2021年5月29日土曜日

しかし電球を変更した

AfterBefore

まだ続くLightyears Orient P1の話.電球をE17のHueに変えました.

色調を変えられるPhilips HueはE26口金のものしかないと思っていたのですが,よくみたらE17口金のものも発売されてました.

Orient P1はE26(E27)対応なので,E26のHueがそのまま入るわけですが,こいつは結構長さがあります.電球の先端がOrient P1の下端近くまで来てしまうのです.

しかもE26のタイプは発光部分が平たく広いので,Orient P1の位置を低めにしておかないと直接目に入るのです.

Orient P1の曲線を間近で眺めるのは悪くないのですが,ネットミーティングで顔を出すと下半分だけ明るい状態になってしまいます.もう少し位置を上にしても眩しくないように,電球を小さくしようというわけです.


E26口金にE17の電球を挿すにはアダプタが必要ですが,アマゾン等でたくさんヒットします.細い口金を太くするので,さほど大きさは変わりません.電球の長さはE26のHueが112.7mm,E17だと74.8mm,これに当方が購入したアダプタを取り付けると約92mmでした.

約20mm長さが縮むとともに,直径が62mmから39mmに減り,さらに発光部の形状も半球状になるので,数値以上に奥へ引っ込んだ感じになります.これで5cm程度位置を上げても視界に発光体が入ることは無くなりました.

なお,E26のタイプの800lm (60W相当)からE17の470lm(40W相当)になりましたが,カウンタ上面から65cmぐらいの位置で使う分には全く明るさに不足はありません.


おまけ1

E17のHueはクリプトン球に近いサイズまで小さくなったので,斜め挿し型のダウンライトにもつけてみました.形状としてはキッチリ嵌るのですが,残念ながら点灯せず.

卵型のように緩やかな曲線となっている根元部分が太くて,ネジ込み部にあるガードのような部品にひっかかって,通電するまで入らないようでした.

現在挿しているパナソニックLDA6L-H-E17/BH/Sは根本部分がスリムになっているので入ります.何か制約があるんでしょうかね.

おまけ2

取り外したE26のHueは,ダクトレールアダプタを使って裸電球的に使っています.これで書斎スペースの照明が連動して調色・調光できるようになりましたが,リモコンで直接操作していると明るさを別個に変えることはできません.やはりハブを更新しないといけないか・・・

また,E26のタイプの発光部は見かけによらず光が広く拡散して,天井まで明るくなります.これって,案外落ち着かない・・・やっぱり何らかの灯具にセットしたくなりました.さらに散財が続くのか・・・

2021年5月26日水曜日

Philips Hueを入れてます

Orient P1のソケットはE26(E27)なので,電球の選択肢は豊富です.当方はフィリップスのHue,ホワイトグラデーションを入れています.

書斎スペースの照明を変えるにあたって,色調と明るさを調光できるようにすることが大きな目的だったのです.

最近のHueはブリッジ(アクセスポイントみたいなもの)がなくても,ランプとスマホまたはリモコンスイッチをペアリングすることができます.

当方もDimmerスイッチを購入して,直接ランプを操作してみました.なお,当方宅にあるブリッジは初期型(丸型)なのですが,Dimmerスイッチとは新型(角型)でないと連携できないそうです.

オフィシャルサイトを見ても,明るさ調節以外に何ができるのかよくわからないDimmerスイッチですが(説明書にも明確に書いてない),ランプとの直接ペアリングで色調も変えることができます.

電源ONボタンを押す度に,非常に低い色温度の電球色,ちょっと高めの温球色,昼白色,青白い昼光色,に変わります.もちろんそれぞれの色で明るさ調整ができます.これは便利.

当方,PC作業をするときは明るめの昼白色,それ以外のときは温白色にしています.昼光色はかなり青白く感じるんですが,日中の屋外ってこんな光なんでしょうかね.

仕方がないのかもしれませんが,壁のスイッチで主電源を切ると,再度ONしたときは電球色からのスタートになってしまいます.電源断直前の色調を覚えておいてくれるといいんだけどなぁ.

2021年5月25日火曜日

Orient P1の細かいところ

通販サイトはたくさんヒットするのに,いわゆるレビューのようなものはなかなか見つからないOrient P1.ま,ルイスポールセンのような超有名照明以外,多品種な照明器具にいちいちレビューってないのでしょうけど.

当方が購入した黒色のOrient P1はアルミ製で,とても軽量です.内側は白く塗装されていて,ランプの光が拡散するようになっています.構成自体はとてもシンプルです.

ランプソケットの根本に細いスリットがあり,ここから外にやさしく光が漏れるようデザインされています.上部は木製のパーツとなっていて,銅と黒はローズウッドです.写真では分かりにくいですが,思ったより明るい色でした.

つや消し黒のやわらかな曲面は見ていて飽きないですが,写真に撮るのはとても難しい・・・


おまけ

Orient P1のケーブルは,いわゆる編み込みスリーブというんでしょうか,糸を編んだようなカバーが付いているタイプです.

