2018年9月25日火曜日

Perikanのインク

万年筆用のボトルインク,Pelikan 4001 ブルーブラックを買ってみました.

当方,Pilotの鉄ペンを愛用しており,ずっとカートリッジ派だったのですが,以前は一箱12本入りだったカートリッジが5本入りになり,少々割高感というか,ストックの面倒さを感じるようになりました.3本のペンで使っていると,結構すぐなくなるんです.

そこで,ここいらでボトルインクを使ってみることにしました.コンバーターは当然Pilot製を選ぶわけですが,インクはどうしよう?Pilotからは「色彩雫」というシリーズで微妙な色合いのインクが発売されています.当方もミニボトル3本組を買ったことがあります.

でも,今回はペリカンを選びました.その理由は・・・ボトルの物理的な高さにあります.

当方が使っている年代物のデスク,引き出しの高さが低いのです.色彩雫はミニボトルでも引っかかって入りません.ペリカンのボトルはギリギリOKなんです!並べてみると,ほんの数ミリですが.

そんなわけで,Pelikanに切り替えました.Pilot純正インクもカートリッジとボトルで微妙に違う,と噂に聞きますが,鈍い私にとってこのペリカン君は「おおよそ同じ」という印象です.

62.5ml 入りですので,1年以上持つんじゃないかと思います.

2018年9月19日水曜日

SEL24105Gで撮ってみる

高額ムダ使い,SEL24105Gを早速持ち出しました.

結論から言って,やっぱり写真は機材じゃない・・・のですが,F値が変わらない便利さというか安心感は確かにあります.

無いものねだりですが,いざSEL24240と比べると「もう少しズームできれば」と思うのだから勝手なものです.さすがに夕暮れだと1.5段分は有利に思います.

色は比較的あっさり,でしょうか?Lightroomで補正を掛けると濃い口になります.ボケはまずまずではないでしょうか.

大きいレンズではありますが,APS-Cでは(おおよそ)換算35mm-150mmとなるので,α6000にも付けて持ち出してみようと思います.


キヤノンが35mmフルフレームのミラーレス機を出してきましたね.

プロ画質的にSONYはかなり苦しくなりそう・・・ですけど,Eマウントの径が問題になるのはかなりの望遠域なんじゃないでしょうかね.話題とはウラハラに,どれぐらいの方が何十万円もして1kgより重いレンズを買うのかな・・・とは思いますが,スマホとの競争で安全地帯を確保するには仕方ないんでしょう.

それにしても,F値がとても小さいレンズとなると,ピント合わせが難しそう・・・ミラーレス機のAFは更なる進化がありそうですね.

これまでのカメラメーカーは,APS-C機ユーザーでもFF用レンズを買っておこうかな,と思わせてきましたけど,EOS M系にRFレンズ用のアダプタは出るんでしょうかね?寸法的に苦しそうだけど・・・それはすなわちRF→Eマウントのアダプタも難しいってことですかね.

2018年9月15日土曜日

SEL24105G買いました

結局ガマンできず,SEL24105Gを買ってしまいました.

約1年前からSEL24240を旅のお供にしているのですが,肝心の望遠域での性能がちょっと残念なんですよね・・・

たいてい便利なSEL24240とコンパクトなSEL35F28Zの組み合わせで持ち出すのですが,SEL35F28Zが解像度重視のこともあって不満が募ります.

「今日は飛行機撮るぞ!」といったときは良いのですが,旅行でとっさに撮る,といったとき,当方の貧弱な腕前とα7IIのAF能力では,SEL24240が活躍できるだけの十分な撮影条件を満たせないようです.

解像度が全てではないことは承知しているのですが,AFにしろMFにしろミラーレス機は像面の情報が全てなので,ココが弱いと「性能」を感じにくいように思うのです.

そうやって機材のせいにしてはイカン・・・イカンのですが,それが結局物欲に向かってしまうわけです.


散々レビューされているとおり,SEL24240より少し太く,少し短く,100g強軽いのがSEL24105Gです.ただ,隣に並べない限り,印象としてはほとんど同じサイズ&重量感です.太いのが効いているのかも.正直「大きいな」と思います.

フィルター径はφ77mmで,φ72mmのSEL24240より太くなりました.フィルターは共用できないんですね・・・付属のフードも径が違い,互換性はありません.このあたりがSONYらしいところか?


