岳父の遺したsuper-takumar 1:3.5/135を使ってみようと出かけてきました.
135mmというと,おおよそ人物撮影用という感じで語られますが,当方は撮る相手もいないので,カメでも撮るかという気分で六義園に行ってきました.ココは庭園が美しいだけでなく,カメラおじさん&おばさんが多数いるので気兼ねしない,というのもいいですね.
super-takumar 1:3.5/135は細身なので,ほぼ同じ径の捻じ込み式フードを付けるとさらに細長く見えます.ピントリングは重めで,大きく焦点を移動させるのは時間がかかります.
カメラをSモードにして,絞り値を決めてからシャッタースピードで露出を調節するようにしました.手ぶれ補正の効果は大きいようで,135mmレンズながら1/50秒でも支障なく撮れます.曇天でしたのでISO感度は200ないし400にしました.
残念なことに,このレンズを覗くと奥のほうに拭き跡がありました.岳父が分解したのかな?そのせいか,フードを付けていても逆光気味だと画面が白っぽくなってしまいます.かなりLightroomの「かすみ取り」にお世話になりました.
使ってみて,135mmって案外立派な望遠だな,と感じました.当初は距離感がつかめず,後ろに下がってばかりでしたが,絞っても背景が簡単にボケるのは楽しいですね.
船の上の屋根に大きな鳥がいます.もう少し寄りたかったのですが,池があるので何とも.左の石にはカメさんが上がってます.
等倍で切り出すとこんな感じです.
クロアゲハでしょうか.逃げられないうちにと必死にピントリングを回しました.このレンズでは,おおよそこれ以上は寄れないようです.
ボケは見事に六角形ですね.フィルムカメラ世代にはあんまり違和感ないかも.蚊が多くて参りました.
救命用の浮輪がちゃんと用意されてます.4か国語で書かれています.落ちる人,いるのかな.赤い浮輪は緑の中で目立ちます.
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