当方の手許に届いたOrient P1はケーブル長が3mもありました.高天井から吊るしても大丈夫・・・なのでしょうが,我が家では余裕で床に着いてしまいます.

で,ケーブルを切り詰めるわけですが,編み込みスリーブケーブルをそのまま切ると,網目がほどけてしまってチリチリになってしまいます.これでは,コネクタケースの穴に通し難いことこの上ないです.

そこでちょっとした工夫ですが,テープを切断位置に巻いておき,テープごと切ります.するとチリチリがかなり抑えられます.シースを剥いて中のコードを出すときも同様にするとイイ感じです.

ケーブル長に余裕があるので,最初は長めに切断して練習するとなお良いですね.

2021年5月24日月曜日

遠路はるばるOrient P1

Orient P1はそれなりに有名なのか,通販サイトは内外いくつもヒットします.

しかしながら,当方が検索したときは時期が悪かったのか,国内の販売店はみな在庫切れで入荷予定が数か月後になっていました.

せっかちな当方は「即出荷」とあったフィンランドのショップに注文してしまいました.

すぐにショップから追跡番号を知らせるメールが来たのでトラッキングすると,ブツはドイツから発送されていました.ショップの問い合わせ電話番号は確かにフィンランドの国番号だったのですが,実際にはドイツのショップなのかもしれません.また税関申告書によると生産国は中国とのこと.なんだかエラく遠回りをして当方の手許にやってきたのですね.

箱から取り出すと白い包装紙にくるまれていて,まさにキスチョコ!特段のトラブルもなく我が家まで来てくれました.

2021年5月23日日曜日

Orient P1 ペンダントライト

キスチョコのような形をしたペンダントライト,Lightyears/Fritz Hansen Orient P1を書斎スペースに入れました.

デンマークの家具屋さんで見て以来「いいなー」と思っていたのです.P1というのは大きさを表していて,一回り大きいP2, さらに大きいP3もあります.

オリジナルデザインは1963年だそうなのですが,2013年にLightyears社から復刻されました.2015年にFritz Hansenに買収されたようです.

磨かれた銅色がアイコニックなOrientですが,アルミ製で艶消し黒,アルミ地肌の銀色の製品もあります.値段は銅>>銀>黒で,銅は重量も少し重くなります.

コード取り付け部は本体色に合わせた木製で,これまたイイ感じ.なお,銅と黒はローズウッド,銀はオークになります.フローリングやカウンターの色と合わせるんでしょうね.

私も銅のタイプを見て「ステキ!」と思ったのですが,我が家の極小書斎スペースにはちょっと華やかすぎに思えます.すんごく悩みましたが,結局黒を選びました.値段も一番安いですし.

設置する高さは悩ましいところ.コイズミのコード調整器を付けて,高さを変えられるようにしておきました.なお,この調整器はアマゾンで70円でしたが,よく見たら送料が550円かかってました.

2021年5月21日金曜日

テレビドアホン子機の互換性

しつこくテレビドアホンの話.

テレビドアホンは本体だけでは役に立たないわけで,玄関子機や室内子機を一緒に使うことになります.本体には複数の子機を増設できる場合がほとんどなのですが,それら子機の互換性が気になる,という話です.

こういう製品は後方互換性を確保するものかと思っていましたが,最近専用化が進んでいるようで不安です.

アイホン,パナソニックの互換表は一生懸命探すと以下のURLにあります.


アイホンの場合,玄関子機の互換性がほぼ無いのには驚きます.モデルサイクルは比較的長いようなのですが,玄関子機はどの程度市場に出してくれるのでしょうか.

室内子機は,WJ-4WDという機種が比較的多くの親機で共通に使えるようです.登録できる親機が多いと製品供給も期待できそうだな,と思います.ただ,当方が購入候補に挙げたWM-14AはWM-1Wという室内子機型番で,表によるとWJ-4WDとは互換性がありません.

WM-14Aは2017年3月発売と比較的新しいので,今後の室内子機はWM-1Wになるのかな?と思ったのですが,より新しいWP-24Aは再びWJ-4WDに戻っています.最廉価機だけ子機が違うんですね.WJ-4WDを登録可能にしておいてくれればいいのに.


パナの場合,玄関子機はけっこう互換性があります.一方,以前はある程度室内子機の互換性があり,WD612, WD622といった端末はそれなりに多くの親機に対応していますし,逆にSWD303シリーズは結構多くの室内子機に対応しています.

しかし,より新しいSWZ300ほか,現行機はほぼ室内子機が専用化されており,互換性がありません.見た目は全く区別できませんが・・・理由はあるのでしょうが「最新の室内子機を買えば大丈夫」としてほしいのがユーザーの希望だと確信しています.


また,流通の問題なのでしょうが,セット販売品に比べと単品販売品の価格に驚きます.子機が故障したら,互換表を見ながら最廉価のセット品を買うほうが安いようです.

このため,通販サイトでは型番が明記されていなかったり,正規の箱に入っていない「新品」の出品が目につきます.おそらくセット購入して余った部材を売っているのだと思いますが,新品保証などは効かないでしょう.

