飛行機撮影,なめてました.難しいんですね.
このところ自分的に望遠ブームが来ておりまして,しかしながら手許にある最も長い焦点距離はSEL24240の240mm.それならα6000に付けて,360mm相当で使ってみよう!と,深く考えずに出かけました.
訪問場所は調布飛行場.東京都の離島向けに結構な便数のコミューター機が離着陸しています.隣接する公園の丘,適当な木陰に陣取って飛行機を待ちます.
便利ズームたるSEL24240も今日ばかりはテレ端に固定.日差しが強いのでISOは100に.それでも容易にシャッタースピードが1/1000を超えてきます.なお,調布飛行場は昼間しか飛行機が飛びません.
数枚,駐機している小型機などを適当に取りながらボケっとしていると,「飛行機来た!」と子供の声.プロペラ機って案外静かなものですね.
気を取り直して飛行機にレンズを向けるのですが,撮影してファインダー像が一瞬消えると,未熟な私は飛行機を見失ってしまうのです.ターゲットは双発プロペラ機のDo228なんですが,思っていたよりずっと急角度で降りてくるんですね.しかも結構な前傾姿勢.水平の確認もままならず,撮影者があたふたするとAFも迷ってしまい,情けない写真だけが大量生産される結果となりました.
鍛錬あるのみ,ですね・・・
なお,α6000(に限らないのかもしれませんが)はバッファが空になるまでドライブモードを変更できないのですね.離陸する飛行機がゆっくりと誘導路を移動する様は単写モードで撮り,滑走位置に着いたら高速連射モードに切り替えよう・・・としたらできず,焦りました.離着陸シーンを撮ると決めたら,高速連射モードで待っていなくてはダメですね.
いざ着陸せんとするDo228.かなりの機首下げ姿勢で一気に降りてきてびっくり.小さくても飛行機らしい迫力があります.
日差しが強い日で,少し遠い駐機場を撮ると空気の揺らぎがはっきり出ます.解像力も限界に近いかも.この写真のみ等倍切り出しです.
滑走路へ進入するDo228.B777などの大型機と違って,四角い断面をしているんですね.
もう1枚,滑走路への進入.白っぽい機体の背後に白っぽい建物が多くあり,機体を際立たせる構図になかなかなりません.この後,ドライブモードがスムーズに切り替えられず焦りました.
大空に向かって離陸.伊豆諸島まで40分強で着いてしまうそうです.
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