流れているものと思われます.

素人の目でみて,エアフローがきちんと考えられた製品とはとても思えません.流路無視で設計された筐体のツケを,小型高回転のファンに負わせている,そんなふうに見えます.そりゃ騒音が大きくなるでしょうよ.

「NASのファンがうるさい」という声はネット上で散見されるのですが,質問サイトなどでは「うるさくて当然」「HDDを守ってるんだ」みたいなコメントばかりがついていました.

当方も以前は「そうなのかも」と思っていましたが,今回中身を見てからは「あんまり真剣に冷やさなくてもいいんじゃないの?」と思うようになりました.

少なくともスモールオフィス向け製品で「うるさくてよい」ことなど無いはず.消費エネルギーやファン寿命の観点からも好ましくないでしょう.

これからは「エアフローの設計」をちゃんと考えたと謳う製品の登場を期待したいです.

2022年11月7日月曜日

Austrian Audio Hi-X15を買いました

すんごい久しぶりにヘッドホンを買いました.新興ブランドAustrian Audioの最も低廉なモデル,Hi-X15というヤツです.

Designed and Engineerid in Vienna-Austriaって箱に書いてありますが,もちろんmade in China.

モノトーンが多いアナログ系オーディオ機器にあって,黒・銀・赤の成田エクスプレス的配色がカッコイイ.

音楽鑑賞とオンライン講演等での音声モニターの両睨みで選んでみました.

付属品はとてもアッサリしていて,1.4mのケーブルとキャリングポーチのみ.

ケーブルのヘッドホン側は2.5mmロック付きジャックになっています.

このケーブル長から考えて,ポータブル機器やパソコンへの接続が主眼であると思われます.

外観もカッコイイですが,イヤーパット内側に大きくL・Rって書いてあるのがとってもイイ!うっかりオジサンにもすぐ分かります.バンド長を調整するカチカチ・・・もいい感触です.総じて,モノとしての満足感があります.

イヤーパッドは柔らかくて,耳の周りをピッタリ覆います.気密されてるような気分になりますが,周囲の音はそれなりに聞こえます.音漏れも皆無ではないでしょう.

イヤーパッドの付け心地自体はとても良いのですが,ピッタリ付くので結構汗ばみます.これを付けたまま1日過ごす,といった用途には向いていないかもしれません.

音はどうなの?

まだ使い始めたばかりなのですが,当方がこれまで使ってきた安物ヘッドホンとはいろいろな点で違います.

意外だったのは,低音が結構鳴ってくれること.「プロフェッショナル」とか書いてあると,もっとあっさりした響きかと思ったのですが,単純に楽しいです.

レビュー動画等で「高音の表現に特徴がある」と言われていましたが・・・なんというか,全体的にカキカキしたような響きがあります.

画像処理でいうとエッジ強調フィルタがかかっているような感じでして,音声はとってもクリアに聞こえますし,いろいろな音に注意を向けるとちゃんと聞こえる,という印象です.

その一方で,トランペットが鳴り響いているような状況だと,あと一歩でノイズになっちゃうんじゃないかな・・・という攻め方をしているようにも思います.音量を上げると乱暴な鳴り方になるような気がして,低音量で聞くほうが適しているかも.

尤も,ビットレートが制限されているはずのYouTubeはすごくクリアに聞こえるので,当方の持っている音源が古かったり(1980年代のCDとか)出力側の機材が原因の可能性もあるので,持ち運んでいろんなものに繋いで聞いてみようと思います.

少なくともマイクのモニタ適性はとても高いように感じました.

ちなみに,製品紹介ページの下のほうにあるプロのコメントは上位機種のものなんですね・・・


機種選択

当方はリスニング用のヘッドフォンが欲しいわけですが,密閉型でちょっとイイものになると,どれもこれも「モニター」「スタジオ」「プロフェッショナル」の文字が並んで辟易します.

音楽鑑賞には開放型がよい,と頭で分かっていても,スピーカーで聴けない状況だからヘッドホンを使うわけですよ.だから相対的に音漏れが少ない密閉型に最初から決めていました.

音質については自分の耳に自信が無いので,様々なレビュー動画などを参考にしました.

最終的に家電量販店へ「かぶりに」行って,装着感を確認して決めました.