当方にとってはかなりの高額レンズではありますが,単焦点レンズたち(古いの含む)の活躍を奪うほどではない・・・のかな.手持ちレンズの最小F値を表にしてみました.

最小F値の比較
レンズ 24mm 28mm 35mm 50mm 105mm 135mm
SEL24105G 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 -
SEL24240 3.5 4.0 4.0 4.5 6.3 6.3
SuperTakumar28mm - 3.5 - - - -
SEL35F28Z - - 2.8 - - -
SEL50M28 - - - 2.8 - -
NIKKOR-P・C10.5cm - - - - 2.5 -
SuperTakumar135mm - - - - - 3.5

10倍ズームという便利機能を有するSEL24240なのですが,100mmを境に急激に暗くなる印象があります.データを見てみると,ギリギリ100mmがf5.6なのですが,少しでも超えると6.3になります.f4.0とどれぐらい違うのか?と真顔で聞かれるとアレですが,α7IIのAF性能を考えると,少しでも明るい方が有利かな?と思うのですがどうでしょう.

SEL24105Gも,さすがに単焦点レンズと比べれば暗いといえます.でも,自分ひとりのときはレンズ交換作業もMFもやればよいのですが,家族で旅行となるとやはりズーム+AFはありがたいです.これから活躍してくれることを期待しています.

2018年9月12日水曜日

なぜレクサスのエンブレムは「丸にL」なのか

我がゴルフmk7の車検が近づく今日このごろ.振れない袖を嘆きつつクルマの話題.

トヨタ発の高級車ブランド,レクサスのエンブレムは「丸にL」ですよね.これってツマンナイな,と見るたびに思うのです.

欧州高級車のエンブレムって,それ自体に物語性がありますよね.陸海空を制覇するとか,大空に舞うプロペラだとか,歯車だとか.

一方,フルラインメーカーはトヨタにしろVWにしろFORDにしろ,比較的そっけない文字的なエンブレムですよね.

完成車メーカーではないけど,ヤマハの音叉マークは物語性があってカッコイイと思います.全く違う産業から発展してきたこと,楽器をチューニングする緻密さ,エンジンを楽器に見立てる,など,エンブレムを読みとく(妄想する)楽しみに溢れていると思います.

◆◆◆

そんなことを思って,当方が一方的に「高級車」だと思うブランドについて,ブランドの由来とエンブレムのタイプ(文字的か図形的か),形態上の特徴の有無について調べてみました.

表にしてみると,当方の思い込みに反して高級車のエンブレムは案外そっけない物も多いんですね.ただし,文字的なエンブレムの場合は必ず特徴ある形態との組み合わせになっていますね.やっぱり「文字だけじゃ寂しい」ってことなんじゃないでしょうか.なお,アウディのシングルフレームグリルはさほど歴史がありませんが,一大ブームを巻き起こしたので入れました.

ブランド名 由来 エンブレム 形態の特徴
Rolls-Royce 人名 文字的 パルテノン神殿
Bugatti 人名 文字的 馬蹄形グリル
Ferrari 人名 図形的
Lamborghini 人名 図形的
Aston martin 地名+人名 文字的 台形型グリル
Mercedes-Benz 人名 図形的
Porsche 人名 図形的 カエル顔
Landrover 一般語 文字的
BMW 地名 図形的 キドニーグリル
Audi ラテン語 図形的 シングルフレームグリル
Lexus 造語 文字的 スピンドルグリル
Cadillac 人名 図形的
Lincoln 人名 図形的
Jaguar 動植物名 図形的
Alfa-Romeo 地名+人名 図形的 盾型グリル

また,並べてみるとブランド名は人名とか地名とか動植物名とか,実在の名称が使われるのがほとんどですね.

「アウディ」はラテン語だそうですが,こうして並べると造語のレクサスに近い印象を受けます.フルラインブランドと一部のプラットフォームを共有していることや,シングルフレームグリルを与えたことによってキャラが「立った」点など,レクサスと似てますね.マーケティング的には,これが正解ということなんでしょう.

◆◆◆

レクサスという名は,アメリカのマーケティング会社が作ったと聞きます.出自ゆえか,「丸にL」のエンブレムは物語性が皆無です.

