2017年9月17日日曜日

飛行機撮るのってむずかしい

飛行機撮影,なめてました.難しいんですね.

このところ自分的に望遠ブームが来ておりまして,しかしながら手許にある最も長い焦点距離はSEL24240の240mm.それならα6000に付けて,360mm相当で使ってみよう!と,深く考えずに出かけました.

訪問場所は調布飛行場.東京都の離島向けに結構な便数のコミューター機が離着陸しています.隣接する公園の丘,適当な木陰に陣取って飛行機を待ちます.

便利ズームたるSEL24240も今日ばかりはテレ端に固定.日差しが強いのでISOは100に.それでも容易にシャッタースピードが1/1000を超えてきます.なお,調布飛行場は昼間しか飛行機が飛びません.

数枚,駐機している小型機などを適当に取りながらボケっとしていると,「飛行機来た!」と子供の声.プロペラ機って案外静かなものですね.

気を取り直して飛行機にレンズを向けるのですが,撮影してファインダー像が一瞬消えると,未熟な私は飛行機を見失ってしまうのです.ターゲットは双発プロペラ機のDo228なんですが,思っていたよりずっと急角度で降りてくるんですね.しかも結構な前傾姿勢.水平の確認もままならず,撮影者があたふたするとAFも迷ってしまい,情けない写真だけが大量生産される結果となりました.

鍛錬あるのみ,ですね・・・

なお,α6000(に限らないのかもしれませんが)はバッファが空になるまでドライブモードを変更できないのですね.離陸する飛行機がゆっくりと誘導路を移動する様は単写モードで撮り,滑走位置に着いたら高速連射モードに切り替えよう・・・としたらできず,焦りました.離着陸シーンを撮ると決めたら,高速連射モードで待っていなくてはダメですね.


いざ着陸せんとするDo228.かなりの機首下げ姿勢で一気に降りてきてびっくり.小さくても飛行機らしい迫力があります.

日差しが強い日で,少し遠い駐機場を撮ると空気の揺らぎがはっきり出ます.解像力も限界に近いかも.この写真のみ等倍切り出しです.

滑走路へ進入するDo228.B777などの大型機と違って,四角い断面をしているんですね.

もう1枚,滑走路への進入.白っぽい機体の背後に白っぽい建物が多くあり,機体を際立たせる構図になかなかなりません.この後,ドライブモードがスムーズに切り替えられず焦りました.

大空に向かって離陸.伊豆諸島まで40分強で着いてしまうそうです.

2017年9月14日木曜日

ニコンの105mmで国分寺~立川

α7IIが来て,改めてオールドレンズを持ち出しております.今回はNikkor-P・C 1:2.5 f=10.5cmを装着して,国分寺~立川をうろうろしてきました.

このレンズはニコンSマウント用のもので,1955年ごろ購入されたものです.105mmという焦点距離ながら最小F値は2.5と大口径なのですが,そのぶん重量があります.

Amedeoのマウントアダプタで取り付けていますが,後のPENTAX super-takumarがM42なのに対し,より古いこちらはバヨネットマウントです.オールドレンズの場合,絞り値を知るにはレンズ指標を見るほかないので,取り付け角が決まっているのはありがたいです.

コンパクトなフードが付属していますが,捻じ込み式ではなく,両サイドのボタンを手で挟むように押すとネジ山部分が縮み,セットして離すとフィルタネジに固定される,という形式でした.

α6000で使っているときは,135mmともども何となく苦手意識がありましたが,α7で使うと中望遠は非常に楽しいです.注目している対象を写し込んで,背景は難なくボケてくれます.やはり,35mmフィルムサイズというのは焦点深度と画角の関係が人間にとって馴染みやすいバランスなのかもしれませんね.


国分寺断崖でチョウを撮りました.とても60年前とは思えない解像度を持っています.さすが日本光学.ただし,レンジファインダー用のレンズですから寄れません.刻まれた指標でも4 feet(1.2m)が最短です.

小さなクモ,等倍で切り出してみました.もう少し寄れれば・・・そういえば,Eマウントに90mmマクロがありますね・・・ゴクリ.