当方が比較したのは下表の機種たちです.ただ残念なことに,DENONのAH-D1200は実物展示がなく,最終候補にしませんでした.

ブランド機種名価格帯重量インピーダンス
SHURESRH-440A11,000270g40Ω
DENONAH-D120018,000260g24Ω
Austrian AudioHi-X1518,000255g25Ω
SHURESRH-840A21,000365g44Ω
SHURESRH-1540A66,000286g46Ω

購入にあたっては,SHUREのSRH-840AかAustrian Audio Hi-X15のどちらかで迷いました.

音質的にはSRH-840Aが手堅い選択だと思うのですが,Hi-X15と比べると重くて大きいのです.

すぐ隣にはSRH-1540Aがありまして,これが840Aより軽いうえにアルカンターラのイヤーパッドが実に心地いいのです.しかし高い・・・

反対側にはSRH-440Aが置かれていて,840Aと見た目はあまり変わらないうえに軽いのです.

きっと840Aを買っても1540Aの存在が頭から消えないだろうな,それならいっそ440Aでもいいか・・・しかしそこまで悩んでSHUREを買うか?と自問自答.

SHUREのヘッドホンは全体的に大きくて,しかも折りたためない,ということも気になりました(フラット形態にはできる).

Hi-X15は単純な機構ながら結構コンパクトになります.これなら出張に持っていくとか機内に持ち込むといったこともやりやすそう.

インピーダンスの低さからみても,Hi-X15は多用途を考慮していて,SHUREのヘッドホン達は自宅に置いて落ち着いて音楽を聴く,という感じなのでしょう.

ここはちょっと冒険してHi-X15にして,もし満足できないようなら思い切ってSRH-1540Aを買おう,と心に決めてレジに向かいました.

2022年10月18日火曜日

ライトアップしちゃった

やっぱりガラスに反射して中がよく見えないので・・・えへへ.

今まで光モノとは距離をとり,先日NR200P MAXで組んだPCにも光るパーツは一切使わなかったのですが,ガラスパネルの魅力には抗しがたいものがありますね.

いえ,ピカピカがいいというわけじゃなくて,部屋が明るいとせっかくのガラスパネルが,ね.

そんな出来心で,LEDテープに手を出してしまいました.Amazonにて,ARGB対応の最も安いヤツ,1500円弱でした.

堂々と「フルキット」と書かれたコンパクトなパッケージを開けると,リールに巻かれたヨレヨレが出てきます.

幅10mmほどのフィルム基盤にLEDがポチポチ付いたものに,厚みのある両面テープが張り付けられています.

当方が購入したものは50cmの2本組です.片方は両面テープが比較的きれいに貼られていたのですが,もう1つはかなりテキトウで,フィルム基盤が波打っておりました.

それでもつなげばちゃんと点灯します.デジタル万歳!

マグネットが仕込まれている製品もあるようなのですが,当方が購入したものにはナシ.

1つひとつのLEDの間にはカットラインらしきものが描かれていて,好みの長さに切ってOKです. 当方も切って使ってみました.問題なく光ります.

この製品はARGB(アドレッサブルRGB, 5V)用ですが,そっくりな姿でRGB用(4ピン,12V)もあります.購入の際はご注意下さい.尤も,ROG STRIX Z690-Iは両方に対応していました.

取り付けは両面テープで適当に貼ればいいのですが,問題はどこに貼るか,です.

パーツそのものは光らないので,ライトアップするような形になります.このとき,LEDのツブツブが見えてしまうとちょっと興ざめな気分.

PCはおおよそ斜め前からしか見ません.ので,直接見えない上辺・手前・下辺に「コの字」で貼ることにしました.

50cmの長さで上辺~手前までカバーできるので,両面テープがキレイに貼られていたほうをそれにあてがい,グネグネしていた方は下辺の長さ程度に切って貼りました.

点灯モードは,純正ソフトのarmoury crateでいろいろ変えられます.起動直後はレインボーです.

一通り試して,オレンジでゆっくり明滅させるパターンにしました.なんかこう・・・アメリカの夜の都市みたいなイメージで.

すぐに飽きそうな気もしますけど,お手軽なので,まあいいじゃないかと思います.

(追記)

光るパターンで「ミュージック」があるのですが,Zoomの音声にも応答するので,退屈な会議のときはピカピカやってます.