それで,形態上の特徴としてスピンドルグリル,なのでしょうけど,公式は「スピンドル」が「糸巻き」(→織機→トヨタ?)であることを否定しているそう.ルーツを断ち切っているようで寂しいです.

日本も長い歴史と独自の文化を持っているのですから,それをエンブレムやデザインに取り入れればいいのに.レクサスのエンブレムが「丸に(カタカナの)レ」だったらよかった・・・かも?

2018年9月7日金曜日

潜水艇に侵入

鳥羽にある「海の博物館」に行ってきました.

市街からはかなり遠いのですが,建築物が美しく,意外なほど充実した展示が楽しめる博物館です.その一角に潜水艇が置いてありました.

説明によると,個人が調査のために作ったそうです.たしかに手作り感ありますね.

上部の穴から中に入ることができます.できるのですが,この穴が小さい!

金属の梯子が付けられているのですが,大人が梯子に足を掛けながら登ろうとすると,背中が引っかかって登れないのです!当方小柄で,特別太ってはいないのですが・・・

なので,艇外に脱出するためには,梯子の上部をつかみ,腕の力だけで体を持ち上げる必要があります.ちょっとだけ覚悟が必要かも.

2018年9月2日日曜日

コードレス掃除機買いました

コードレスのスティック型掃除機を買いました.エレクトロラックスのエルゴラピード・リチウム,スタンダードのZB3311というヤツです.

これまでずっとキャニスター型を使ってきたのですが,現在の掃除機がそろそろ寿命を迎えそうなので,思い切ってコードレスにしてみました.

最初はダイソンを買う気で量販店に行ったのです.が,ダイソン君,我々に向かって勢いよく熱風を吹き付けるんですよね・・・ユーザーの方は気にならないのでしょうか?トリガー型のスイッチは,バッテリー温存には良いと思うのですが,長時間だと指が痛くなりそう.

購入意欲が萎えた我々の前に,エレクトロラックスからの刺客(販売員の方)が登場.メインの掃除機になりますか?という質問に勢いよくYES!バッテリーは十分持つ!心配ならマキタの安いヤツでも買っとけよ!とパワフルな販促トークで我々を翻弄し,気づけば購入となっておりました.

なお,当方は好んでZB3311を買ったのですが,このチタンブルーは「インテリアに合わない」と敬遠される方が多いとか.たしかにこんな深海魚いたかも・・・なので,延長ホースやノズルなどをオマケしてもらいました.

家に帰ってamazonを覗くと,ほぼ同等で数年前のモデルがずっと安価に売ってました・・・まあ,実店舗にいかなければコイツに出会うこともなかったので,やむを得ないところです.


さて,我が家は2階建て3LDKです.畳の部屋が1つある以外は全てフローリングなんですが,バッテリは持つかな?

結論から言えば,標準モード(カタログ記載は45分)でおっかなびっくり掃除してみたところ,十分に持ちました.ただし,この機種はスイッチON時は常にパワフルモードなので,ボタンを押して標準モードに切り替える必要があります.さすがにパワフルモード(カタログ記載は16分)では掃除を終えられないと思います.

ヘッドはよく動くのですが,ヘッド自体の厚みというより,本体の厚みのせいでスキマへの適応性は高くありません.ただし,「コアファイター」が分離できますので,狭いところはコレにブラシを付けて行け,ということなのでしょう.

低重心なので動きは軽いですが,ずっとグリップ部を握るので結構手が疲れます.前進方向に押す際の直進性は高いですが,引くときはそうでもないような.フローリングの板目に合わせて往復させようとすると,少々やりにくい.慣れではんとかなりそうですが.

自立してくれるのはとても良いですね!バッテリがモッタイナイので,椅子などを動かす際はスイッチを切って置いておくわけですが,屈むことなくスイッチオンできる点でキャニスター型より優れていると感じました.

標準モードでも,十分に綺麗になった・・・ような気がします.驚くのは,ダストビンに溜まるホコリの量.ルンバを初めて使ったときの驚きに近いかも.よくゴミが撮れるのは良いのですが,毎回のごみ捨てとフィルタ清掃は欠かせないでしょう.なお,フィルタ部は全て水洗いできますが,生乾きだと異臭の原因になるので天気の良い日にやるように,と件の販促員さんに言われております.

まだ本格的な掃除には数回しか使っていませんが,クルマの掃除などにも活用していきたいと思っています.