個人販売よりも住宅建材マーケットのほうが大きいのでしょうが,少々ゆがんだ市場だな,という印象を持たざるを得ないのが残念です.

かつては一般的だった,音声通話のみの子機.パナソニック製なんですが,現在の親機で対応しているものは無いようでした.

2021年5月19日水曜日

テレビドアホン,迷うよね.

テレビドアホンの更新にあたって,機種選定に悩んだので備忘録的にメモしておきます.

カメラ付きインターホン(パナ流ではテレビドアホン)は,パナソニックとアイホンがほぼ独占していて,2社の製品ラインから選ぶことになります.

モニター付きワイヤレス子機(以下「室内子機」)を前提に品定めすると,両社ともおおよそ次のようなグレード構成でした.

  1. 本体モニタ小,玄関子機ノーマルレンズ
  2. 本体モニタ小,玄関子機ワイドレンズ
  3. 本体モニタ中,スマホ対応
  4. 本体モニタ大,全部入り

全体としてアイホンのほうが安いのですが,ちょっとラインナップ更新が遅れているようなイメージもあります.全部入り機も案外手頃な実売価格なのですが,取り付け金具がコンセントボックス3個分と大きく,既存機を外してからの加工が手間そうなので止めました.

アイホンなら,値段の安さを生かして最廉価機であるWM-14A(ROCOポータブル)を選ぶのがよさそうだな,と思いました.

パナは安価な方から200,300,500,700番台となっています.値段はアイホンよりも高い印象です.200と300番台は2020年11月に新機種となっていますね.

200番台は室内子機1台まで,300番台からは急に最大6台になります.割り切った設計でトラブルを避けているのでしょう.

アイホンと比べ価格的メリットが無いので,パナ機を選ぶなら中級機以上でしょう.具体的にはVL-SWD505KFかな.


ではどちらにするか?2021年5月初旬,Amazon価格ではWM-14AとVL-SWD505KFには約2万円の開きがあります.

ここで考えたのが,増設用室内子機の入手性です.室内子機は後から増設できますが,その子機の汎用性が低く専用品を入手しなければなりません.

数年使ってみて「増設しよう!」と思っても,既に対応子機が廃盤になっていたり,著しく入手先が限られて高価だったり,ということが予想されます.現時点でAmazon検索してみても,子機単品は低価格のセット品と変わらないような価格で販売されています.

WM-14AとVL-SWD505KFの差額を考えると,使うかどうかによらずWM-14Aの2台目室内子機を買ってしまう,ということも考えられますが,ワイドカメラ,画面サイズやネット対応などの機能差がありながら価格差を生かせない,という印象もあります.

VL-SWD505KFはWiFi機能を有していて,スマホを室内子機のようにできます.この性能については「おまけ程度」というレビューもあり期待しすぎてはいけませんが,家庭内ネットであれば何とか使えそうだ,というのが当方の印象です.

つまり,VL-SWD505KFを選んでおけば,後から室内子機を増やしたいと思ったとき,(多少のガマンは必要として)スマホで代用できるのでは?と思ったのです.

そんな理由でVL-SWD505KFを選んだ次第です.

2021年5月17日月曜日

テレビドアホンを更新

いわゆるカメラ付きインターホンを買い替えました.パナソニックのVL-SWD505KFというタイプです.

最近はステイホーム&テレワークにより書斎スペースという名の寝室の隅っこに陣取っている時間が長いのです.我が家はキッチンにモニタ付き親機を設置しているので,訪問者が来るとキッチンまで走っていくか,玄関で声を張り上げるという前時代的な対応をすることになります.

以前は,自宅に戻るのは夜で,妻もいるし当方はビングダイニングでウダウダしているだけだったので大きな問題にはならなかったのです.

通販の受取人は大半が当方であることも手伝って,書斎スペースの近くに子機を置きたくなり,本体ごと買い替えました.


新築時に装着されたパナソニックVL-V480(親機)+V560(カメラ玄関子機)のセットは,15年以上全くトラブルなく稼働してくれました.

残念ながら当機にワイヤレス子機は追加できませんし,あっても15年以上前の製品のオプションをいま買うというのは現実的ではありませんので,止むなく買い替えとなりました.

インターフェイスについては,メインの大きなボタンは1つだけというV480はとても優れていたと感じます.


交換取付作業自体は,電気工事士の資格をお持ちの方なら何も迷うところは無いと思います.

付属のカメラ玄関子機V574はメタリックベージュといった色合いで,V560(やV566など)より少し派手です.ただ,我が家の外壁とはマッチしていると思います.

説明書では「露出ケース」と呼ばれるベースプレート的なものは,V560のものをそのまま使いました.本体のフックやネジ穴はそのままぴったり嵌ります.V574付属のほうが新しく薄いのですが,外壁への取り付けが木ネジであったため,そのネジを付け直したくなかったのです.

この製品には,電話機の子機を一回り大きくしたようなワイヤレスモニター子機が付いています.これが目当てだったわけです.レスポンスはちょっと鈍いですが,これを書斎スペースの近くに置けば所期の目的が果たされる,はずです.