2017年7月8日土曜日

Bluetoothスピーカーを手元スピーカーに

Bluetoothスピーカーとトランスミッターを購入して,テレビの手元スピーカーシステムを組みました.

スピーカーはDENONのenvaya mini,DSB-100というタイプ.ちょっと発売は古いですが,バッテリ内蔵でコンパクト,そして防滴なので,台所や洗面所でも使えます.

トランスミッターはInateck 2-in-1 Bluetooth トランスミッター&レシーバーというもの.こちらは類似の外観・スペックながらいろいろな名称・価格で出ているようですが,日本語マニュアル付属と書かれているものが安心かな,と思って選びました.

Bluetoothスピーカーはそれこそ星の数ほどありますが,テレビの手元スピーカーとして使うにあたって重要なのは遅延時間かと思います.要するに,音響信号をBluetoothで送受信するにあたって,遅延の少ないコーデックに対応したトランスミッター&スピーカーが必要,ということです.

で,そのコーデックというと,aptX LL(Low Latency)ということになります.これに明確な対応を謳ったBluetoothスピーカーは意外と少なく,防滴やデザインなどを考えるとほぼDENONのものしかありませんでした.

トランスミッターの方は想定用途の1つに入っているようで,多くの製品がaptX LLに対応しているようです.その中で当方が選んだ製品はデジタル光入力に対応しているとのことで,なんとなく嬉しい.持ち運ぶ予定は無いので,極端に大きく無ければ良かったのですが,実物はとてもコンパクトです.

どちらも液晶画面等がないモデルなので,ペアリングがうまくいくか心配しましたが,スピーカ起動→トランスミッタ起動→スピーカの「再生・ポーズボタン」3秒長押し,でうまくいきました.一度ペアリングしてしまえば,その後は勝手に繋がってくれます.

テレビの手元スピーカーとしての機能はバッチリで,音量を上げずともクリアに音声を聞くことができます.ただ,aptX LLは遅延防止に重点を置いたコーデックなので,音楽の再生については良く分かりません.

近頃流行りのハイレゾ音源では,aptX系とソニー系のコーデックが争っているらしいですね.ビデオ規格争いのような,ユーザーに不利益をもたらす状況にならないことを祈っています.

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