絞りを開放にするとかなりピントはシビアになります.その場合でも,周辺減光は許容範囲内だと思います.

水路に一風変わったししおどしが置かれていました.水車部分は水に濡れてつややかです.

鉄橋に移動.圧縮効果,出てますかね?

線路脇の風力計.妙に動物っぽい感じがします.

2017年9月8日金曜日

135mmって結構望遠なんですね

岳父の遺したsuper-takumar 1:3.5/135を使ってみようと出かけてきました.

135mmというと,おおよそ人物撮影用という感じで語られますが,当方は撮る相手もいないので,カメでも撮るかという気分で六義園に行ってきました.ココは庭園が美しいだけでなく,カメラおじさん&おばさんが多数いるので気兼ねしない,というのもいいですね.

super-takumar 1:3.5/135は細身なので,ほぼ同じ径の捻じ込み式フードを付けるとさらに細長く見えます.ピントリングは重めで,大きく焦点を移動させるのは時間がかかります.

カメラをSモードにして,絞り値を決めてからシャッタースピードで露出を調節するようにしました.手ぶれ補正の効果は大きいようで,135mmレンズながら1/50秒でも支障なく撮れます.曇天でしたのでISO感度は200ないし400にしました.

残念なことに,このレンズを覗くと奥のほうに拭き跡がありました.岳父が分解したのかな?そのせいか,フードを付けていても逆光気味だと画面が白っぽくなってしまいます.かなりLightroomの「かすみ取り」にお世話になりました.

使ってみて,135mmって案外立派な望遠だな,と感じました.当初は距離感がつかめず,後ろに下がってばかりでしたが,絞っても背景が簡単にボケるのは楽しいですね.


船の上の屋根に大きな鳥がいます.もう少し寄りたかったのですが,池があるので何とも.左の石にはカメさんが上がってます.
等倍で切り出すとこんな感じです.

クロアゲハでしょうか.逃げられないうちにと必死にピントリングを回しました.このレンズでは,おおよそこれ以上は寄れないようです.

ボケは見事に六角形ですね.フィルムカメラ世代にはあんまり違和感ないかも.蚊が多くて参りました.

救命用の浮輪がちゃんと用意されてます.4か国語で書かれています.落ちる人,いるのかな.赤い浮輪は緑の中で目立ちます.

2017年9月2日土曜日

岳父のSuper-Takumar 1:1.4/50

東京オリンピックをこのレンズで眺めた方も多いのでしょう.

岳父の形見にいただいたPENTAX Super-Takumar 1:1.4/50. PENTAX SPの標準レンズとしてセット販売されていたのは非常に有名です.

α7IIを購入して,このレンズを「標準画角」で使えるのは嬉しいですね.AFはなくとも,α7IIのピント合わせ支援機能は強力ですし,露出なども(スボラしようと思えば)合わせてくれます.

カチカチと心地よいクリックで回る絞りリング,ネットリと回るピントリング,どちらもAFレンズでは望めない心地よさです.製造から50年以上経過しているレンズですが,撮影の楽しさは衰えていません.高価なSEL50F14Zよりオールドレンズのほうが身近な存在かも・・・

少し画像が歪んだり,絞り開放では周辺が暗くなったりもしますが,しっかりピントの合った中央部はピシっと写るなあ,と感じます.さすがにLightroomにもプロファイルはありませんが,気になる場合は手動で少し修正するとシャッキリします.下のヘタッピな写真のうち,1枚目だけは水辺のラインが曲がって見えたので,少しだけ調整してみました.


さて,Super-Takumar 1:1.4/50といえば,放射性物質を含む,いわゆるアトムレンズの話題も含めて,それだけで趣味の1ジャンルとなっている(?)有名レンズです.

雌山さんの雌山亭銘玉8枚玉タクマーの研究という詳細な解説があります.当方も手許のタクマーがどのタイプに当たるのか調べてみました.

外観を見る限り,当方のタクマーは以下の特徴を備えています.

  • 被写界深度環零指標が「赤菱形」
  • シリアル番号記載は「1:1.4/50」の「後」
  • 前面標記は「新」フォント
  • レンズ群後端がレンズホルダーから「飛び出している」
  • 距離指標がアルミ板に印刷の後に貼付されているようには「見えない」
  • 赤外線指標は「4」より内側(赤菱形寄り)にある
  • 絞り環の「1.4」と「2」および「11」と「16」の間の半段クリックは「省略されている」
  • シリアル番号は7桁,1355244

これらの特徴を上記webページの解説に当てはめますと,当方のタクマーはIV期型A(6群8枚構成の末期の最初)のようです.

2017年8月25日金曜日

アバンギャルドなPrius

レンタカーでプリウス乗りました.ZVW55型ってやつですか,4WDですね.北海道なので.

プリウスは4世代ともレンタカーで乗りました.メディアによると4代目は足がしっかりして走りが良い,ということですが,たまにレンタカーで乗るだけだと良く分かりません.演出の違いもあると思いますが,ゴルフのほうが走ってる感は強いと思います.

4代目のプリウス,どこを見ても不思議なデザインですよね・・・シフトレバー周囲やステアリングに付いている,白い陶器のようなパネルは何なんでしょう.衛生的ってことなんですかね・・・お顔も不思議ですが,リアまわりのボディデザインは私の理解を超えています.これが未来なのでしょうか.

きっと,ハイブリッドカーの真ん中であったプリウスが,様々なハイブリッドカーが登場するなかでアバンギャルド化するしかなかったのでしょうね.メルセデスのCクラスはアバンギャルド顔が標準になった,と同じ,かな.

トランクスペースは広いですよ,80Lと60Lのスーツケースが並んで収まっちゃう.要するにゴルフバッグを横向きに積めるようにってことなんでしょう.法人需要も大きいプリウスのこと,トヨタならではの配慮ですね.好きにはなれませんが,便利ですね.

家族旅行の友として活躍した,地味なガンメタリックのプリウス君.合計916kmを走行し,消費したガソリンは32L.この省燃費性能は素直にすごいですね.無補給で長距離を走れるのは,バカンスの足として助かります.

2017年8月17日木曜日

便利ズーム買いました

高倍率のズームレンズ,SEL24240を買いました.

オールドレンズ母艦を主任務とするα7IIですが,やっぱり家族旅行にも持っていきたい.そうなると,AFが使えて標準域を含むズームレンズが欲しくなった,そういうわけです.

SONYのFEレンズで標準域をカバーするレンズはおおよそ次表のものになります.価格はソニーストアより.GMレンズには手がでませんが・・・

名称焦点距離F値最短撮影距離重量価格
SEL2470Z24-70mm4.00.4m426g126,000
SEL2470GM24-70mm2.80.38m886g278,000
SEL287028-70mm3.5-5.60.35-0.45m295g59,000
SEL2424024-240mm3.5-6.30.5-0.8m780g148,000

で,結局SEL24240を選んだのは,できるだけレンズ交換せずに済ませたいから,というのが一番の理由です.α7IIのレンズを外すと大きなセンサが剥き出しで,屋外でのレンズ交換はちょっと怖いのです.

もちろん,SEL2470ZとSEL70200Gを両方買う,なんていう財力が無いのも理由ですが.

今回のチョイスには関係ありませんが,SEL1635Zは焦点域といいF値(4.0)といい最短撮影距離0.28mといい,非常に魅力的ですね.値段以外は・・・


重いのは承知していましたが,縦位置グリップ付きのα7IIと合わせるとかさばりますね.ズームリングは重めですが,引っかかりもなくスムーズに動きます.ズームすると暗くなるので,オートにしているとISO値がすぐに上昇してしまいます.AFは静かですが,電源を入れたまま持ち運ぶとあちこち合焦してバッテリがどんどん減るようです.

2017年8月10日木曜日

絞り環つきマウントアダプタ

PENTAXのKマウントに対応する,絞り環つきマウントアダプタPDA-SaEを買ってみました.Rayqualというブランドの国産品です.

当方,α6000を買う前はPENTAX野郎だったので,いくつかKマウントレンズがあります.α6000を買ったときにKマウントをEマウントへ変換するアダプタも購入していますが,このときのアダプタはマウント形式とフランジバックを調整するだけのシンプルなものでした.

しかし,当方のPENTAXレンズにはいくつか絞り環が省略されているものが含まれておりました.これらのレンズを先出のマウントアダプタで取り付けると,常に最小絞りになってしまいます.

また,件のアダプタはPENTAX純正のM42アダプタを取り付け,事実上Super Takmar用として使っていたこともあり,絞り環つきマウントアダプタを追加購入することにしたのです.

なお,同様のアダプタには半額以下の外国製製品もありましたが,Amazonのレビューを見るとガタがあるとかグリス漏れがあるといった指摘もあり,国産品を選んでみました.Eマウント側だけキャップが付いてます.


さっそく次のKマウントレンズを持ち出してみました.

  • smc PENTAX FA J 18-35mm F4-5.6 AL
  • smc PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

FA Jというのは,絞り環が省略されているシリーズの意味です.このFA J 18-35mmは当方にとっての初めてのデジタル一眼であった*ist D向けのキットレンズで,10群12枚構成の超広角ズームレンズでありながら非常に軽量(190g)であることが特長です.画質,特に解像力についてはさんざんな言われようのレンズではありますが,35mmフルフレームをカバーできる点は特筆できます.ちなみに,*ist DのイメージセンサはAPS-Cサイズの610万画素でした.

軽いけどフィルタ径はφ67mmと大きめなので,縦位置グリップを付けたα7IIでもそれなりにサマになっている・・・のでは.18mmでF4.0はSEL1635Z(158,000円)と同スペックじゃないですか!一応,18mmの広さは味わえます.隅っこは見ないフリで.

もうひとつの方,DA 35mmマクロはAPS-Cデジタル用に発売されたものです.APS-Cで標準レンズ的に使える焦点距離35mmでマクロ撮影(最短13.9cm)が可能,ということで,当方もK-mにほぼ付けっぱなしにしておりました.フードが内蔵されているのも便利です.このDAシリーズも絞り環は省略されています.α6000用の標準マクロに使えそう.

アダプタと合わせると結構長いですね.開放F=2.8から使えるのはちょっとウレシイですが,色ズレは確実に起こってしまうようです.マクロ撮影では絞り値によってピントが結構移動することに驚きました.


F=22

F=2.8

せっかくマウントが同じなんだから,とα7IIにも装着してみましたが,やはり4隅がケラれます.フードは使えません.ただ,予想よりは影響が小さく,隅をあきらめればイケるかも.敢えて使うのか?と聞かれるとナントモですが.

さらに面白半分にsmc PENTAX-DA 16-45mmF4ED ALをα7IIに付けてみたところ,おおよそ24mm以上は問題ないものの肝心の16mmではのぞき穴から見たような絵になってしまいました.やっぱりSEL1635Z欲しいかも・・・


DA35mmについてしつこく確認

smc PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedについては,PENTAXの35mmフルフレーム機 K-1 登場のタイミングで「絞れば使える」「ケラレが酷くて使えない」と両方の意見があったようなので,自分で確かめてみました.備忘録代わりに.


F=2.8

F=8.0?

ホワイトボードのマグネットを,絞り開放(F2.8)とアダプタで4段絞り(F8.0?)で撮り比べてみました.絞り開放だと,かなりなだらかに広い範囲で減光してます.APS-Cでも周辺減光が分かるレベルかも.絞りこむと明るい範囲が増えますが,隅は暗いですね.


F=2.8

F=8.0?

ホワイトボードにカレンダー(平面の印刷物)を貼りつけて,同様に開放と4段絞りで撮ってみました.単体でみてると「案外こんなもんかな?」と思うのは,当方の目がフシアナなのか,昔の写真を見ているからか・・・使えないことはないけど,トリミング上等でネ,というところでしょうか.

SEL35F28Zは84,000円,SEL28F20は65,000円か・・・ゴクリ・・・